WTO提訴で韓国の日本製水産物禁輸を容認?自民党はショック?わかりやすく説明します

日本WTO提訴していた韓国
水産物輸入禁止措置に容認の
判決が下りました。

韓国で日本の水産物の輸入禁止は
不当では無いと判断された形と
なります。

日本にとっては残念な結果となった
今回の判決も、少し複雑ですので、
わかりやすく確認しておきましょう。

 

 

 日本が提訴!水産物輸入禁止の韓国は不当では無いWTO判断!

 

日本がWTOに提訴していた韓国への
水産物輸入禁止制限の不当性

WTOは二審で一審の判決を
覆し、韓国の輸入禁止は不当では無い
という判断を下しました。

日本は事実上敗訴した事になります。

この提訴の詳しい詳細と、
日本の反応や海外の反応について
詳しく、わかりやすく見て行きます。

 韓国の日本の一部水産物輸入制限!

2011年3月の福島原子力発電所事故
受けて、青森、岩手、宮城、福島、
茨城、栃木、群馬、千葉の8県の
水産物の輸入禁止措置を取りました。

〇8県の輸入停止国

韓国
中国
シンガポール
・マカオ
アメリカ
・フィリピン

〇検査証明書有のみ可の国

インドネシア
・ブルネイ
・アラブ首長国連邦
・エジプト
・レバノン

以上の様に、韓国以外にも、
20カ国以上の国が禁止措置を
今でも取っています。

日本は科学的根拠が無いとして、
WTOに韓国の措置の不当性を
提訴しました。

 日本の提訴!第一審の判決から一転のWTO!

WTOの紛争処理小委員会は、
2018年の2月に一審で措置の不当性を
認めました

しかし、今回、
二審のWTO最終審である上級委員会
一審の判決とは逆に、措置は
不当ではないという判決を下しました。

今回の二審も勝訴すると思っていた
日本は今回の判決を機に、各国の
制限撤廃を狙っていましたが、
それは叶わなかった事になります。

判決前に勝訴を確信していた
日本政府は今回の敗訴に大きな
ショックを受けています。

 

 

 WTO判決に対する日本の自民党のショック!

 

価値が濃厚だと思っていたWTOの
判決。

日本の与党である自民党のショックは
大きい物でした。

一方で韓国も意外だったという
反応を見せています。

次はそんな、日本国内や韓国の
反応を見て行きましょう。

 WTO判決にショックを受ける日本政府!安堵の韓国!

菅義偉官(よしひで)房長官は、
今回のWTOの判決を
日本の敗訴に当たらない
としています。

また、今後は二国間協議の元で、
輸入禁止措置の全撤廃を目指す
と発表しました。

河野太郎外相は韓国の措置はWTOに
科学的に認められていない事を指摘。

そして、
日本の主張が認められなかった事に
遺憾の意を示しました。

一方で、
韓国政府は二審の判決を受けて、
高い評価と歓迎の意を示しました。

輸入禁止措置については、
再び継続していく方針も示しています。

一審の日本の勝訴を受けて、
二審も同様の判決を受けると考えていた
韓国ですが、予想外の判決を受けて、
メディアや政府では安堵の声
上がっています。

 WTO判決にショックを受ける日本国内!

日本のメディアも今回のWTOの
判断にショックを受けています。

日本経済新聞はWTOの判断を
玉虫色」と移ろい易過ぎる事に
批判をしています。

日本のネット上でも、
WTOの判断は波紋を呼んでいます。

WTOの判断はおかしくないという
意見とおかしいといういう意見が
真っ向からぶつかっています。

今回のWTOの判断は日本の
輸出政策に大きな影響
与える事になりそうです。

 

 まとめ

 

WTOの判断は、
日本と韓国共に予想外の結果に
なったと言えます。

日本は今回の判決を機に禁止措置を
取っていた国にアプローチを
かけようとしていたのが崩れたので、
厳しい解決への道を歩む事と
なると考えられます。

RuRuhase

<参考サイト>
ロイター
日本経済新聞
共同通信社

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