宮島の厳島神社と言えば、
日本人なら誰もが知っているであろう
名所です。
厳島神社は、広島県の宮島にある神社
ですね。
そんな厳島神社ですが、何の神様を
祀っているのか
は意外と知らない人も多いのでは
ないでしょうか。
また、紅葉の綺麗な時期に厳島神社に
いくと素敵なのです。
今回は、そんな厳島神社の簡単な歴史と
紅葉の綺麗な時期についてもお伝え
していきたいと思います。
宮島の厳島神社は何の神様？その歴史とは
先ほども述べましたように、厳島神社は
広島県廿日市（はつかいち）市の
宮島に存在します。
”宮島”は呼称であり、
地名（島の名前）は”厳島”です。
宮島の厳島神社は、世界遺産にも登録
されているのですね。
宮島は広島湾に浮かんでおり、
「安芸の宮島」と呼ばれています。
また、宮島は日本三景に数えられます。
日本三景とは宮城県の松島、
京都府の天橋立、
そして厳島神社を中心とした宮島の
3つの名所のことを言います。
特に紅葉の時期には、その美しい景観
から多数の観光客で賑わいます。
日本三景の1つということで観光目的で
宮島に訪れるため、
意外と厳島神社が何の神様を祀った
場所なのかがはっきり分かっていない
人も多いようです。
では、そんな宮島の厳島神社ですが、
何の神様を祀った神社なのでしょうか。
厳島神社の祭神は、3柱です。
市杵島姫命（いちきしまひめのみこと）、
田心姫命（たごりひめのみこと）、
湍津姫命（たぎつひめのみこと）の
3柱の神様です。
この3柱の神様たちは、
宗像三女神（むなかたさんじょしん）
として知られています。
とくに市杵島姫命は、
その名前からもお分かり頂けると
思いますが、
厳島神社の社名の基にもなったと
言われています。
宮島の厳島神社の歴史は、推古元年、
西暦593年まで遡ります。
佐伯鞍職（さえきのくらもと）が
市杵島姫命を祀る神社建立の
信託を受けたことに始まると伝えられて
います。
1168年の平安後期には、
佐伯景弘（さえきのかげひろ）が
現在の厳島神社のような
回廊で結ばれた社殿を築きました。
厳島神社は、あの平清盛も厚く信仰して
おり、佐伯景弘は平清盛のバックアップ
の下で造営を進めました。
社殿が海の上にあるため、台風などの
災害の被害を受けやすいという特徴が
あります。
歴史的にも、数々の自然災害や火災
の被害に合うことは多かったようです。
ですが、その度に大掛かりな修繕を
行っています。
何度も神社を修繕できたのは、
厳島神社を信仰する人々の協力が
大きいと言われています。
秋の時期には、素晴らしい紅葉を見せる
ことで有名な宮島の厳島神社ですが、
そのご利益には様々なものがある
ようですね。
厳島神社は瀬戸内海航路を守護する
神社と言われており、
宗像三女神は海上での交通の神様と
されています。
そのため、厳島神社で有名なご利益は、
「交通安全」や「水害消除」と
言われているのです。
その他にも、縁結びや試験合格、
商売繁盛といったご利益もあると
されています。
さて、ここまでで厳島神社は何の神様を
祀っているのかと、
簡単な歴史について書いてきました。
次は、紅葉の綺麗な時期と厳島神社の
行き方をご紹介したいと思います。
厳島神社の紅葉の時期 その行き方とは
これまでも述べてきましたが
厳島神社を中心とする宮島は、
日本三景の1つです。
特に、宮島の厳島神社の紅葉は絶景と
言われています。
例年、色づき始める時期は、1
1月の上旬と言われています。
また、紅葉の見頃の時期は
11月中旬～11月下旬とされている
ようです。
宮島の中でも特に、「紅葉谷公園」の
紅葉がお勧めの観光スポットとされて
います。
紅葉谷公園は、その名の通り紅葉が
特徴的な公園で、
700本もの紅葉の木があると言われて
いるのです。
厳島神社をはじめ、宮島の各所観光地に
アクセスするためには、
まず宮島口を目指します。
車ですと、山陽自動車道の廿日市ICを
降りてから、
宮島口を目指すルートがあります。
また、国道2号線から行くことも
できます。
電車を使う場合は、
JR広島駅から宮島口に向かい、
そこから連絡船に乗って宮島に行く
方法があるようです。
広島の平和公園（原爆ドーム）を
経由する場合は、平和公園から出ている
高速船が便利です。
片道2000円、往復3600円と、
少しだけ値は張りますが、
片道45分の船旅は快適で、
時間の短縮にもなるので、片道だけの
利用者が多い様です。
さて、今回は宮島の厳島神社は、
何の神様が祀られているのか、
紅葉の時期とアクセスの仕方、
歴史についても簡単にご紹介しました。
特に、厳島神社には何の神様が祀られて
いるのかは、知らない人も多いので
この機会に覚えておくと、
自慢できること間違いなしです！
歴史があり、紅葉も美しい
宮島の厳島神社を一度訪れてみては
いかがでしょうか。
mick
