「どぶろっく」といえば、森慎太郎さんと江口直人さんのお二人からなるお笑いコンビです。
2013年にリリースした『もしかしてだけど』で大ブレイクしましたよね。
メロディがすぐ頭に浮かぶという人も多いのではないでしょうか。
そんなどぶろっくですが、一度は表舞台から姿が消えた時期がありました。
一世を風靡したどぶろっくに、一体何があったのでしょうか。
その理由は、江口直人さんのペットの亀騒動による書類送検とも、下ネタの弊害とも言われていますが、どうなのでしょうか?
その真相を調査してみました。
どぶろっくが一度消えた理由は江口の亀の書類送検か!?
『もしかしてだけど』で一躍有名になったどぶろっく。
しかしながら、それから徐々にメディアへの露出が少なくなり、一時期ほとんど見かける事がなくなりました。
それは、江口直人さんが、特定外来生物である亀を届け出をせず飼育し、外来種被害防止法違反で書類送検された事が、消えた原因ではないかとされています。
ここではその真相について詳しくみていく事にしましょう。
どぶろっくが一度消えた理由は江口の亀の書類送検か!?
どぶろっくは、2014年頃が人気のピークでした。
ORICON STYLEによる『2014年上半期"最もブレイクした"と思うお笑い芸人』アンケートの結果、第1位を獲得。
さらに、『2014年ブレイク芸人ランキング』では、日本エレキテル連合に続き第2位を獲得し、一躍話題になりました。
しかしながら、その人気の絶頂期である2014年7月に江口直人さんが、特定外来生物の亀である「カミツキガメ」を無許可で飼育したとして、外来種被害防止法違反の罪で、書類送検されました。
その騒動について報道陣から
「大変ですね?」
と声を掛けられた江口直人さんは、
「甲羅があったら入りたいです。」
と騒動を陳謝しています。
また、
「(その後は)何もないです。いやそれはもう(飼ってないです)」
と亀の飼育は行っていない事を明かしました。
当時江口直人さんは、法定の除外事由がないのに自宅のベランダでカミツキガメ1匹を飼育していました。
その亀が逃げ、マンションの9階から地上に転落したのを通行人が見つけた事により、発覚したそうです。
亀は約13年前から飼育しており、江口直人さんは現場のマンションに2014年6月に引っ越したばかりで、ベランダで直径約1メートルのタライに入れていたといいます。
江口直人さんが不在であった大雨の日にベランダの鉄柵の隙間から落ち、1階店舗の日よけをやぶって地面に落ちたという事です。
相当大きな亀だったんですね!
正しく法律を把握していなかった為だとしていますが、人気絶頂のこの時期に発覚したことで、どぶろっくが消えてしまう一つの要因になってしまったようです。
亀の書類送検への世間の反応は?
江口直人さんは警察の事情聴取を数回受けたことも明かしています。
「転落したカメが通行中の方や住民の方々にあたって大惨事にならなかったのが、せめてもの救いと感じておりました。
誰かに大ケガをさせていたらと思うと、自分の至らなさに胸がしめつけられる思いです。」
引用:ORICON NEWS
と一歩間違えばケガ人が出ていた事を反省されていました。
どぶろっくの二人は、保育園時代からずっと同級生で、二人とも福岡大学を卒業している高学歴。
その事もあってか、反省のコメントもしっかりされていますよね。
ツイッターを見てみても、炎上する様子はなく、むしろ面白おかしく取り扱うコメントが目立ちました。
どぶろっく 、違法の亀飼ってたけどそれを凌駕するくらい好き
— gaocha. (@ngo_chaka) September 21, 2019
そういえば、どぶろっくの優勝を知った妻の第一声が「もうあの亀飼ってないのかな?」だった。
— ビールおかわり (@Beer_Okawari_) September 23, 2019
テレビから消える要因の一つにはなってしまいましたが、この件も今ではネタになっているようですね!
どぶろっくが一度消えた理由は下ネタの災いか!?
どぶろっくの代表的なネタといえば、『もしかしてだけど』ですが、その後の2015年頃、『○○な女』というネタが人気を集めました。
しかしながら、これが行き過ぎた下ネタであるとバッシングを受けるようになってしまったのです。
この事が、どぶろっくが一時テレビから消えた原因の一つになったと言われています。
テレビで見かけなくなったどぶろっくですが、今年2019年のキングオブコントで優勝を果たしています。
一発屋芸人だとも噂されていましたが、見事な復活劇といっていいでしょう!
ここではその、女性からのバッシングの真相と、復活劇について迫ってみたいと思います。
どぶろっくが一度消えた理由は下ネタの災いか!?
