桜を見る会招待者!山口県一般人や有名芸能人など2019年参加者をチェック!

現在国会で物議を醸している「桜を見る会」

その気になる招待者には、山口県一般人が多くいたそうなんです。

しかしながらその事が、公職選挙法違反にあたる可能性がある事がわかりました。

 

また、毎年有名芸能人を招待している事でも話題になっていますよね。

2019年にはどのような有名人の方々が招待されていたのでしょうか。

さらに、招待者はそもそもどのようにして選ばれているのかという事も合わせてみていく事にしましょう。

 

 桜を見る会招待者!有名人だけでなく山口県の一般人も!?

 

桜を見る会の招待者といえば、有名人が多いイメージですが、実は山口県の一般人も多数参加しているそうなんです。

なぜ、山口県民なのでしょうか。

また、その山口県の一般人を招待した事が、なぜ公職選挙法に当たる可能性があるのかについてもまとめてみました。

 

 桜を見る会招待者には、山口県の一般人も!?

 

山口県といえば、安倍首相の出身県。

現在までの首相の輩出人数が8人と、全国最多となっています。

今から約150年ほど前に、徳川幕府を倒して明治維新を成し遂げた長州藩があったのがその山口県。

それ故に、令和の時代になっても山口県は政治家のお膝元のような位置付けなのですね。

ちなみに初代首相の伊藤博文氏も山口県の出身です。

 

このような理由から、現在話題になっている桜を見る会にも、安倍首相の地元山口県の一般人が多数招待されているようなのです。

 

安倍首相の地元事務所から、桜を見る会の案内を受けたという山口県内の複数の参加者が、中国新聞の取材に応じています。

安倍首相は

「私は招待者の取りまとめなどに関与していない」

と説明していますが、一般人の参加者の一人は

「安倍総理の事務所が飛行機やホテルの手配をしてくれた」

とつじつまが合わない回答をしたのです。

 

昨年まで安倍首相の事務所の案内で参加していたという下関市の元後援会員の男性は、

「安倍さんの事務所から功労者だけと言われたことはない。

後援会の紹介があれば参加できるはずだ」

と打ち明けていました。

別の下関市の後援会員男性も「後援会の慰安旅行みたいなもの」と話しています。

毎年参加している山口県内の男性は「後援会員ではないのに、安倍さんの事務所から声がかかった」と打ち明けていました。

 

これらの発言を見ると、特別な功労者でなくても一般人の山口県民が毎年参加できているようですよね。

招待者との発言に矛盾も出てきており、真偽を明らかにする必要がありそうです。

 

次々と具体的な事実が明らかになる中で、菅義偉官房長官は13日、来春の桜を見る会の中止を発表しました。

桜を見る会の中止の理由について菅官房長官は「人数や予算の拡大・招待基準があいまい・招待プロセスが不透明」の3点を挙げています。

この早過ぎる決断も、今後物議を醸す要因になるかも知れませんね。

 

 桜を見る会は公職選挙法違反?

 

事実関係がまだ明らかになっていないようですが、疑惑の通りであれば桜を見る会は公職選挙法違反にあたるのでしょうか。

 

安倍首相の事務所が2018年の参加者に発送したとみられる、桜を見る会を盛り込んだ観光ツアーの案内状を、野党系無所属の柚木道義氏(比例中国)が入手しました。

「平成30年2月」「桜を見る会について(ご連絡)」と記され、「都内観光ツアー」は4コースに分かれて実施すると説明されているそうです。

案内状には前日に「あべ晋三後援会」の主催で「夕食会」を1人5,000円の参加費で開くとの記載があったとの事。

当日については「総理夫妻との写真撮影は、バス号車ごとに行います」などと記載していたといいます。

 

しかしながら、政治資金規正法の規定では、政治家が資金集めパーティーなどを実施した場合、収支を政治資金収支報告書に記載する必要があります。

地元選挙区の有権者が会費を払っても、実際の経費との差額分を政治家側が負担すれば公職選挙法が禁じる買収の疑いが出てくるのです。

国会では、野党側が「公的行事の私物化」だとも批判をしています。

実際、小渕優子経済産業相(当時)は14年10月、自身の関係政治団体が主催した観劇ツアーの支出が会費収入を大幅に上回った事が発覚し、辞任に追い込まれた事がありました。

 

安倍事務所関係者は14日、「参加者に全部自腹で直接、旅行会社やホテルに払ってもらった」として、安倍首相の政治団体は関与していない事を主張し、夕食会の差額分の負担についても否定しました。

さらに菅義偉官房長官もその後の記者会見で「5,000円でできない事はない」と語っています。

安倍首相はこの件に関して完全否定をしていますが、もし差額分の負担があったとしたら公職選挙法違反は免れないのではないでしょうか。

 

 有名芸能人など2019年桜を見る会参加者をチェック!

