混迷する政界で、陰の実力者と囁かれる
政治家がいる。
二階俊博自民党幹事長が、その人だ。
自民党幹事長の存在が幅を利かせている
一方で、裏の一面を持つとの評判も、
噂されている。
二階俊博幹事長の経歴や学歴は？
自民党内での派閥のポジションや、
また、裏の顔とはどんな一面なのか？
を、調べてみた。
二階俊博幹事長の経歴と学歴、評判、所属派閥は？
政治のニュースで安倍首相が映る度、
後方から、二階俊博氏が出て来る姿が
目立っている。
自民党幹事長としての重要な職務を遂行
する二階俊博氏だから、当然と言えば
当然だが、やはり、よく言われる
「陰の実力者では？」との評判も聞く。
所属する派閥は、党内では最大勢力とも
言えない。
しかし、学歴や経歴を調べると、誰もが
実力者と認めざるを得ない、紆余曲折を
経ているのが、解る。
二階俊博自民党幹事長の学歴から経歴と
方々からの評判の他、所属する派閥に
至る処まで、調べて見た。
二階俊博自民党幹事長は昭和１４年、
和歌山県御坊市に、県議会議員の父と、
当時はまだ珍しいと評判だった、女医の
母の元に産まれている。
多忙な父と一緒に遊んでもらった経験が
無いと回想もしている。
尚、お父様の二階俊太郎氏は県議の他、
造船会社の社長や村長もこなすと、
学歴に拘らない活躍を遂げていた人物と
して、地元では知られている。
中学生時代に外郭団体の弁論メンバーに
選出され、人権問題をテーマに演説した
経歴も、ある。
最終学歴は「中央大学法学部政治学科」
卒業と、若い頃から既に、政治に関心を
示した経歴が見受けられる。
大学卒業後、衆議院議員・遠藤三郎の
秘書に就くが、これは県議会議員だった
父が、当時農林官僚と言う経歴だった
遠藤と親交があった経緯からと言う。
二階俊博幹事長の政治家としての様々な
経歴はここから始まって行くが、運命的
な道筋も、感じ取れる。
父と同じ和歌山県議会議員を二期務めた
後、昭和５８年１２月に行われた衆議院
選挙に初当選し、今日まで当選１２回を
誇り、ベテランの衆議院議員となり、
自民党内でも数多くの要職に就いた。
派閥が幅を利かせる自民党内において、
当初は先輩政治家の様子も窺いながら
派閥を渡り歩いたが、やがて、竹下派に
落ち着き、当時自民党に所属していた
小沢一郎氏と共に、羽田派に所属する。
現在は党内の派閥「志帥会」の、
会長である。
派閥が物を言う自民党内で、二階俊博
幹事長が所属する「志帥会」は
メンバーが４４人と勢力としては弱く、
評判の良し悪しもまばらである。
現在、最大派閥の細田派と倍以上の差が
あるが、数が倍あっても力が倍あるとは
限らないと、まるで中身の問題であると
ばかり、報道番組の中で反論した過去も
ある。
闘う派閥を目指し、政治家が、個人で
自分を磨く必要性も説いている。
高学歴等の輝かしい経歴に固執させず、
鼓舞させる強気な姿勢も、垣間見える。
その強気な発言から、敵が多そうな
イメージすら、持たれかねない。
ところが、二階俊博幹事長は、与野党の
政治家に顔の利く政治家と言う、裏の顔
も持ち合わせた一面を持ち、この評判を
認める人も、多い。
学歴等の派閥にモノを言わせるわけでも
なく、自然と人が寄って来る政治家だと
も噂され、世間のイメージとは一線を
画した印象だ。
二階俊博幹事長の評判を決定づけている
経歴とは、何だろうか？
二階俊博自民党幹事長の政界での評判は？経歴から推測出来る、裏の一面とは？
今や、陰の実力者とも評判の、二階俊博
自民党幹事長。
学歴や経歴から察しても、政治畑ひと筋
で過ごし、派閥の長も経験している。
しかし、二階俊博幹事長の「裏の歴史」
も、存在する。
学歴や自民党内で派閥を率いた等の経歴
では計り知れない、裏の歴史とは？
裏の一面を持つ、二階俊博幹事長の、
評判は？
自民党のイメージが強い二階俊博幹事長
だが、実は嘗て、自民党を離れ、野党
時代も経験している政治家である。
１９９３年、宮沢喜一内閣不信任決議案
に賛成し、小沢一郎氏と共に自民党を
離党し、新生党結成に参加。
政界再編成の混乱時に、幾つもの党に
所属しては離れるを繰り返した経歴が
あり、自民党が政権与党に復帰して
暫くの間も、野党側に立っていた
政治家であった。
保守新党幹事長として、連立政権に参加
していた２００２年の衆議院議員総選挙
で惨敗した事をきっかけに、古巣だった
自民党に復帰する。
１０年近く、自民党と距離を取っていた
経歴がある。
そこで野党議員とのパイプが作られ、
政治家としての人脈を拡げた事が、
自民党復党以降の政治活動に大いに
プラスし、人望溢れる幹事長として、
与野党共に、評判が高まった。
今は政権与党の重要職に就いているが、
政界の表裏を両方経験済みと、紆余曲折
の経歴が陰となって、二階俊博幹事長を
作り上げ、それが残っている。
無所属な為に活動が制限されてもがき
苦しむ議員には、与野党関係なく自然に
声をかけ、一目置くと言う姿勢も、その
辛酸を舐めた過去から来るものである。
関連記事：
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まとめ
「陰の実力者」と揶揄される事もある
二階俊博か自民党幹事長は、重要職に
就きながら、裏も表も充分に知っている
数少ない政治家である。
政界で幅を利かせる姿勢も伝わるが、
中学生時代の、人権問題をテーマにした
弁論が原点にある事にも、注目したい。
庶民側に立っての政治を目指してほしい
のが、国民の願いである。
Nabesama
＜参考サイト＞
ウィキペディア
文春オンライン
二階事務所ホームページ
財界さっぽろ
