韓国外交部の局長が国連軍司令部から
日本にある国連軍司令部後方基地に
呼び出しを受けました。

最近では安保理制裁違反で北朝鮮に
石油を渡していたとされる韓国

制裁違反と今回の呼び出し
関連はあるのでしょうか?

また、呼び出しに対する韓国の反応を
見ると、今回の呼び出しは、
安保理制裁違反に関する物では
無いという見方をしていると
考えられます。

 

 

 韓国の国連軍司令部からの呼び出し!

 

今回の韓国の国連軍司令部からの
呼び出しは、韓国でも何の為の物なのか
不審に思われています。

韓国は安保理の制裁決議違反をして、
北朝鮮に石油燃料等を渡していた
国連の専門家パネルからの報告を
受けています。

この安保理制裁違反が、
今回の国連軍司令部からの呼び出しの
原因ではないかと日本では、
言われています。

そして、
今回の呼び出しは韓国では、
どう思われているのでしょうか?

詳しく見て行きましょう!

 国連軍司令部からの呼び出し!韓国外交部の訪日!

在日国連軍司令部後方基地に
韓国の金泰珍(キム・テジン)
外交部北米局長が呼び出し
されていた事が判明しました。

この訪日には国連軍司令部、
マーク・ジレット参謀長が
同行していました。

呼び出し前には、
ハリー・ハリス駐韓米国大使と
鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)
国防部長官、
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官
がレーダー照射問題に関して協議
していた事も判明しています。

 国連軍司令部からの呼び出しの理由は?

日本では今回の国連軍司令部からの
韓国外交部呼び出しは、
国連安保理制裁違反に関連している
という見方があります

北朝鮮制裁を監視する専門家パネルは、
韓国が北朝鮮に対して、無断で
石油の譲渡を行ったという報告を
しています。

石油は安保理決議では制裁対象に
なっており、北朝鮮へ譲渡する場合、
安保理の許可を取る必要があります。

上記の反応の様に、
日本の今回の国連からの韓国への
呼び出しに対するイメージは、

 

「制裁違反を行った韓国に対し、
どういった意思で制裁違反を
行ったのかを聞く為の呼び出し」

 

という印象が強いです。

では、韓国側はどうなのでしょうか?

 

 

 韓国の国連軍司令部の呼び出しや安保理制裁違反報告の反応!

 

日本では安保理制裁違反に関する
呼び出しだと思われている今回の
韓国外交部の訪日。

しかし、
韓国ではどちらかというと
安保理制裁違反よりも、
レーダー照射問題に関しての
呼び出しとして捉えられていると
言えます。

韓国側の今回の呼び出しに対する
反応を見てみましょう。

 韓国側の国連軍司令部からの呼び出しに対する反応!安保理制裁違反の印象ではない?

韓国は今回の国連軍司令部からの
呼び出しをレーダー照射問題の
意見交換の場として捉えています。

事前の駐韓米国大使との協議や
訪日に際して、国連軍司令部参謀長が
同席する日本側の北米局長との
会談が設けられている事が判明した
為です。

日本側のイメージに反して、
韓国側はあまり安保理制裁違反に
対して危機感を持ってない
のでしょうか?

 韓国側の安保理制裁批判に対する反応!

韓国政府は日本メディアの
安保理制裁違反の報道に対して、

 

「「国際社会と十分に、
緊密に協議しながら行っている。
(韓国外交部とも)資料を全て
共有している」
引用:朝鮮日報

 

と反論しています。

韓国政府は、
無断で譲渡したとされる石油は、
朝鮮戦争時に離散した家族の
再会行事の為に使用された物である
としています。

再会行事等の石油利用は、
国連から制裁の例外として使用する
許可を得たとも述べました。

つまり、
韓国政府は国連の安保理制裁違反は
行っていないという認識なのです。

それ故に今回の呼び出しの韓国側の
イメージは、

「安保理制裁違反よりは、
レーダー照射問題の為の呼び出し
という認識」

だと考えられるのです。

 

 

 まとめ

 

日本と韓国側で今回の呼び出しは、
見方が違うという事がわかりました。

実際の呼び出しで何が協議されたか
発表されるまで詳しい理由は
不明です。

ですが、今回の訪日で、
日本と韓国の安保理制裁違反の
協議がされても、
意見の食い違いがあると考えられます。

RuRuhase

<参考サイト>
読売新聞
中央日報
朝鮮日報

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