余震に注意!本震や前震の意味や違い?時間関係もわかりやすく説明します!

6月18日 午前7時58分
大阪で震度6弱の地震があった。

近畿地方各地で揺れは観測されており
今後も余震の警戒が必要である。

今回は、余震、本震、前震といった
地震の種類による時間の関係から
その意味や違いまでを見て行こう。

 

余震に注意 本震からの時間軸は

 


大阪で起きた震度6弱の地震。

震源の深さは大阪市北部で13キロ
マグニチュードは6.1と観測している。

今回の地震が本震だと、これに伴う余震は
一体いつ起きるのか。

また、この本震の前震はあったのか。

しかし、過去に熊本地震に例があったように
最初の大きな地震が必ずしも本震だと
決めつけることはできない。

前震、本震、余震の意味の違いは
その地震の規模による。

一番大きな地震を本震とし
その前の小さな地震を前震
本震のあとに揺れる地震を余震とする。

そして、地震は前震→本震→余震の時系列で
順番に当てはめて行く。

しかしここでポイントなのが
地震の時間関係である。

本震の前の揺れを意味する前震は
本震があってから決定される。

つまり本震と前震の間に時間の
入れ違いが発生する。

これにより、今回の地震を本震と
決定づけることが難しくなる。

震度6弱と大変大きな地震ではあったが
今回の地震がもし前震だとしたら
それが意味することはとても恐ろしい。

今後これ以上大きな地震が
再び襲ってくることになるからだ。

では、今回の地震から考えられる
余震は今後起こるのか見て行こう。

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大阪 震度6弱の地震 余震はいつ起こる


現在、交通機関の麻痺やライフラインの
切断などで混乱に陥っている大阪。

ここで気を付けなければならないのが
余震がやってくることだ。

先に述べたように、本震が今回の地震と
決定づけることはまだ出来ない。

だが、予備知識として余震の意味や
本震からの時間の経過などを見て行こう。

本震と余震の違いはその大きさである。
今回が本震とするなら、
余震は震度6弱以下になる。

そして余震は、本震から1週間
とくに近日2.3日のうちに
起こる確率が非常に高い。

余震で気を付けるべきは
本震で破損している家屋などだ。

余震の影響で更に破損が進み
倒壊するなど危険は常に潜んでいる。

本震から時間が経ち、だんだんと
警戒を緩めてしまうこともあるが
気を引き締めることが重要だ。

また余震であっても本震との規模に
ほぼ違いがない場合もある。

本震と余震の言葉の意味だけで
地震の規模の違いを
推し量ることは出来ない。

では、前震はあったのか。

今回の地震に対する前震が
いつ起こっていたのか。

次で見て行こう。

 

大阪 震度6弱の前震や余震

 


大阪で起きた震度6弱の地震の前震は
一体いつ起こっていたのか。

先に述べたように、今回の地震を
本震とみなし、前震を予測することは
今はまだできていない。

しかし、今回よりも小さな地震
前震はより前に起きていたのだろうか。

これに関して調べてみるものの
前震とされる地震は特定されていない。

時間の経過と共に判明するのだろうが
気になることがある。

それは、東日本大震災でも熊本地震でも
これくらいの大きさの地震が起きた
2日後に本震が襲ってきたということだ。

これらの地震は本震と捉えられた地震が
実は違い、前震だったことが問題だ。

これらが意味するのは、
もうこれ以上大きな地震は来ないだろうと
高を括るには時期尚早だということだ。

今回の地震から約1週間は余震に警戒と
政府も声をあげている。

時間差でこれを前震と意味するのか
本震と意味するのか。

今、確実なのは、そう時間差もなく
余震にせよ、本震にせよ
また地震は起こるということである。

その規模の違いも気になるところだが
今回の震度6弱を1つの目安とすることが
今は確実と言えるだろう。

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もし本震がこれからなら


本震と前震の決定による時間軸のずれを
念頭に置き、今後の対応が急がれる。

今回の地震を前震とした場合、
震度6弱以上の地震が今後起きる。

過去の地震の時間軸の例からして
大きいと思った地震の2日後に
更に大きな地震が起きている。

これを逆の意味で捉えてみよう。

今回の比較的被害の少なかった地震で
身構えることになった。

これは、とても大きな意味になる。

前震からの時間差も2日と
あまり長くないこともポイントだ。

前震と本震の震度の違いは
それほど大きくないかもしれない。

しかし、今回の地震を本震にするにせよ
前震にするにせよ
また地震が起きることは、ほぼ確実だ。

その時の為に、今からでも遅くはない。

最大限に備えておく必要があるだろう。

今回の地震で感じた恐怖を忘れないよう
地震用語の意味も踏まえて覚えておきたい。

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まとめ

 


今回は、地震の種類からより深く
大阪 震度6弱を捉えてみた。

地震はいつ急に起きるか分からない。

しかし、今回の地震をもとに
多くの人が地震に対する危機感を
募らせたことに違いない。

その意識こそ、最大の備えになるだろう。

1人でも多くの方が今後の地震に備えて
多くの命が無事助かることを
祈るばかりだ。

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<参考サイト>
知っとく豆知識辞典EX

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