 

桜を見る会には、どのような有名人・芸能人が参加していたのか気になりますよね!

野党からの批判も多くありますが、ここでは2019年の桜を見る会に実際に招待された、有名人・芸能人をまとめてみましたのでチェックしていきましょう。

また、それらの方々はどのようにして選ばれているのでしょうか。

調べてみましたのでご覧ください。

 

 2019年桜を見る会、有名人・芸能人の参加者は?

 

2019年に開催された桜を見る会に招待された、有名人・芸能人はどのような方がいるのでしょうか。

実際に参加された有名人・芸能人をまとめましたのでご覧ください。

  • 市川猿之助
  • 加藤一二三
  • IKKO
  • 林家ペー・パー子
  • ナジャ・グランディーバ
  • カズレーザー
  • ミッツ・マングローブ
  • 安藤なつ
  • ピコ太郎
  • 小峠英二
  • ラモス瑠偉
  • 寺田心
  • 綾小路きみまろ
  • 辺見えみり
  • 高島礼子
  • 相川七瀬
  • デヴィ・スカルノ
  • 五木ひろし
  • 由紀さおり
  • 石坂浩二
  • 千原せいじ
  • さかなクン
  • ももいろクローバーZ
  • トレンディーエンジェル
  • 白濱亜嵐
  • 鈴木福
  • May J.
  • パックンマックン
  • 神田うの
  • 野々村真
  • 丸山桂里奈
  • 渡辺裕太

他にもたくさんいると思いますが、話題になっているお笑い芸人から、歌手子役まで本当に様々なジャンルの芸能人が招待されているのですね!

 

 桜を見る会招待者の実態は?

 

桜を見る会は、内閣総理大臣が主催しますが、招待客の選定は各府省庁からの意見を踏まえて内閣官房と内閣府が最終的にとりまとめるのが通例だといいます。

招待される人の多くは、災害救助や国際活動などで功績のあった人達。

しかしながら実態は、与党国会議員に推薦枠が割り振られており、芸能人やスポーツ選手が多数参加する様子が、毎年メディアで取り上げられています。

 


 

毎年明るく和やかな雰囲気が伝わってきて、ここに参加できるのは名誉な事だと思っていましたが、今回の報道後は何だか複雑な気持ちにもなる写真になってしまいましたよね・・・。

ちなみに、19年前は8,400人ほどだった参加者は、2019年には2倍以上の約1万8,200人に増加しているそう。

桜を見る会にかける支出も右肩上がりで2019年は予算1,766万円に対し、実際の支出は3倍5,518万円に上っているとの事なんです!

 

内閣府の担当者は今年の4月13日に開かれた、桜を見る会の招待者名簿等は、5月9日に廃棄した事を明らかにしました。

それに対し共産党の議員は、

「この問題を国会で取り上げるために、5月9日は、質問の準備で、内閣府に聞き取りを始めたタイミングだ。

なぜそのタイミングなのか」

との指摘をしました。

また、他の議員からは、

「なぜ1ヶ月近く保存していたものを、その時期に廃棄したのか」

などという声がありましたが、内閣府の担当者は、「例年、同じ時期に捨てている」と説明したといいます。

 

やましい事があったのであわてて廃棄をしたようにも受け取られてしまうタイミングですよね。

この辺りは少々疑問も残りますが、野党が再三追及している件でもありましたので、もしかすると後日新たな事実が判明するという事もあるかも知れませんね。

 

 まとめ

 

早々に来年の中止が発表された桜を見る会。

安倍首相の地元、山口県の一般人が多く参加されており、その参加費の一部を負担しているのでは?といった疑惑も浮上しいます。

もしこれが事実だとしたら、公職選挙法違反に当たる可能性があるのです。

また、2019年の桜を見る会に実際に招待された有名人は、様々なジャンルの方々がいらっしゃいました。

年々増加傾向にあった参加者ですが、それに伴い支出も右肩上がり。

我々の税金によって開催されているわけですので、事実関係をはっきりさせてもらいたいですよね。

 

 

参考サイト

NHK NEWS WEB

中国新聞社

Yahoo! ニュース

日テレNEWS24

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