みなさんの中には、カジノ法案
という言葉をニュース番組や新聞などで
目にしたことがある方も
多いと思います。
カジノ法案ですが、
賛成多数ということで
衆議院内閣委員会で可決されました。
しかし、そもそもカジノ法案とは
どのような内容のものなのでしょうか。
また、カジノ法案と聞くと
パチンコと合わせてイメージされる方も
多いかもしれません。
今回は、カジノ法案の話題について
パチンコの将来とその内容を
中心にまとめていきたいと思います。
カジノ法案！パチンコの将来とその内容とは？
2016年の12月2日に、
衆議院内閣委員会で
カジノ法案が自民党や日本維新の会を
はじめ、賛成多数ということで
可決されました。
法案はカジノと関係する内容なので、
パチンコと関連があると
考える人も多いのではないでしょうか。
日本では賭博が禁止されていますが、
パチンコはグレーな存在として
長い間、扱われてきました。
パチンコの将来を考えていくためにも
まず、カジノ法案の内容について
詳しく見ていきましょう。
カジノ法案とは？
カジノ法案とは、どのような
法案なのでしょうか。
カジノ法案は、
IR（Integrated Resort
＝統合型リゾート）推進法案
とも呼ばれていますね。
IRとは、簡単に言ってしまえば、
レストランやホテル、温泉施設などと
カジノが一体となった観光施設の
ことを指します。
カジノ法案は、正式には
「特定複合観光施設区域の
整備の推進に関する法律案」
とされています。
正式名称には、
カジノという言葉は使われて
いません。
内容的にカジノが関係してくるため、
カジノ法案と呼ばれるようです。
カジノ法案の目的
カジノを含む統合型リゾート施設の
整備を推し進めることが目的と
されています。
そのためにも、
「特定複合観光施設
区域整備推進本部」
と呼ばれる組織も新設するようです。
カジノの運営
やはり、カジノができると
治安が悪化するのではないか
と考える人も多いと思います。
民間の事業者がカジノを運営しますが、
ちゃんと許可をもらった業者でなければ
カジノを運営できないことと
しています。
そのため、監視役のカジノ管理委員会を
新設するようです。
その他にも、
公平なゲーム運営を強調したり、
反社会的な団体に属する人の
カジノへの出入りを禁じたりと
カジノを安全に運営できるような
規制案も盛り込まれています。
カジノ法案でパチンコはどうなる？
本来日本では、賭博行為は禁止されて
いますね。
パチンコは、三店方式という方法を
とることで、グレーではありますが
運営を行っているという状態です。
カジノ法案が成立することで、
パチンコも合法化してしまうの
でしょうか。
意見として多いのは、
カジノ法案が成立してすぐに
パチンコが合法になるというのは
やはり、厳しいという考え方です。
ただし、パチンコ業者がカジノの運営に
関わる可能性も指摘されており、
何かしらの形でカジノ法案に関係して
くると考えられています。
カジノ法案のメリット・デメリットとは？
カジノ法案とは、
カジノを含んだ複合型リゾート施設の
整備を推進する法案でしたね。
その他に、
カジノ法案の内容とパチンコとの関係性
についてもまとめました。
パチンコの将来に大きな影響を与える
だけでなく、
治安悪化といった問題を心配する声も
ありますが、
メリット・デメリットとは
一体何なのでしょうか。
カジノ法案のメリットとは？
カジノ法案のメリットは
どのようなものがあるのでしょうか。
観光による経済効果
大きな利点の一つとして、
観光客が増えることによる
経済効果が挙げられます。
カジノ法案は、東京オリンピックを
視野に入れた法案とされていますね。
海外からの観光客が増えることで、
周辺地域の活性化も期待されて
いるようです。
パチンコ否定派が賛成
前述のように、パチンコは非常に
グレーな運営形態をとっています。
そういった、パチンコの不透明さを
良く思わない人も多いようです。
そういった人の中には、
カジノ法案の成立により、
パチンコの運営体制も改善されるのでは
ないかと期待する人もいます。
カジノ法案のデメリットとは？
カジノができることによる
デメリットは、
やはり治安の悪化ではないでしょうか。
今の段階では何とも言えませんが、
ギャンブルが堂々と行われることや
海外から人が集まることで
何らかのトラブルに発展するのでは
と考える人は多いようです。
カジノ法案を成立させたことにより、
事件が増えてしまっては、
大きな問題でしょう。
安全で透明なカジノの運営が
求められると言えるのでは
ないでしょうか。
mick
