F35墜落事故原因とされる空間識失調とはどんな状態?調査結果はホント!?

墜落したF35戦闘機の事故で、
その原因には操縦士が、
空間識失調状態にあった事が
報告されています。

しかし、
この調査結果には疑問が呈されており、
機体自体の欠陥も危惧されています。

そして、調査結果は米軍に配慮する
物だとも考えられています。

最新鋭の戦闘機で起こった
まさかの事故、その内容に更に詳しく
切り込んでいきましょう。

 

 

 F35墜落事故の原因とされた空間識失調!どんな状態?

 

F35墜落事故の原因とされている
空間識失調という言葉は聞き慣れない
言葉だと言えます。

空間識失調とは、
実際の機体の姿勢と、
操縦士の機体姿勢に対する認識に
齟齬が出る事です。

操縦士の平衡感覚が失われる事で
発生します。

しかし、この原因に対して、
林吉永元空将補は発表や再開を
急ぎ過ぎていると指摘しています。

また、
発表と再開の速さの理由について、
アメリカ側に配慮している為だとも
指摘しています。

そんな、
F35戦闘機事故の原因について、
更に詳しく見て行きましょう。

 F35墜落事故の原因、空間識失調の詳しい状態!

空間識失調とは操縦者の平衡感覚が
狂い、実際の機体の姿勢と操縦者が
認識している機体の姿勢が違っている
状態の事を指します。

今回の墜落事故では、
墜落するまでの間に操縦士は、
管制官と交信をしながら操縦を
行っていましたが、
特に異常を知らせてなかった事と、
機体姿勢の修正や緊急脱出を
行おうともしませんでした。

つまり、
操縦士が機体の姿勢の誤りに
気がつかず、誤った機体姿勢のまま、
墜落した可能性が非常に高いと
考えられるのです。

 空間識失調はベテランパイロットでもなり得る!

今回の墜落事故の操縦士は、
41歳の細見彰里(あきのり)3等空佐
でした。

操縦士に問題があったのかと
考えられる方もいらっしゃるかと
思われます。

しかし、
細見氏は通算飛行時間3200時間
ベテラン操縦士で、新型機の操縦を
任される程の腕のある人物でした。

空間識失調はどんなベテランでも
起こり得る可能性があり、
細見氏が悪いという訳では、
決してありません。

ベテランと安全に配慮した筈の
新型機でどうして事故が起きたのか、
疑問が益々湧いてきますね。

 

 

 原因が空間識失調なのは本当なのか!?

 

ベテランパイロットが操縦していた事も
あり、今回の空間識失調という
事故原因の発表には疑問の声
挙がっています。

アメリカへの配慮、大量購入を早く
開始したい等の理由から原因を
パイロット側に押し付けたのでは
ないかという声です。

実際に調査結果は、
正しかったのでしょうか?

次は今回の原因に対する疑問について、
詳しく見て行きましょう。

 空間識失調が原因なのか疑問視する声!

今回の墜落事故の原因は空間識失調
であるという発表に異を唱えたのは、
空自幹部候補生学校長の経歴を持つ、
林吉永元空将補です。

林氏は空間識失調以外にも操縦士が
意識不明になったり、機体自体に
不備があった可能性を指摘しています。

また、
政府が今回の発表とF35飛行再開を
急いでいるのは、開発元のアメリカ
対する配慮大量配備の計画の為だと
指摘しています。

実際に乗るのは現場の人間なので、
確かに慎重になるべきだと
この意見に同調してしまいます。

 F35の機体側に問題はなかったのか?

では、F35の機体自体に問題は
あったのでしょうか?

実は、
過去にF35には問題視された
点が存在していました。

それは、
以下の様な事が挙げられています。

・機体の姿勢を確認する姿勢指示器
は操縦席ディスプレイとヘルメットに
表示されるが、夜間だとそれが
見え辛いという事例があった

・操縦席のディスプレイが固まり、
表示が消える欠陥があった
→空自はアップデート済みと発表

最新鋭機という事もある為か、
他にも何かしらの機体のトラブルが
ある可能性は十分に考えられます。

もう少し慎重な調査が
必要であると考えられます。

 

 

 まとめ

 

確か現在のアメリカは、
少しの計画の遅れが機嫌を損ねる
自体になりかねない相手だと言えます。

しかし、
ここで慎重な調査をせずに大量配備して
貴重な人材や税金を失うのは、
得策では無いと思えます。

政府には慎重で更に詳しい再調査を
してもらいたいと思いますね。

RuRuhase

<参考サイト>
時事ドットコムニュース
読売新聞 オンライン
毎日新聞

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