北朝鮮が益々、窮地の立場に
立たされています。
現北朝鮮政権に対抗を表明した
金正男の息子を擁する臨時政府発足。
米朝首脳会談の決裂。
2019年には軍部によるクーデターの
可能性も!?
2019年北朝鮮へのクーデターの可能性!金正男息子擁する臨時政府!
2019年に入ってから、
一時期は米朝首脳会談等で
好調かに見えた北朝鮮に
暗雲が立ち込めています。
米朝首脳会談の決裂以降、
金正男息子を保護していた組織が
臨時政府を立ち上げ、現北朝鮮政府に
対抗する意思を表明しています。
北朝鮮国民や脱北者に現北朝鮮に対する
クーデターを呼びかけているのです。
記事前半ではこの金正男息子擁する
臨時政府の詳細と、その実力に
迫って行きます!
また、クーデターの可能性は、
国外の臨時政府からだけでは
無い様です。
北朝鮮の軍部が金正恩委員長に対し、
不満を抱いていると言われています。
記事後半では、
北朝鮮軍部が何故、金正恩委員長に対し
不満を持っているのかとクーデターの
可能性がどうなっていくのかを
考えてみます。
2019年、現北朝鮮政権は
権威を維持できるのでしょうか?
北朝鮮にクーデター呼びかけ!2019年金正男息子擁する臨時政府樹立!
暗殺された金正男の息子を保護した
謎の組織である「千里馬民防衛」
(せんりばみんぼうえい)。
その千里馬民防衛は2019年3月1日に、
現北朝鮮に対抗する臨時政府、
「自由朝鮮」を発足させました。
この臨時政府は、
北朝鮮国民や脱北者に対して、
現北朝鮮にクーデターを起こす
様に働きかける発言をしました。
臨時政府を発足させた千里馬民防衛は、
元々、金正男息子の様な、
北朝鮮から狙われていた要人の
保護や脱北者の支援を行っていた
組織でした。
謎が多い、この臨時政府は2019年に
クーデターを起こす可能性とその実力が
あるのでしょうか?
2019年に北朝鮮にクーデターを起こせる?臨時政府の実力!
臨時政府の前身となった
千里馬民防衛時代に一度だけ関係者が
インタビューに応じた際に、
以下の様な内容が語られました。
「要人の避難を支援してくれた、
アメリカ、中国、オランダ政府に
感謝します。」
また、
脱北者である元北朝鮮の高級幹部は
千里馬民防衛を次の様に評しています。
「小規模だが連携が取れている。」
ヨーロッパの人権活動家やある国の
外交官も千里馬民防衛に対して
コメントをしています。
「北朝鮮人で構成されている。」
「良好な関係を外国政府と築いている。」
規模は小さいながらも、
他国の重要人物と密接な関係を
持っている事がわかります。
臨時政府単独でクーデターを
起こすのは困難かもしれませんが、
他国の協力の下、クーデーターを
北朝鮮国民や脱北者に呼びかけ、
実行できる可能性は大いにあると
言えます。
国外だけではない?北朝鮮クーデターの可能性!
北朝鮮にクーデターを起こす
可能性があるのは、
臨時政府「自由朝鮮」だけでは
ないです。
北朝鮮の軍部である朝鮮人民軍は
金正恩委員長に不満を抱いています。
次は、北朝鮮の朝鮮人民軍が
クーデターを起こす可能性が
何故あるのかを見て行きます!
北朝鮮軍部がクーデターをする可能性があるのは何故!?
北朝鮮の120万にも上るとされる
朝鮮人民軍は、金正恩委員長に
不満を持っています。
その理由は、
2018年4月に金正恩委員長が
核と経済を共に発展させる並進路線から
経済成長一本に絞った為です。
それ以降、
金正恩委員長は朝鮮人民軍の
軍需経済という既得権益を
奪い取ってきました。
この背景には、米朝首脳会談の様な、
仮想敵国としていたアメリカ等と、
良好な関係を結べる可能性が
あったからです。
経済成長一本に絞ると決めて以降、
朝鮮人民軍は金正恩委員長に
軽視されてきた為、不満を抱く事に
なったのです。
高まる北朝鮮軍部がクーデターをする可能性!
米朝首脳会談の決裂は、
朝鮮人民軍がクーデターを起こす
可能性を上げたと言えます。
アメリカ等と良好な関係を築ける
可能性があったからこそ、
朝鮮人民軍を軽視出来ていた状況が
無くなった為です。
朝鮮人民軍が自身に不満を抱いている
のは、金正恩委員長も知っています。
米朝首脳会談に赴く際に、
軍が管理する専用機では無く、
鉄道を使った事がその証拠です。
アメリカとの関係が崩れた今、
再び朝鮮人民軍との信頼関係を
築けるかで、国内クーデターが起こる
可能性は変わってくると言えます。
まとめ
米朝首脳会談決裂。
対抗する臨時政府の発足。
朝鮮人民軍軽視のツケ。
金正恩委員長がこれ等の事に、
上手く対処出来なければ、
クーデターの可能性は
益々高まると言えます。
RuRuhase
<参考サイト>
JB PRESS
JCAST ニュース
Japan Daily NK