2017年の9月に国連安全保障理事会
が、北朝鮮への制裁を採択した事は
記憶に強く残っている方が
多いのではないだろうか。
あれから追加制裁も行われたが
北朝鮮には効果なしと
噂されているのである。
日本を始め、中国、ロシアなど
内容について調査してみよう。
日本と中国ロシアの北朝鮮に対する制裁内容は?効果なしってホント?
北朝鮮が国連安保理から制裁が
行われている事は
ご存じの方も多いだろう。
だが北朝鮮に対する制裁が効果なしと
言われているのである。
日本や中国、ロシア等、各国の
北朝鮮に対する制裁内容を
調査してみよう。
そもそも、北朝鮮の制裁内容が
効果なしと言われている発端は
どうしてだろうか。
日本の海上自衛隊が北朝鮮船籍の
タンカーが、他国のタンカーと
積荷を移し替えている作業を
確認していたのである。
所謂、密輸の現場を確認していたのだ。
北朝鮮の制裁内容の1つに原油などを
北朝鮮に輸出制限をかける
という項目があるのだ。
例年と比べると約9割減と
言われているのである。
そんな北朝鮮へ対しての厳しい制裁内容
が「効果なし」と言われる原因は
何故だろうか。
実は、中国ロシアが北朝鮮の厳しい
制裁内容をフォローしている
というのだ。
北朝鮮に対するアメリカと日本の
繋がりが深い事はご存じの通りである。
本来であれば、アメリカと日本は
前述した原油に関する制裁内容を
もっと厳しい物にしたかったのだ。
だが、中国とロシアが日本とアメリカの
制裁内容に待ったをかけ、
現状の制裁内容になったのである。
では、なぜ中国とロシアが制裁内容に
絡むと「効果なし」と
言われているのかについて、
次章で調べてみよう。
北朝鮮に効果なしの制裁内容って?
国連安保理の北朝鮮へ対する制裁内容の
中で原油に関する制裁は中国は渋々だが
合意したのは聞き覚えがある方が多いの
ではないだろうか。
大国と言われている中国が
北朝鮮の制裁内容に合意したのになぜ
「効果なし」なのか。
それは、中国が制裁に加わった分、
ロシアが北朝鮮をフォローしているから
である。
更に、今回、日本の海上自衛隊が
確認したタンカー同士の密輸など
制裁内容が正しく行われなければ
まさしく「効果なし」である。
更に、日本政府は密輸を行っていた
タンカー船籍の所有者が香港企業で
ある事を確認していたのである。
では、なぜ、中国、ロシア共に
国際的な立場が悪くなるのにも係わらず
北朝鮮をフォローするのだろうか。
中国、ロシア両国共に、アメリカとの
戦争を考えて北朝鮮をフォローしている
といった意見が多いのである。
世界地図を思い浮かべていただくと
アメリカとロシア、中国は、それなりに
離れている事がわかるだろう。
昔からアメリカとロシアは、あまり仲が
良くないのである。
仮の話になってしまうが、北朝鮮が
なくなりアメリカ軍が北朝鮮の土地を
自由に行き来する事が出来てしまうと
ロシアと対立が起こった時に
簡単にロシアに侵入する事が
出来てしまうのだ。
日本とアメリカは友好国である事は
広く知られている事である。
その為、ロシアは
日本とアメリカの海からの侵入に
気を付けていればいいのだが
北朝鮮側からもとなると
中々、骨が折れるのでは?
と言った見解が多い様だ。
また、中国に対しても同じことが
言えるだろう。
まとめ
国際連合安全保障理事会とは、
世界が平和で安全に過ごせるために
考えられた機関である。
その安保理が出した結論を、自国の為
とはいえ破ってしまうのは
いかがなものだろうか。
見つからなければ、良いではなく、
制裁を行う事になってしまった原因を
一度、考えて頂きたいものである。
HARU
参考サイト
読売新聞
BBCNEWS
産経ニュース、他