正月飾りはいつからいつまで飾るのか?【2017-2018】仏滅や地方によって違いも!?

歳神様を迎える準備の必須アイテム、
正月飾りをいつからいつまで飾るのか、
その予定に頭を痛めている人も多い。

2017年も押し迫った状況の中、2018年の
正月に向けて準備をしている人もいるが
いつまで飾るのかは地域によって違う
事もある。

しかしそれも神事ゆえの取り決め事と
考え、新年を祝う為の手間と考える
必要があるだろう。

また仏滅と重なる日でも気にする事は
無いという話だが、その理由は?

 

正月飾りはいつからいつまで飾るのか?歳神様を迎える為にチェック!

 


そもそも正月飾りは歳神様をお迎えして
祝う行事の中で歓迎準備として飾る物で
あり、飾る意味といつからいつまで
飾るのかを理解する必要がある。

正月飾りの種類には、よく市販の年賀状
に描かれている門松やしめ飾り、そして
鏡餅があるが、それぞれに意味がある事
も忘れてはならないので、心をこめて
準備をする事だ。

一般的にお正月の準備は12月初旬から
中旬にかけてであるが、正月飾りの中で
一番大きい門松を飾るのは28日が一般的
である。

一般の企業が休みに入るのは30日前後と
なる事を考えると、いつからいつまで
正月飾りを飾るのかという予定を
休みに入ってから詰め込まざるを得ない
状況ではあるが、正月の前々日、或いは
前日に門松を出す事は
忌み嫌われる事なのだ。

なぜならば、29日は「二重苦」に繋がる
事、31日は葬儀の飾りが一夜限りに
通じる「一夜飾り」と言われるからで
ある。

また30日に準備する事は、旧暦で
晦日(みそか)に当たり、事実上31日と
同様の扱いになるので、当然ながら
歳神様をお迎えする準備をバタバタ行う
事は失礼に当たるので、
やめておいた方がいい。

ただどうしてもその日にしか準備が
出来ないならば、その件を歳神様に
お断りしておく事を欠かさない様に。

正月飾りの門松をいつから飾るのかは
その理由がある様に、いつまで飾るのか
という決まり事は特に細かい物は無く、
松の内の1月7日までというのが一般的で
ある。

ただし、正月飾りの中で鏡餅だけは
いつから飾るのかは一緒でもいつまで
飾るのかという点で例外は鏡餅であり、
それは1年間の幸せと健康を授かる為に
1月11日の鏡開きに餅を雑煮あるいは
お汁粉にして食べるからである。

また正月飾りをいつからいつまで飾るか
について、地元から離れた地方に引越し
して来た人が多少戸惑う期日のズレも
ある様だ。

 

2017年の正月飾りの準備と2018年の片付けの日は地域によって違う事も!仏滅を気にしなくていい理由は?

 


2017年を終えて2018年の新年を迎える為
正月飾りの準備の時期について上述通り
12月初旬から中旬にかけてであるが
細かく地域毎に違いがある。

例えば関東地方ならば正月飾りの準備は
12月8日に始まるが、関西地方では
12月13日からと数日のずれがある。

また門松を片付ける時期も地域ごとに
違いがあり、関西地方の様に小正月の
1月15日までという地域や、京阪地方や
岐阜、石川、群馬の一部の地域の様に
二十日正月の1月20日までという
地域もある。

以前の京都の様に、街中で暮らす人の為
にルールを教える人達がいる文化が
ある地域ならば戸惑う必要は無いとも
考えられるが、2017年から2018年に
変わろうとしている時点でもいない事は
無いだろう。

ここまでで期日の事が細かく決められて
いると同時に、2017年の正月飾りを終え
2018年の新年を迎えるに当り
「仏滅」に重なる事があっても大丈夫か
という意見もあると考えられるが、
そもそも仏滅とは中国の思想が日本に
伝わり定着した物である。

つまり日本の神事に中国の仏滅は関係が
無いのである。

師走の最中に歳神様を迎えるという、
いつから正月飾りの準備をするかは
2017年になっても忙しい師走の中で
欠かせないタスクではあるものの、
頭の片隅にでも入れておいた方がいい事
は、歳神様は仏滅も気にする事は無く、
2018年を迎える今でも
寛容であるという事だ。

地域も仏滅も関係は無くとも多少飾る
タイミングに気を付けて、2017年中に
正月飾りの準備を真心こめて行えば
2018年は災いも無く家の繁栄を願う
神事のご利益があるだろう。

 

まとめ

 


正月飾りをいつからいつまで飾るのかを
考える事は、災いを防いで家の繁栄を
願う神事の為にも必要な準備である。

地域によって正月飾りを片付ける
タイミングにも差はあるが、2017年を
締めくくって2018年を迎えるに当たり、
誠意を込めて準備を進める心構えが
歳神様にとって大切な事なのである。

しかし歳神様の寛容さの前では、正月に
中国伝来の「仏滅」を気にする
必要は無い。

参考サイト
//ii-ippon.net/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%A2%A8%E7%BF%92/1110.html
//asukainfo.com/shougatukazari-jiki
//lucebrillante.com/187.html

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