独身税が実施されるのでは?
と今、話題に
なっているのはご存じだろうか?

独身税とは一体どういう事なのだろう?
日本導入について
賛成派、反対派の意見が
気になるところである。

ブルガリアでの前例も交えて
説明していこう。

独身税とは?

 


さて、
未婚の方には気になるワードである
独身税とは一体
どういう事なのだろうか?

そもそも、独身税とは
2004年に
自民党の子育て小委員会で
提案された事で
広く知れ渡ったのだ。

簡単に説明すると
独身税とは未婚の男女に課す
税金の事である。

2004年に広まった独身税という
ワードがなぜ、今になって
話題になっているのか調べてみた。

実は、石川県かほく市で
独身税の話が出たのである。

30〜40代の女性7人が参加した。メンバーが「結婚し子を育てると生活水準が下がる。独身者に負担をお願いできないか」と質問
参考:北國新聞

冷静に考えると、
ひどい税金のかけ方である

シングルマザーで
育児を頑張っている人も独身者であるし
結婚後に相手が死去してしまっても
独身者なのである。

独身者の定義が広すぎて
横暴というイメージを受けるが
独身税とは独身者にかかる税金である
と言われれば、納税の義務がある
国民にとっては、
払わなければいけないのだ。

独身税の日本導入に賛成?反対?ブルカリアではどうなの?

 


さて、そんな独身税だが、
実は2020年に
導入される予定があると
噂されているのは
ご存じだろうか?

一部ではブサイク税や貴族税とも
言われている独身税だが、
ブルガリアで
1968~1989年まで
導入されていたのである。

更に、日本での導入について
賛成派、反対派の意見を
調べてみよう。

独身税を導入したブルカリアの場合


38年間、独身税を導入していた
ブルガリアだが、
独身税を導入しようとしたきっかけは
出生率の低さの為だったのだ。

出生率の低さは日本でも
問題となっているので
参考にするのはいい前例かと
思われる。

ブルカリアの独身税では
独身者の給料などから
5~10%を
税金として徴収していたのだ。

では、その独身税を導入した
ブルカリアで出生率は
上がったのだろうか?

結果は残念ながら
上がる所か下がってしまったのだ。

独身税を導入したおかげで
当時のブルガリア政府は
結婚率が上がり、出生率が増える。

と予想したのだが、実際は逆であり、
独身税が導入された事で、
結婚前の負担が増え、
結婚資金が捻出できず
結婚が出来ない為、
出生率も下がっていったのだ。

この結果にブルガリア政府が
独身税を廃案としたのであった。

独身税の日本導入は賛成?反対?


では、そんなブルガリア政府が廃案とした
独身税の日本導入について、
賛成派、反対派の意見を調べてみた。

賛成派が賛成する理由としては
独身税を導入する事で、
年々減り続ける年金が、幅広い世代で
受け取れるから。

日本政府が既婚税も導入するなら賛成。

日本国民の人口が
減り続けている歯止めとなるので
賛成という意見が多い様である。

反対派の意見としては、
ブルカリアでの前例で、
出生率は増えない為意味がない。

仮面夫婦や偽装結婚、斡旋業者まで
増えそうだから反対。

障害をもって結婚を諦めた人もいるので
反対。

など、色々な
賛成、反対の意見があった。

また、独身税の日本導入については
色々なSNSで大きな騒動になっており
憲法で定められている、
婚姻の自由に反する。

かほく市に独身者は(引っ越しして)
いなくなるのでは?

結婚したくても相手がいない。

など、

筆者としては、前述した
結婚し、
子供を育てると生活水準が下がる為
独身税を。

という意見ならば、
単なるわがままに思えてしまう為
賛成とは言い難いのである。

出生率の低下と税金からの収入の
2点をどうにかしたいのは、
わからなくもないのだが、
特定の人にだけ負担が掛かる様な
やり方はスマートではないと
感じた独身税の
日本導入なのであった。

HARU

参考
//news.yahoo.co.jp/byline/sendayuki/20170901-00075263/
//huffingtonpost.jp/2017/09/01/dokushinzei_a_23193280/

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