高度2000km高さは宇宙空間?北朝鮮弾道ミサイル発射!稲田朋美防衛相とトランプ大統領

北朝鮮が再び弾道ミサイル発射と
ニュースになりました。

弾道ミサイルが高度2000kmを
超えたのは今回が初めてで、
新型ではないかとも。

この高さは、宇宙空間なのだそうです。

稲田朋美防衛相とトランプ大統領の
反応などもあわせて
見ていきましょう。

 

 

高度2000kmの弾道ミサイル発射。
その高さはなんと宇宙空間。

 


飛んできた弾道ミサイルを
撃ち落とし易いかそうでないかは、
弾道ミサイルの飛び方によります。

万が一を考えると、被害がないよう
なんとかして欲しいですよね。

発射された弾道ミサイルの飛び方は
二つあるようです。

一つは、高さは少ないが、
遠くまで飛ばすことができる
「ミニマムエナジー軌道」。

もう一つは、高さは上がるけれども
距離が短い「ロフテッド軌道」です。

弾道ミサイルというのは、発射後、
最初は燃料を使って勢いをつけますが、
あとは自然にまかせて落ちていきます。

ロフテッド軌道で高く撃ちあがった
弾道ミサイルは、
高さの分だけ落ちる勢いがつきます。

そのため今回のように、発射後
高度2000kmを超えるほど
高く撃ちあがった弾道ミサイルは、
速く動くために
迎え撃つこと(迎撃)が難しくなります。

だから、弾道ミサイル発射では
到達した距離だけでなく
撃ち上がった高さも大切な情報に
なるのですね。

ところで、
この高度2000kmという高さは、
余裕で宇宙空間、というくらい
はるか上空です。

地上からこのくらいの高さは
宇宙空間ですよ、という明確な決まりは
ないそうです。

ただし、今までの慣習で、
地上から100km上空よりも上の方を
宇宙空間としているそうです。

それから考えると、
高度2000kmを超えたというのが
とても大きそうだなとは感じます。

万が一の被害を抑えるためにも
関係しているところの方々には
頑張って欲しいですし、
自分達で可能な備えもしておきましょう。

4月21日には弾道ミサイル落下の場合の
避難について、
5月11日にはJアラートを用いた
情報伝達について、
内閣官房からお知らせがありました。

チェックをしておきましょう。

 

 

北朝鮮新型弾道ミサイルに稲田朋美防衛相が対策。
トランプ大統領は次にどうする?

 


北朝鮮の弾道ミサイル発射は、
いつまで続くのか?

稲田朋美防衛相やトランプ大統領は
どのように対策するのか?

みんなが気になるところです。

とうとう今回は高度2000km!
宇宙空間まで撃ち上がるような
新型の弾道ミサイルが出てきて、
北朝鮮の技術が向上していそうで
心配になりますね。

(先月の軍事パレードに出てきたモノ
だそうです。)

現在、海上のイージス艦に乗せて備える
海上配備型迎撃ミサイル(SM3)と、
国内の地上に配備している
パトリオットミサイル(PAC3)との
二重の用意があります。

高度2000kmを超えた
弾道ミサイル発射の翌日15日に、
稲田朋美防衛相はさらに新しい備えを
導入できるよう検討すると
考えているとニュースになりました。

海上に備えている迎撃ミサイルを
陸上にも備えたいとの事です。

稲田朋美防衛相は
国内全体をちゃんと守るために
考えているそうです。

また、トランプ大統領の意向も
気になりますよね。

5月1日には、北朝鮮と会談するかもと
トランプ大統領はインタビューで答え、
5月13日には、
米国の元国連大使らとの非公式の接触後、
北朝鮮の高官が
条件が整えば米国と対話すると
明らかにしていました。

(先月核実験しておらず、緊張が緩和、
とニュースにありますが、これまででも
4月の核実験はありません。)

これで会談して一旦落ち着くのか?と
思われたところで、その翌日に
新型の弾道ミサイル発射です。

米国にとっては、
意表を突かれた漢字でしょうか。

(防衛的な事柄に関わる方々は、
週末も大変だったことでしょう。)

14日の弾道ミサイル発射は、
ロシア領土近くの海に落ちたため、
この日はロシアに呼びかける内容の
声明を出しています。

さらに、トランプ大統領は、
北朝鮮と対話をしようとしている
韓国の新しい大統領、
文在寅(ムン・ジェイン)大統領には
「適切な環境で」行うようにと
クギをさしたようです。

北朝鮮はどんどん
強くなろうとしています。
対話の効果等、素人には分かりません。

戦争になって欲しくないと
みんなが思っていることでしょう。

石破茂・元防衛大臣は、
北朝鮮有事のときに
自衛隊が北朝鮮にいる国民を
探しに行けるようにしたいとの
ご発言を過去になさっています。

石破茂・元防衛大臣は、
おそらく本気で日本国民を助けたいと
思っていらっしゃると筆者は感じます。

しかし、
軍隊に近い性質を持っているとされる
日本の自衛隊が、
有事の北朝鮮に乗り込む事に対して、
他国はどう感じるでしょうか?

それこそ戦争の危機なんじゃないかと
当時ちょっと心配だったんですよね。

マジメでまっすぐな方だからこそ、
こんなコトをおっしゃるのでしょう。

このご発言は2008年でした。

これから少し経った2010年には、
北朝鮮は党規約にある
「共産主義」を消しました。

新しく記したのは「先軍政治」です。

不安定な感じですけれども…、
政権が民主党(現・民進党)でも
自民党でも、今まで北朝鮮関係で
持ちこたえてきて貰っています。

(解決していない問題もありますが。)

稲田朋美防衛相にも
日本を守るために頑張って欲しいです。


参考(一部)
mainichi.jp/articles/20170516/ddm/001/010/165000c
www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170515/frn1705151100004-n1.htm
www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E9%AB%98%E5%AE%98%E3%80%8C%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E6%95%B4%E3%81%88%E3%81%B0%E3%80%8D%E7%B1%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%94%BF%E6%A8%A9%E3%81%A8%E5%AF%BE%E8%A9%B1/ar-BBB5h1k#page=2

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