どぶろっくのネタ『○○な女』は、女性を小馬鹿にしたようなネタで笑いを誘うものでした。
私はあまり深く考えていなかったので、ついつい笑ってしまったのですが・・・。
これについてはツイッター上でも賛否が分かれました。
どぶろっくは下ネタと女性差別激しいから得意じゃない🙅♂️🙅♂️🙅♂️
— 𝘬𝘢𝘯𝘢 (@k_cp0402) September 22, 2019
https://twitter.com/sigmarion/status/997665609256026112?s=20
どぶろっくの下ネタはなんか好きなんだ
— にゅーおでん (@odennew) September 22, 2019
女性を蔑視してないからかな?
それぞれ感じ方が違うようですが、嫌悪感を感じてしまう女性がいる事は事実でした。
敵に回す事となった女性もたくさんいたようで、この下ネタ満載の『○○な女』は、ゴールデンタイムでの放送も微妙になってしまったようです。
ちなみに、どんなネタだったかというと・・・
「野外でバーベキューするのにヒールをはいてきてる女は
肉焼かない肉焼かない
喋ってばかり肉焼かない」
「結構ぽっちゃりしてるのにエロい格好の女は
部屋汚い
だらしない無頓着」
確かに酷いといえば酷いですが、女性にとっては「気を付けなきゃ!」とも思わせてくれるネタです(笑)
また、その他の理由として、「爆笑レッドカーペット」や「エンタの神様」といった、ネタで勝負できる番組が次々と終了してしまい、どぶろっくを始めとする芸人さん達が出演する番組が減っていった事も考えられます。
どぶろっくのキャラクターとして、トークで笑いをとるタイプではないため、バラエティ番組でひな壇に座るという事もあまりなかったように思われます。
これらの要因が重なって消える事となってしまったようです。
一度消えたけど、2019年キングオブコント優勝!?
テレビ出演がほとんどなかった、2019年3月頃のどぶろっくのツイッターフォロワー数は、
森慎太郎さん:1万人以下
江口直人さん:約500名
だったようです。
人気の芸人さんであれば、数十万人のフォロワーがいるのが普通であるのにもかかわらず、この数字という事は人気が低迷していた事が伺えます。
しかしながら、2019年のキングオブコントで優勝し、賞金1000万円を獲得されたのです!
キングオブコント2019 12代目キングは、『どぶろっく』に決定しました。
— キングオブコント【公式】 (@koc_staff) September 21, 2019
たくさんのご声援ありがとうございました。https://t.co/i73r6Ik7MT
#キングオブコント #KOC2019 pic.twitter.com/gOQpzyBnM4
決勝でのネタは、1stステージ、ファイナルステージ共に大枠は同じもの。
バリバリの下ネタミュージカルでした。
「女性軽視」等の様々な批判も耳に入っていたと思いますが、自分たちのスタイルを貫いた形ですね!
芸能界から消えた・干されたと言われてきましたが、見事復活したと言っても過言ではないと思います。
キングオブコント、
— らしる (@laciryr21) September 21, 2019
もうどのネタを見ていても
『おーきなイチモツをくーだーさーい』
が頭の中を流れ続けている。#どぶろっく#キングオブコント#キングオブコント2019 pic.twitter.com/gICkeY6KfU
久しぶりに見ましたが、やっぱり面白いです!
一方、この結果に批判的な意見もありました。
https://twitter.com/Jewelcandy_yuki/status/1177881810170105858?s=20
今回の審査員には女性がいなかったとの事ですが、確かに女性がいたら結果は変わっていたかもしれないですね。
まとめ
このように、どぶろっくが一度表舞台から消えたのには、江口直人さんの特定外来生物である亀を届け出をせず飼育し、外来種被害防止法違反で書類送検された事と、行き過ぎた下ネタが災いをした事が理由として考えられます。
下ネタについては、「女性軽視」との批判もあり、多くの女性を敵に回す事となってしまったようです。
また、お笑い番組が次々と終了していき、どぶろっくのようなキャラクターの芸人さんが出演する番組が減ってきているのも、理由の一つかもしれません。
しかしながら、今年のキングオブコントでは見事優勝し、復活を遂げたのです。
それも、批判のあった下ネタで勝ち取った優勝との事で、どぶろっくのスタイルを貫く形となりました。
様々な批判もありますが、再ブレイクの可能性を秘めるどぶろっくの活躍を楽しみにしていきたいですね!
参考サイト
スポニチ
ORIKON NEWS
朝日新聞