国会答弁で働き方改革について
調査データが不適切だった事が
明らかになった事はご存じだろう。
データが適切でなかった事については
裁量労働制だったのでは？と
言われているのだが裁量労働制とは
一体、どんな働き方なのだろうか。
自由な働き方と言われる裁量労働制だが
メリットやデメリット、
そこに隠れるブラック企業の在り方に
ついて簡単に説明していこう。
裁量労働制の簡単なメリット・デメリットとは？ブラック企業の可能性も？
国会で答弁に取り上げられた事により、
裁量労働制というワードに
注目が集まっている。
裁量労働制とは、どんなメリットや
デメリットがあるのか。
更にブラック企業にも
関連があるといのである。
簡単に調査してみよう。
そもそも、裁量労働制とは、
どんな職種に使われる制度
なのだろうか。
裁量労働制は2つのタイプに
分かれており、専門的な業務を行う職種
と企画的な業務を行う職種に
分かれているのである。
ここで云う専門的な職種とは
簡単に言えば
編集者やデザイナー、弁護士などの
11種に指定されている。
そして企画的な職種とは
こちらも簡単に例えるならば
事業運営に関連する企画や立案など
所謂「ホワイトカラー」を対象に
した職種である。
ここで、気づいた方も多いと思うが
裁量労働制とは、簡単に言えば
みなし労働時間制の1つなのである。
あまり、聞き馴染みがない為、
メリットやデメリットが
すぐに想像つかず、就職した企業が
裁量労働制をとっていた為、
デメリットばかりが目立ってしまう
ブラック企業というのも
存在しているのだ。
では、裁量労働制のブラック企業には、
どの様に気を付ければいいのだろうか。
次章で、裁量労働制のブラック企業に
就職しない為に、
メリットとデメリットを
簡単に調査してみよう。
メリットとデメリットを考よう！裁量労働制とは！
裁量労働制とは、簡単に言えば
みなし労働制である為に、
ブラック企業の温床となりがちだが
メリットとデメリットを良く理解すれば
働きやすい制度となっているのである。
裁量労働制のメリットとして簡単に
例を挙げるのであれば、
1日定時で8時間労働し残業で2時間の
1日10時間を
効率とやる気で残業を
1時間で終業しても
残業を2時間したとみなす
労働体制である。
だが、逆にブラック企業にありがちな
デメリットとは、
定時+残業2時間で終業するとみなし、
振り返ってみれば、残業が4時間
かかってしまっても、みなし労働の為、
残業2時間分しか
給料に含まれないのである。
勿論、裁量労働制のメリットを生かし、
企業や社員が大きく成長している
会社も存在しているのだ。
勤務時間帯や出勤退勤が自分で決める事
が出来る為、自分のライフスタイルに
合った仕事の進め方をする事が
出来るのである。
だが、残念ながら、現在では裁量労働制
のデメリットやブラックな部分が
多く目についており、
裁量労働制が話題だけど、専門家の先生方は皆制度を知ってる前提で話すから分かりにくいよね。
まず知るべきなのはコレだ！
・「ウチは裁量労働制だから」を建前に残業代を払わず、長時間働かせる会社はブラック企業！
・裁量労働制を謳う「SE」と「企画営業」はほとんど違法！気をつけようぜ！ pic.twitter.com/MGjs7ISKHq
— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) 2018年2月19日
と、この様になっている。
まとめ
働きやすい体制を、として生まれた
裁量労働制だが、上手く機能していない
企業が多い様だ。
裁量労働制を使う事が出来ない職種
であるのに、裁量労働制と謳っている
企業には気を付けた方がいいだろう。
世界から見れば日本は未だに
働き過ぎなのである。
ワーカホリックと冗談で
言えるうちはいいが、
口にした時点で既に笑えないのである。
HARU
参考サイト
朝日デジタル
NNN
日テレNEWS24、他
