はるやまのノー残業手当が画期的!ノー残業デーよりも高効率期待大!

電通で新入社員が過労によって
亡くなってしまった事件があったように
日本の雇用には様々な問題が
ありますね。

中でも、長時間労働は
ずっと是正されるべきと
言われているにも関わらず
全く改善されていません。

そんな中はるやまがノー残業手当を
導入するというニュースがありました。

ノー残業手当はノー残業デーよりも
高効率が期待されるようです。

今回は、はるやまの導入する
ノー残業手当を中心にまとめて
いきたいと思います。

 

 

はるやまのノー残業手当が画期的!
ノー残業デーよりも高効率期待大!

 


紳士服、スーツでおなじみの
はるやまホールディングスは、
ノー残業手当が2017年4月から
導入されるようです。

はるやまが導入を予定している
ノー残業手当は、ノー残業デーよりも
画期的ではないのか
とも期待されています。

ノー残業手当とは、
どのような制度なのか
また、ノー残業デーと比べて
どのような点でメリットがあるのか
まとめていきたいと思います。

はるやま、ノー残業手当とは?


はるやまが導入を予定している
ノー残業手当とは、
月の残業時間がゼロであった社員に
一律で15,000円を支給する制度です。

対象となるのは、正社員1,267人と
言われています。

はるやまは、2015年12月に
「スーツで日本を健康にする」
という宣言をしました。

その際、3つの約束を発表します。

そのうちの1つに
「社員の健康を応援し、
まず社内から健康で元気になる」
というものがありました。

この約束を実現する具体的な政策として
今回の「ノー残業手当」の導入が
決まったようです。

ノー残業デーとは?


はるやまが導入予定のノー残業手当は、
ノー残業デーよりも
高効率であるとして
大きな期待が寄せられているようです。

ノー残業デーは、簡単に言ってしまえば
残業をしない日を予め決めてしまう
というものですね。

ノー残業デーは、30年以上前から
制度を導入している企業があるとも
言われています。

しかし、制度を導入してはいるものの
実際に効果を発揮している例は
あまり多くないようです。

ノー残業デーであるにも関わらず、
時間通りに帰ることができない
理由の一つに
「みんなが帰らないから、帰りにくい」
というものがあります。

これは、日本型の雇用においては
よく見られる現象ですね。

上司がまだ帰宅しないから、
仕方なくダラダラと時間を潰す
という謎のルールが長い間
根付いていると指摘されています。

 

 

はるやまのノー残業手当とノー残業デーの違い

 


はるやまが導入を予定している
ノー残業手当とノー残業デーの
簡単な説明をしてきました。

はるやまのノー残業手当は、
ノー残業デーのように残業しない日を
制度で決めてしまうのではなく、
残業をゼロに抑えたら手当を支給する
というものです。

つまり、残業をなくすための
自発的な意識を社員に持たせようと
する政策ですね。

しかし、はるやまのノー残業手当は
良い面もあれば、
問題点も考えられます。

ノー残業手当の問題点


はるやまのノー残業手当の
問題点の一つは、対象が正社員である
ということです。

日本では、非正規雇用労働者の
増加が問題視されています。

非正規雇用が
正社員同様の仕事をこなし、
残業もあるにも関わらず、
賃金格差がある
という例も少なくないようです。

また、ノー残業手当を導入しても
こなすべき仕事の量が変わらなければ
残業をゼロに抑えるのは
難しいのではないかという
意見もあります。

これは、ノー残業デーの問題点としても
指摘されていたことです。

そもそも、残業をしなければ
こなすことができない業務量であれば
残業をゼロにすることができず、
結果的にノー残業手当の意味が
なくなってしまうことも
考えられます。

ノー残業手当を導入することで、
社員に残業をゼロにしようという
意識が生まれます。

そういった意識が生まれることで、
仕事に無駄がなくなり、
仕事の効率も上がることが期待されて
いるようです。

ノー残業手当によって、
日本の長時間労働問題だけでなく、
生産効率の改善も期待されます。

mick


<参考サイト>
www.fashionsnap.com/news/2017-01-12/haruyama/
ten-navi.com/hacks/way-of-working-10-9214

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