こんにちは。
今回はマイクロマーケットについて
ご紹介します。
先日コンビニのセルフレジをご紹介した
ばかりですが小規模商圏では食品自販機
による人員削減が注目されています。
マイクロマーケティングとは従来の
マスマーケティングに代わって
「個の分析」に特化した手法です。
その中でマイクロマーケットとはどんな
ものなのか、コンビニを具体例として
ご紹介していきたいと思います。
マイクロマーケットとは?
マイクロマーケットとは別名
「マイクロ店舗」、「小規模商圏」とも
呼ばれています。
マイクロマーケットとは従来の
マスマーケティングに変わる戦略です。
どうしてマイクロマーケットが
注目されているのかというと、現代は
人口が頭打ちになっている状態で
多種多様な商品やサービスが溢れて
います。
全ての消費者に対して一つの戦略で
挑むと在庫が大量に残り、勝ち残れない
時代になってきました。
消費者一人ひとりの購買活動のデータを
分析し、マーケティングを行うほうが
顧客獲得する上で効果的だと分かって
きたのです。
マイクロマーケットとは、今回ご紹介
するコンビニに関わらず多くの
小売・アパレル等の業界でも注目されて
いてポイントカードやクレジットカード、
電子マネー等の分野でも強く支持されて
います。
消費者の個性に注目することで消費者に
とっても企業にとっても無駄のない
経済活動に繋がると考えられています。
マイクロマーケットにコンビニが参入?
マイクロマーケットとは前項の最初で
マイクロ店舗とも呼ばれていると
ご紹介しました。
コンビニといえば、ある一定の距離間に、
点々と存在するイメージがありますが、
山陰などの場所によっては人が
集まりにくかったり低採算性が目立ち、
出店を躊躇することがあります。
そこで最近注目を浴びているのが
コンビニの食品自販機化
(マイクロマーケット)です。
たとえばファミリーマートは
食品自動販売機を病院、工場、
オフィス等の小規模商圏をターゲットに
配置して、売れやすい商品の分析も
行っています。
食品自販機といえば筆者が入社した
会社の工場や独身寮にもありました。
カップ麺専用、パン専用、お菓子専用の
食品自販機です。
昔は旅館やホテルにも歯ブラシや
カミソリの自販機もありましたね。
今回増えてきている自販機は専門的に
分類されているとは限らず、
一つの自販機の中にパン、おにぎり、
サンドウィッチ、飲料、ストッキング
などが集約されており、まさにコンビニ
の縮小版になっています。
現在さらに品目は多彩で、商品数は
50~60品目あるようです。
消費者側からすると、同時にいくつか
買うこともあるため、そこまで利便性が
高くなったか分かりませんが、
人手要らず省スペース24時間稼働
できるため法人側からすると、とても
低コストで済むことでしょう。
もはや自販機というよりも
大きな冷温庫のような外観です。
今までのように店舗を増やせば認知度や
集客力が上がると考える戦略だと投資を
回収するまでに時間がかかります。
また人口は一定なのに店舗を
密集させるとどこかで不採算な無駄な
店舗が出てきて閉店に追いやられて
しまいます。
先日、イオンなどのスーパーに加えて、
コンビニの無人レジ(セルフレジ)が
ニュースで話題になりました。
また大手コンビニはサークルKと
サンクス等、吸収合併・再編が
よく行われてきたように採算性を
改善するために進化を続けています。
従来のように、街の至る所にコンビニが
あって新しく出店されて、といった
流れは今後減っていくと考えられます。
店舗を出店するよりも擬似店舗として
食品自販機やセルフレジの導入で、
販売活動に人を介さない仕組みに
変わっていくことでしょう。
ビッグデータ活用が流行しているように
個人のニーズをデータ収集することで
比較的効率の高い将来的な戦略に役立つ
と考えられます。
まとめ
いかがでしょうか。
コンビニは日本の技術力の成果を試す
良い実験台になってきているように
思います。
自動化、人工知能などの最先端技術が
身近なコンビニに注がれていくのを
見ると、なんだかわくわくしますね。
SAT