太陽フレアとは?2017年と過去の事例!電話回線やインターネットへの対策は必要か!?

2017年9月7日に
アメリカのNASAが
太陽フレア現象の確認をした。

非常に大規模な太陽フレアで
過去の例で言うと11年前の
ものと同規模な様だ。

今回、太陽フレアとは何かと
説明をすると同時に、
電話回線やインターネットへの
対策の有無についても見ていこう。

 

2017年大規模太陽フレアの襲来!過去はどうだった??

 


2017年、かなりの規模の
太陽フレアの発生が観測され、
9月の8日には地球に到達を
する見込みだ。

まず最初に、太陽フレアとは
どの様な現象なのか?

また、その過去に事例などに
ついて整理していこう。

太陽フレアとは、
太陽の表面で起こる
爆発現象である。

その爆発が炎のフレアの
様に見えることから、
太陽フレアと呼ばれている。

その発生の原因としては
太陽の磁場エネルギーに
よるものと考えられている。

太陽の温度が低い点である
黒点の内部とその周辺に
エネルギーが蓄積し、
ある時を境に、
磁場エネルギーが爆発をして、
太陽フレアの爆発現象を起こすのだ。

だが、その磁場エネルギーが
発生するメカニズム等は未だに
解明をされていない。

つまり、人類にとって
太陽フレアとは未だに未知な
部分がある自然現象だという事だ。

そして、爆発で発生した
太陽フレアは当然地球にも
影響が出てくる。

その影響とは、太陽フレアが
発生をした際に、放射能や
エネルギーの粒子が同時に
生まれて、我々の地球に
襲来をしてくるのだ。

 

それらの物質は人体には
直接的な影響は起こさないが、
地球の磁場に影響を与えたり、
電力系統や通信系統に障害を
与えることがある。

したがって、Wi-Fiなどの
通信機器や、停電などの
可能性が考えられる。

そんな今年2017年の
太陽フレアは過去のものと比べて
大規模なレベルと分類される。

2017年の太陽フレアは、
過去の事例で見ると
11年前の2006年に
発生した太陽フレアと
同規模なものの様だ。

今回の2017年の太陽フレアが
どの様な影響を与えるかは8日
以降にならないとわからないが、
参考に過去の事例を見ていこう。

2017年の太陽フレアよりも
1.4倍ほど大きい太陽フレアが
発生した1989年の事例では、
カナダで9時間にも及ぶ
大停電が発生をしたのだ。

別の過去の事例では、
観測史上最大の太陽フレアが
発生をした2003年の
事例を見ていこう。

2003年の太陽フレアは
2017年の太陽フレアよりも
2.6倍ほど大きなものだった。

しかし、風向きなどに救われ
地球の方には、太陽フレアなどが
襲来する事はなかった。

それでも、日本の人工衛星の
通信系統が故障をするなどの
影響を及ぼしてしまった。

2017年の太陽フレアは
2003年のフレアよりも規模は
小規模とは言っても、
地球への襲来は確実なのだ。

今は、その被害が少ない事を
祈るだけだ。

 

太陽フレアによる電話回線や
インターネットへの対策はした方が良い?

 


上記で見てきた様に、
太陽フレアは地球に到達した際に
地球の磁場などに影響を与える事から
我々の通信機器や電気系統などに
影響を与える。

太陽フレアによる、
電話回線や、インターネットの
影響への対策は必要なのだろうか?

8日以降に太陽フレアが原因で
起こりうる通信機器の障害に
対しての対策法だが、
現状有効な対策法を
見つけることができなかった。

8日の午後3時から午前0時まで
電話回線やインターネットの通信が
もっとも遅くなると言われている。

だが、電話回線やインターネットの
遅れに関しては一個人でどうにか
できるものではなく、
そもそも太陽フレアという
大規模な自然現象ゆえに
この電話回線やインターネットの
対策はできないものと考えた方が
良さそうだ。

この太陽フレアによる
電話回線やインターネットへの
影響に対しての対策よりも
重要になってくる対策が、
停電への対策である。

停電によってどうしても困る事、
例えば、ATMで現金の引き出しを
今のうちに済ませておく事や
冷蔵庫が使えなく事で生ものの
保管を控える事などの停電対策が
太陽フレアに対して、
今できる対策法かもしれない。

備えあれば憂いなし。

太陽フレアによる影響を
想定した対策をしておこう。

<参考>
//www.huffingtonpost.jp/2017/09/07/solar-flare_a_23199900/
//www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011130721000.html
//teatime4you.com/2333.html

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