公務員の天下りとは?言葉の意味や問題点をわかりやすく説明しやす!

文部科学省の天下りあっせん問題に
おいて、安部首相が調査を
指示しました。

菅義偉官房長官は
「全省庁において徹底的に調査する」
としています。

公務員の天下りとは?

意味や問題点を再確認しておきましょう

 

 

天下りとは?

 


公務員の天下りについて
文部科学省の元局長が天下りを
したとして、再就職等監査委員会が
調査し、結果を発表しました。

文部科学省での天下りあっせんの
疑いはこの他に37件あり、
天下りのあっせん、証拠の隠蔽などで
幹部や職員9名が停職、減給などの
処分が決まりました。

この処分内容や再発防止策を発表する
そうです。

天下りの問題点、再発防止策とは?

公務員の天下りをなくすことは
可能なのでしょうか。

今回は、公務員の天下りについて、
意味や問題点をご説明したいと
思います。

まずは天下りの意味から見ていきす。

天下りの意味


天下りとは、
公務員、中央省庁の高級官僚などが
退職した後、勤務していた
行政機関と関係の深い民間企業や
政府の関係機関、地方自治体などの
役員や幹部職に就くことです。

キャリア組の同期の中から、
次官を1人選出します。

慣習として、その他の同期は
退職することが多いようです。

課長以上の役職の場合、将来を見据えて
天下りする人が出てくるようです。

天下り問題において、慣習が大きく
関わっていることが分かります。

次に、天下りの問題点を見ていきますが
天下りにはメリットもあるようです。

問題点やデメリットだけではなく、
メリットも知って、正しく
判断したいところですね。

 

 

天下りの問題点

 


公務員の天下りは、市民からの反発を
うみます。

天下りの意味とは、上記に書いたとおり
ですが、問題点としては
どのような事が挙げられるのでしょうか

公務員の天下りの良い点と問題点とは?

少し掘り下げて見ていきましょう。

天下りの良い点

・優秀な若い官僚が適したポストに
就くことができる。

年功序列の組織では、年齢が上がるに
つれて、階級も上がっていきます。

しかし、組織はピラミッド型ですから、
高い階級になればなるほど、ポストの
空きがなくなります。

その椅子に座れなかった人たちが
そのまま組織に居続けると、
流れが滞留し、下に控えた若手が
能力を発揮する機会がなくなります。

そういった人たちが早期退職を
することで、優秀な若手が
活躍する機会ができ、組織自体の
若返りにも繋がります。

・優秀な人材に活躍してもらう。

官僚であった時の経験、知識、
人脈などを活用できる。

天下り先も、優秀な人材を確保して、
会社としての業績などを上げることが
できます。

また、元官僚の人脈の影響で、
中央省庁との繋がりができ、
小さな会社であっても、大手と
対等に渡り合うことができる、
というのも良い点だと言える
でしょう。

天下りの問題点

・天下りのために組織や団体が新設
される。

その人が天下るために、天下り先を
新しく設けることがあるそうです。

必要な組織、団体ならば、そう悪い
ことでもないように思えますが、
その組織が、不当に省庁からの仕事を
受注する場合があるため、
大きな問題点として捉えられています。

・汚職や癒着、資金提供

官僚が天下ると、天下り先に
仕事の依頼がされたり、
そのほかの企業の間に入って仲介したり
と、汚職や癒着が起こる可能性が
あります。

また、天下りの受け入れの対価として、
天下り先に資金提供がなされることも
あるのだそうです。

天下りあっせんの再発防止


文部科学省は、新しい事務次官を
決めるなどの迅速な対応をしています。

辞任した前川喜平氏に代わって
戸谷一夫文部科学審議官を昇格させ、
体制を刷新していきます。

また、人事課から再就職規制の
機能を分離することで、
天下りに対する意識改革をしていく、
と発表しています。

sakura


<参考>
kotobank.jp/word/%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E3%82%8A-159227
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170120-00000049-jij-pol
headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170120-00000011-ann-soci
www3.nhk.or.jp/news/html/20170120/k10010845961000.html
headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170120-00000016-ann-soci
wakaru-news.com/parachute/4072/
d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20091122/p1

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