2019年も間も無く夏の季節に
入ろうとしています。
そこで気になってくるのは、
エルニーニョ現象だと思われます。
日本の夏と冬に大きな影響を
与えるこの現象は、2019年の夏に
どの様な影響を与えるのでしょうか？
暑い夏？それとも涼しい夏になるのか？
詳しく見て行きましょう。
エルニーニョ現象は日本の夏にどの様な影響をもたらす？
夏になると聞くようになる、
エルニーニョ現象という言葉。
良く聞く言葉かと思われますが、
日本の暑い夏にどの様な影響を
もたらすのかご存知でしょうか？
エルニーニョ現象は基本的に
日本に冷夏をもたらすと
言われています。
また、
2019年夏はこのエルニーニョ現象が
夏中ずっと続くと推測されています。
そんな、
2019年のエルニーニョ現象について、
更に詳しく見て行きましょう！
エルニーニョ現象が日本の暑い夏にもたらす影響！
基本、
日本の夏は暑いというイメージが
あるかと思われます。
しかし、
エルニーニョ現象が発生すると、
日本の夏は涼しくなり、
日照時間も短くなると言われています。
つまり、冷夏となるのです。
逆に冬までエルニーニョが続くと、
暖冬になると言われています。
また、主に西日本では降水量が
増加する傾向となるのです。
一方で、ラニーニャと呼ばれる現象は、
暑い夏と寒い冬をもたらします。
沖縄・奄美においては、
南からの湿った気流が影響する事で、
降水量が増加します。
エルニーニョとラニーニャで
対になっている現象であると
言えます。
では、
そのエルニーニョ現象が起こると、
日本には天候の他にはどの様な
影響があるのでしょうか？
一見すると、
涼しい夏をもたらしてくれる
減少に思えますが…。
エルニーニョ現象が日本にもたらす影響！
エルニーニョが日本にもたらす
影響には以下の様な事があります。
・過ごしやすい夏
・農作物が不作となる
・衣料品の売れ行き低迷
・アルコール飲料の売り上げ低迷
・漁獲量や漁場が変化する
・多雨による洪水、土砂崩れ
・太陽光発電の量が減少
涼しい夏でありがたいと思えますが、
様々なデメリットがある現象であると
言えます。
では、
2019年夏はエルニーニョ現象が
発生するのでしょうか？
2019年のエルニーニョ現象！
2019年、エルニーニョ現象は
夏中に渡って発生すると考えられて
います。
つまり、2019年は冷夏となり、
雨が多くなると考えられます。
更に詳しい2019年の
エルニーニョ現象の発生について
詳しく見て行きましょう。
2019年夏のエルニーニョ現象発生確率！
気象庁は2019年夏季の
エルニーニョ現象発生確率を
発表しています。
その確率は月ごとに以下の様に
なっています。
3月(2019年1月〜2019年5月)
→100％
4月(2019年2月〜2019年6月)
→100％
5月(2019年3月〜2019年7月)
→90％
6月(2019年4月〜2019年8月)
→80％
7月(2019年5月〜2019年9月)
→70％
8月(2019年6月〜2019年10月)
→60％
9月(2019年7月〜2019年11月)
→60％
以上の様に、
夏中はずっとエルニーニョ現象が
続くと考えられます。
そして、夏以降も続き、
2019年の冬は暖冬となる
可能性が十分にあります。
あくまでも気象庁の現段階での
発生確率の予想ですが、
今年は冷夏で多雨となる確率が
高いと考えた方が良いでしょう。
夏が熱すぎると外に出るのも
億劫になってしまいますが、
逆に熱くなさ過ぎても、
夏の感じがしなくて少し、
複雑な気持ちになってしまいますね。
まとめ
エルニーニョで冷夏になるとはいえ、
夏は夏なので、熱中症対策等には、
気を付けて行きたいですね。
RuRuhase
＜参考サイト＞
気象庁
東京海上⽇動リスクコンサルティング株式会社
日本気象協会
