以前から、飲食店では、
予約の当日無言バックレで
多大な被害を被っています。
ここで気になるのは、
前日のキャンセルも、
キャンセル料を支払う事と
なるかという事だと思われます。
また、2018年に無言キャンセルに対し、
新たな方針が飲食業界から
打ち出されました。
そんな、
飲食店の予約キャンセルについて
詳しく見て行きましょう。
飲食店の予約バックレの甚大な被害!前日キャンセルは?
京都で新たに開店した、
ある和食料理屋の出来事が
話題になっています。
店側がオープン初日に10人の
予約バックレをされたのです。
22歳の男性店長は当日の為に、
気合の入れた料理を作っていましたが、
当日、予約客が訪れる所か、
キャンセルの電話さえ来ませんでした。
飲食業界ではこういった無言の
当日キャンセルなどで甚大な
被害を受けています。
前日キャンセルも店側が
予約時に通達やサイトに
明記していれば、キャンセル料を
取る事が出来ます。
しかし、一向に改善されない状況を
見兼ねてか、飲食業界は政府や
有識者と共に新たな指針を
作成する事にしました。
指針が適用される様になれば、
店側は無言の予約バックレを
行った客にキャンセル料を
全額請求出来る様になります。
それでは、
キャンセル料についての更に詳しい
アレコレについて見て行きましょう。
飲食店予約バックレ被害!被害総額年間2000憶円!
飲食店では当日に電話による
キャンセルもないバックレで
甚大な被害を被っています。
こういったバックレは「No show」と
呼ばれ、年間2000憶円の損害を
飲食業界に与えてきました。
折角料理を作って待っていたのに
客席は空席という事態に飲食業界は
長年、頭を悩ませてきました。
時には、SNSを使い、
用意した料理を食べてもらうという事を
する店もありますが、それでも、
一度客席に出してしまった料理は
衛生上の問題故に廃棄しなければ
なりません。
No showは飲食店にとって、
大きな損を受ける許されざる
行為なのです。
前日キャンセル料は、事前忠告があれば支払う!
ここで気になるのは、
前日キャンセルですが、
店側が、前日のキャンセルも
キャンセル料を支払わなければ
ならないと予約時に忠告したり、
店のサイトの規約に書いていれば、
客には支払わなければならない
義務があります。
もし、前日時点でキャンセル料を
支払うのが嫌で、当日何も言わずに
キャンセルをした場合はNo showと
なります。
良識があるのならば、
当日、どうしても行けない用事が
出来たら、キャンセルの通知と
キャンセル料の支払いをするのは、
当然だと言えます。
飲食店の反撃!No showに対する新たな指針!
飲食店もNo showに対して、
ただ泣き寝入りしているだけでは
ありません。
弁護士、大学教授等や経済産業省、
農林水産省、消費者庁と共に
勉強会を開き、No show対策と
その為の新たな指針を示しました。
次は、
その対策内容を見て行きましょう。
飲食店のNo showに対する新たな指針内容!
飲食店等の業界人や政府、有識者で
開かれた勉強会の結果、飲食業界は、
No showに対して、以下の様な
対策をする指針を示しました。
・コース予約に対するNo show
→キャンセル料の全額請求
・席のみ予約に対するNo show
→平均客単価5割のキャンセル料
これまでは、No showに対し、
飲食業界は泣き寝入りをせざる
得ませんでした。
しかし、電話のみによる
予約方法の見直し等を、
政府や他業界と協力していく事で、
No showに対して、厳しい処置を
する事が可能になります。
このNo show対策がなされれば、
副次効果として予約の容易化、
設備導入資金確保、従業員の
給料アップ、労働時間の削減等が
得られる見込みです。
No showの被害を防げば、
店側に、これ程多くの恩恵がある事に
少し驚いてしまいますね。
まとめ
キャンセルは本来、どうしても
行けない用事が出来た時に
使われる物です。
無言当日キャンセル「No show」は
今後、厳しい処置を取られる可能性が
あります。
忘れてた等の故意ではない理由が
あったとしても適用されるので、
店を利用する側の私達も、
わざとじゃないにしても、
No showしない様に心掛けたいですね。
RuRuhase
<参考サイト>
経済産業省
Abema TIMES
JCASTニュース