シャイニングマンデーとは?経産省と公明党は月曜日もゆっくり!?プレミアムフライデーに続き公務員サボり!?

月末金曜日は早帰りを!と
ハッピーな謳い文句だけが一人歩きしている
「プレミアムフライデー」。

しかし、実際に導入している企業は
少ないだろう。

そんな曖昧な状況の中、経産省から新たに
「シャイニングマンデー」という言葉が
飛び出してきた!

実は昨年、公明党もマニフェストに掲げていた
が、どういう事なのだろうか?

 

 

 プレミアムフライデー失敗で
今度は「シャイニングマンデー」?

 

「プレミアムフライデー」に続き、
経産省が「シャイニングマンデー」
という新たな取り組みを発表した。

金曜日の次は月曜日?

一体どういう事だろうか。

今度は、日曜の夜に遊んで月曜の午前中に休むことを勧めています。
経済産業省は30日に27日金曜日の振り替えとして、職員の約3割が午前休を取りました。プレミアムフライデーは、2月の調査では認知率88.5%に対し、実際に早く退社した人は11.2%にとどまっています。経産省では「月末の金曜日は忙しい」という指摘があったとして、別の曜日への変更を推奨すると同時に、月曜日の午前休を「シャイニングマンデー」と呼ぶことも検討しています。
引用:livedoor news

どうやら、プレミアムフライデーの失敗を
受けて今度はシャイニングマンデーに
切り替えようという事のようだ。

実際に経産省では、昨日30日月曜日に
3割が午前休を取ったとの情報も。

この章では、そもそもプレミアムフライデー
が失敗した理由について調べてみよう。

また、文章後半では、以前に公明党も
シャイニングマンデーを提唱していた!?
という情報や、世間の声も調査する。

いつも、この○○デーを主張するのは
公明党や経産省。

公務員は暇なのだろうか…。

 そもそもプレミアムフライデーとは?

ここでは、そもそもプレミアムフライデー
が導入されたきっかけや実態について
改めて解説しよう。

プレミアムフライデーとは、2017年2月
から導入された、毎月金曜日は午後3時に
仕事を切り上げようという取り組みの事だ。

毎月給料日後の月末金曜は平均消費額が
高くなるというデータから、
経済をデフレ傾向に変えるきっかけにする
ために導入された。

プレミアムフライデーが導入されたばかり
の頃は、各地の商店街で様々なイベントが
組まれ、屋台や露店まで出ていた事が
懐かしい。

しかし、当時から「月末金曜日は忙しい」
という理由で導入する企業が極めて少なく
2017年中にはほぼ消滅したような形に
なっていたのが事実だ。

 プレミアムフライデーは失敗した本当の理由は?

しかし、そもそも月末金曜は忙しいという
事など当たり前にわかってたはずだ。

月末金曜に早く帰る事ができるのは一部の
大企業のみで、中小企業の導入率はわずか
2.4%に留まっているとの情報も。

更に、プレミアムフライデーの本当の
失敗の理由は

「働き方改革」と「消費促進」をうやむや
にしたからだとも言われている。

プレミアムフライデーの流れに乗って
イベントやキャンペーンを実施する飲食店
などは、むしろ忙しくなり働き方改革
どころではない。

消費する側がいるという事は、
提供する側もいるという事だ。

そう考えると、シャイニングマンデーに
変わったところで何も変わらないのでは
ないか?という疑問が生まれる。

それとも、シャイニングマンデーには
何か秘策があるのだろうか?

 

 

 月曜日でも良いのは経産省と公明党だけ!?
シャイニングマンデーはどうなる?

 

ここまでは、様々な理由で事実上頓挫した
プレミアムフライデーについて解説した。

ここからは、そんな中で経産省が新たに
導入検討しているシャイニングマンデー
について説明しよう。

シャイニングマンデーとは前述の通り、
毎週月曜日の午前休の事だ。

月曜日の午前中に休めると思う事で、
週末の消費を拡大させるのが狙いだと言う。

しかし、月曜日の午前中は一般的に忙しく
休める人が少ないという点には
一切触れていないのが現状だ。

これではプレミアムフライデーと
何も変わらないと言っても過言ではない。

そして、以前、そんなシャイニングマンデー
を公明党も提唱していた事をご存知だろうか。

経産省と公明党という公務員が口を揃えて
推奨しているが、月曜日の午前中が一番
忙しくて休めないというのは
常識ではないのだろうか?

 公明党も公約していたシャイニングマンデー
公務員は暇なのか?

実は、この「シャイニングマンデー」は
2017年10月に公明党もマニフェストに
掲げていた事である。

その当時、公明党は
「プレミアムフライデーとは関係無い」
「以前から検討していた」

としていたが、プレミアムフライデーが
導入されたのは2017年2月。
繋がりを感じざるを得ない。

金曜日がダメなら月曜日、と安易に
考えられる立場の人間は
公明党や経産省等をはじめとする
公務員だけという事か。

次の章では、世間の声を聞いてみよう。

 シャイニングマンデー提唱に世間の声は?

公務員である経産省が提唱している
シャイニングマンデーに対して
世間一般の人達はどう思っているのか、
ネットの声を拾ってみた。

やはり、金曜日を月曜日に変えただけの
印象があるという意見や、
そもそも月曜日に限らず自由に休みたい
という意見が多く、全体的に否定的だ。

また、脳科学者の茂木健一郎氏は、
そもそもの仕掛けの仕組み自体に
異論を唱えている。

今回のシャイニングマンデーにしても、
以前のプレミアムフライデーにしても、
経産省から当たり前のように導入検討を
発表されたものであり、
そのようなトップダウンの仕組みに懐疑的
な国民が増えているために
制度が浸透しないのだ、という意見だ。

確かに、世間の声を聞いてわかるように
現場の温度感と大きな乖離がある点で
これも一理あるかもしれない。

 

 

 まとめ

 

今回は、プレミアムフライデー失敗で
新たに導入検討されている
シャイニングマンデーについて調査した。

調べる限りでは、プレミアムフライデーが
失敗した本質について改善したようには
全く思えない。

世間の声も変わらず否定的で、
働き方改革においても経済効果においても
あまり期待は出来ないのではないだろうか?

個人的には、一般企業の労働実態を
把握した上で再検討した方が良いのでは…
と考えてしまう。

miya

<参考サイト>
Wikipedia
livedoor news
PRESIDENT Online

おすすめの記事