拉致被害者の帰国者と小泉&安倍への批判について!

アメリカ国連本部で、
拉致被害者家族が拉致問題の解決を
世界に訴えました。

現時点で、帰国者は何人いて、
今は、どの様にして、
過ごしているのでしょう?

また、
拉致被害者の帰還を成し遂げた
小泉政権や現在の安倍政権には、
批判の声があります。

現在も問題が残る、
北朝鮮の拉致に関して、
詳しく迫ってみましょう。

 

 

 拉致被害者の詳細!帰国者は何人?今は何をしている?

 

北朝鮮にまだ多数いる日本人
拉致被害者。

北朝鮮は、
問題は全て解決している
と述べていますが、その内帰国者は、
まだ、一部だけとなっています。

小泉政権時代には5人の帰国者を
出した事でその功績が称えられました。

しかし、
その際の交渉のやり方が現在の
安倍政権が拉致問題において、
成果を出せていない事に
繋がっていると批判されています。

拉致被害者やその解決に関する
2人の総理への批判に関しても、
詳しく見て行きましょう。

 拉致被害者の中で、帰国者は何人?

2002年に拉致被害者の中での、
帰国者は、5人となっています。

具体的にどの様な人物が帰国したかは、
以下の様になっています。

地村保志さん
地村富貴恵さん
⇒2人共夫妻
蓮池薫さん
蓮池祐木子さん
⇒2人共夫妻
曽我ひとみさん

後に、北朝鮮にいた、
この方達の子供や曽我さんの夫、
チャールズ・ジェンキンスさんも
日本に渡っています。

どの方も、
1978年に拉致され、
25年近く北朝鮮に、
拉致されていました。

中には、
結婚間近の所を拉致され、
幸福な人生を拉致で奪われた方も
いました。

北朝鮮のこの様な行いは非道としか
言えないですね。

 拉致被害者の帰国後の生活!

2002年に帰国した拉致被害者の
その後は、以下の様になっています。

 地村さん夫妻

・地村保志さん

地元の福井県小浜市役所に
勤めていました。

2016年に同市役所を定年退職。

北朝鮮に拉致された日本人を救う
福井の会救う会福井)」
で拉致問題解決の活動をしています。

・地村富貴恵さん

夫と共に拉致問題解決の活動中です。

・地村さん夫妻の子供達

日本の一般企業に就職しました。

 蓮池さん夫妻

・蓮池薫さん

新潟産業大学にて准教授
務めています。

朝鮮半島の歴史、文化
専門としています。

数々の拉致問題の書籍を出版し、
問題解決の為に講演を
多数行っています。

・蓮池祐木子さん

地元の新潟県柏崎市にある保育園に
勤めています。

・蓮池さん夫妻の子供達

日本の企業に就職しました。

中には、
就職を経て大学院に通っている
方もいます。

 曽我さんとその家族

・曽我ひとみさん

介護員をしながら、
帰国していない実母、ミヨシさんとの
再会や未帰国被害者の為に、集会、
署名活動を積極的に行っています。

・チャールズ・ジェンキンスさん

観光施設で販売員をしていましたが、
2017年にお亡くなりになりました

・美花さん、ブリンダさん

長女の美花さんは保育士に
次女のブリンダさんは酒造に勤め、
ブリンダさんは後に結婚し、
子供を出産しています。

日本に帰ってからは、
多くの苦悩もあったと考えられますが、
どの方も、仕事に就いて、
日常生活を送れている事には、
ホッとしますね。

 

 

 小泉、安倍政権に対する拉致被害者に関する批判!

 

2002年の拉致被害者帰国を
成し遂げたのは当時の小泉総理と
当時、官房長官だった現総理の
安倍氏でした。

しかし、
当時の北朝鮮との交渉のせいで、
その後、拉致問題の進展が
滞ったという批判があります。

それはどの様な内容なのか?

詳しく見て行きましょう。

 小泉政権の拉致被害者帰国交渉への批判!

実は小泉政権時代に行われた、
拉致被害者帰国は当初、
一時帰国」扱いでした。

つまり、
ある程度の期間が経ったら、
北朝鮮に全員戻る予定があったのです。

しかし、
当時、自民党所属の中山恭子議員が
一時帰国を指摘し、安倍晋三官房長官
政権内部で異論を唱えた事で、
帰国」扱いとなりました。

一方で、この帰国形式の変更は、
結果的に北朝鮮を騙した形となり、
それが北朝鮮に不信感を持たせ、
その後の拉致問題解決への進展が
進まなくなったという批判の声も
あります。

 安倍政権に対する拉致被害者問題への批判!

小泉政権時代の強引な
拉致被害者帰国交渉のせいか、
現在、安倍政権は目立った成果を
上げる事が出来ていません。

当初、
北朝鮮に対して、強気な発言を
安倍総理がしていた事もあって、
この乏しい成果に批判の声が
挙がっています。

一見すると、
安倍総理が自ら招いた結果に見えます。

しかし、
2002年に一時帰国をさせていたら、
その後、拉致被害者達がその後、
ずっと帰国できなかった可能性も
あります。

過ぎてしまった事よりも、
今は、拉致問題解決を進展させる
新たな策を練る必要があると思えます。

 

 

 まとめ

 

益々、強気になっている様に見える
昨今の北朝鮮ですが、
そんな北朝鮮からより多くの
帰国者が出て欲しいと心から
願ってしまいますね。

RuRuhase

<参考サイト>
テレ朝news
ニッポン放送
FNN PRIME

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