ハロウィンとは何か?日本はいつ?子供向けに簡単に説明できるようになろう!

もうすぐ秋がやって来る!となると、
忘れられないのがハロウィンだ。

近年は、日本でもハロウィンが
一大イベントとして重要な行事に
位置づけられている。

今後、子供からも「ハロウィンって何?」
と聞かれる事が増えるだろう。

今回は、そんな時子供向けに簡単に
ハロウィンとは何かを説明できるよう、
改めてハロウィンの起源について学ぼう。

又、複雑化している日本のハロウィン
が一体いつなのかも併せて調査。

 

 

 子供向けに簡単に説明したい!「ハロウィンとは何か?」

 


日本でも最近注目され始めたハロウィン。

自分には関係無いと目をつぶって来た人
も多いかもしれない。

しかし、怪しげでワクワクするハロウィン
は若者を中心に大人気。

今やハロウィン時期のテーマパークでは
いつどこに行っても子供向けに
ハロウィンイベントが開催されており
小さい子供が興味を持つ事は間違いない。

調べてみると、ハロウィンとは何かを
簡単に説明するのはかなり難しい。

今後子供から「ハロウィンとは何か?」
と聞かれた時の為に、子供向けに簡単に
説明できるようにしておこう!

また文章後半では、日本における
ハロウィンとはいつの事なのか?など
曖昧で複雑になっているハロウィン
事情も調査した!

 まずはハロウィンの起源を知ろう


まずは、ハロウィンの起源とは?
という疑問について解決していこう。

一番初めの起源は、古代ケルト人から
始まっている。

現在ハロウィンとして位置づけられている
10月31日は、元々ケルト人にとっての
大晦日だった。

そして、この日に秋の収穫を祝うため存在
していた民間行事が、ハロウィンの起源だ。

また、当日の夜は死者の霊や精霊や魔女が
訪ねてくるとも言い伝えられていた為、
その霊たちを追い払う意味合いも兼ねた
日だったそうだ。

その後、ケルト人からキリスト教圏の国
にもこの行事が広まった。

そして、カボチャのお化けや、仮装して
「トリックアトリート!」と言う文化など
が融合し、現在の「ハロウィン」として
伝わったとされている。

しかし、現在はキリスト教とは
切り離されて考えられているようで、
現在も宗教的な意味合いがあるかどうか
は諸説あるようだ。

 子供にはどう説明する?


では、様々な民族や国が登場し、
宗教色まで混じった難しいハロウィン
について、子供向けに簡単に
「ハロウィンとは何か」を説明するには
どうしたら良いのだろうか?

筆者なりに考えたのがこちらだ。

昔むかし遠い国では、1年に1回、
死んでしまった人が生き返って家を
訪ねてくる日があったんだよ。
その中には悪さをするお化けもいたから、
「私はあなたたちの仲間だよ」という意味
で、自分もお化けの格好をして身を
守っていたんだよ。それがお祭りになって
今も続いているんだよ。

子供向けに簡単に説明すると、
こんなところだろうか…。

ハロウィンとは何か?という詳しい話を
子供にしてもおそらく理解できないので
皆揃ってお化けの仮装をする現象を説明
できれば十分かもしれない。

しかし、日本ではもはやお化けすら関係
無いコスプレ大会のようになっている為、
その説明で納得してもらえるかは
わからない。

上記のように子供向けに簡単にハロウィン
を説明した後で、

「みんなでいつもとは違う格好をして
楽しむお祭りだよ」

と誤魔化すのも一つの手かもしれない。

何か釈然としないが、それほど
日本におけるハロウィンとは説明
しづらいものになっているという事だ。

次の章では、その日本のハロウィン
について現状を調査してみた!

 

 

 日本のハロウィンはいつ?

 


前章ではハロウィンの起源について説明
したが、現在の日本のハロウィンはその
起源とはかけ離れてしまっている状態だ。

若者が楽しめる年間行事が一つ増えただけ
と言っても良いかもしれない。

しかし、元々日本にはハロウィンは
存在していなかったはず。

いつから日本にも広まったのか?

又、一般的にはいつからがハロウィン
期間なのか?などの最新の
ハロウィン事情もお伝えしよう。

 日本で言う「ハロウィン」の始まりは?


日本では馴染みのなかったハロウィンだが
一気に広まったきっかけは、あの国民的
テーマパーク「東京ディズニーランド」
だそうだ。

ディズニーランドが1990年代後半に
ハロウィンイベントを開催した事が始まりで
様々な場所でハロウィンとイベントを
結びつける現象が起きた。

更に、2010年代以降はSNSの普及により、
一種のお祭りとして盛り上がる
「日本式ハロウィン化」が加速した。

もはや、10月31日に仮装して
「トリックアトリート!」と近所の家を
回る子供は誰もいないだろう。

 日本のハロウィンっていつ!?


では、その日本式ハロウィンは具体的に
いつの事を言うのだろうか?

日本式ハロウィンの創始者とも言える
ディズニーランドは、2018年も
当然ハロウィンイベントを実施予定だ。

期間は9月11日(火)~10月31日(水)。
期間自体は驚くほど長いものの、終了日は
きっちりハロウィン当日に設定している。

また、ディズニーランドと並んで大人気の
テーマパークであるUSJ
(ユニバーサルスタジオジャパン)では、
更に長い9月7日(金)~11月4日(日)
でハロウィンイベントを開催予定。

こちらはもはや10月31日すら無視
しており「ハロウィンがいつかなんて
定義は無い!」と言わんばかりの状況だ。

又、昨年東京各所で行われたハロウィン
イベントも、10月31日に限定している
ものは数えるほどしかなく、大体は
そこに近い土日に設定してあった。

この日付設定からも、日本における
ハロウィンがいかに意味を為さないもの
かがわかるだろう。

 経済効果の一方で社会問題も…


そんな日本のハロウィンだが、
その経済効果は1000億円以上とも言われて
おり、数年前からバレンタインデーを
超えているそうだ。

しかし一方で、仮装した若者が集まり混雑
する事による交通問題や、祭りのあと恒例
のゴミ問題が深刻な社会問題にも発展
しており、その開催に懐疑的になる人々も
年々増えている。

しかも、ハロウィンに関する
国民アンケート結果では、何と80%の人が
「関心がない」もしくは「好まない」と
回答したとの情報もある。

最近浸透した文化という事もあり、
年配者には受け入れられてないのだ。

又、パーティー好きな若者もそろそろ
飽きるのでは?とも言われている。

このハロウィン熱はいつまで
続くだろうか。

 

 

 まとめ

 


一言でハロウィンと言っても、
テーマパークのイベントや、
ハロウィンにちなんだ期間限定スイーツ
を楽しむ程度なら平和で楽しいもの。

ただ、過剰な仮装で街を練り歩く文化は
小さい子供に見せたいものでは無い。

ハロウィンの起源だけでなくあの現象も
子供に説明しなければ…と思うと、
そろそろ落ち着いてほしいと思って
しまう自分がいる。

miya

<参考サイト>
Wikipedia

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