東京の男子高校生と地方の女子高校生の
体が入れ替わる形で出会うという
ストーリーの新海誠原作の劇場アニメ
「君の名は。」は、大宣伝に見合う
内容かどうかの評価が分かれているが
新海誠の代表作の一つだろう。
2017年に不倫疑惑があった際には謝罪を
した上でクリーンな関係である事の
強調を忘れなかった。
その背景には、女優の嫁と子役の娘に
対する感謝の念がうかがえる。
新海誠のメガヒット作品「君の名は。」の評価は!?
東京の四谷で暮らす男子高校生、
立花瀧と岐阜県糸守町に住む女子高校生
宮水三葉の体が入れ替わる形で出会い、
2人が徐々に打ち解けて最後にお互いの
名をたずねるというストーリーの
新海誠原作の劇場アニメ「君の名は。」
の評価は賛否両論、様々な声がある。
まずは「君の名は。」に対して
高い評価をした人のコメントは、
本来縁が出来る筈の無かった2人が
体が入れ替わる形で出会い、その現象の
解明に向けて2人の距離が近づいていく
時の心の機微の描写とストーリーは
勿論、新海誠が監督として
こだわったその映像美もまた圧巻で、
一級のファンタジー作品という
声がある。
この「新海ワールド」とも評される
評価の高い、風景の描写の緻密さと
美しさは、新海誠自身が思春期に風景の
美しさに勇気づけられた経験から、
その感覚を映画に込めたいという意向に
よる物で、「君の名は。」でも
その映像美を楽しむことが出来る。
しかしその一方で、新海誠渾身の作品で
ある筈の「君の名は。」の内容に、
あまり感情移入が出来ないといった
芳しくない評価もある。
まずは何を以て立花瀧と宮水三葉が
お互いを好きになったのかが全く不明で
ある事、そして2人が何故時間のズレに
気付かなかったかという疑問がある事、
ストーリー内で三葉の地元に隕石が
落ちる際に子供だけで住民を避難させる
事が出来るのかという、
ファンタジー作品とはいえ描写のツメが
甘い部分が散見されるという物だ。
しかし低評価の声があっても、
新海誠は「君の名は。」で
2017年2月17日には240億円を超える
興行収益を達成しており、
宮崎駿に続いて興行収入100億円の
大台を突破しているのだ。
この事はトータルで考えれば
「君の名は。」の評価は低くは無い事の
証左だろう。
「君の名は。」に対しての批判の声に
対し、新海誠はその評価は甘んじて
受けると共に、その様に簡単に考えて
いるならば自分で作ってみてはどうかと
やんわり反論している。
新海誠がクリーンさを強調した不倫疑惑謝罪!監督として女優の妻の意見を聞き、娘の心遣いに感謝する!
「君の名は。」の純愛路線とは裏腹に、
監督の新海誠は2017年6月13日、
日刊スポーツ紙によって
不倫疑惑を報じられた。
この事を受けて新海誠は、その関係は
深い物ではないとした上で、
ツイッター上で謝罪をしている。
新海誠には嫁の女優三坂千恵子との
間に子役の娘新津ちせもおり、
しかもその嫁と娘に付くかもしれない
マイナスのイメージは何としても
避けたいと考えられる。
その嫁と娘のキャリアに傷が付く
事を慮っての謝罪だったのだろう。
日刊スポーツ紙の記事の内容によると、
その相手は、2016年春に知人を通して
知り合った30代前半の編集者で、
「君の名は。」ヒット後に交際を開始
していたという。
新海誠とその相手の女性は仕事の後に、
都内の飲食店や女性宅でデートを
重ねたり、別の業界の関係者主催の
パーティーにも同伴で参加していたとの
事である。
この事に関して、一般の方や、女優の嫁
と子役の娘に対しての物と思われる
謝罪のコメントでは、親しい友人では
あるものの、友人止まりである事を
改めて強調している。
実際に新海誠自身、大きなヒット作を
生み出して尚「これでいいのか」と
いった類の迷いがあり、彼が書いた脚本
を嫁であり女優の三坂智恵子に、
その面倒臭さに対する謝罪があったかは
定かではないが、
まずは褒める事前提で評価を仰ぐ程に
嫁を頼りにしている。
そして娘の新津ちせに対しても、作品の
進捗の遅さをツッコまれてカチンと来て
謝罪の言葉が欲しいと思う事もあるが、
父新海誠のコンビニでの顔バレを心配
してくれる等の気遣いを見せてくれる事
に感謝の念はあり、大切にしなければと
思っているだろう。
ひょっとしたら新海誠の娘も将来、
嫁同様に女優目線で作品の評価を
してくれるであろうからだ。
大女優ソフィア・ローレンの様に
映画監督と女優が同じ目標をもって
働いているうちに監督と結ばれる様な
事は良くある話ではある。
しかし新海誠が不倫疑惑を持っていると
騒がれた女性はその様な関係では決して
無く、その謝罪も大切な家庭がある故に
クリーンである事を強調した物に
なったのだろう。
まとめ
新海誠の「君の名は。」の評価は、
そのファンタジー性を絶賛されながらも
ストーリーに真実味が欠けると言う声も
ある様に、二つに分かれている。
しかしその興行収益から見て多くの人が
感動した事は間違い無い。
彼がヒット作を生み出した陰には女優の
嫁の内助の功と娘の気遣いがあった事を
弁えているからこそ、不倫疑惑が発覚
した際も潔白さを強調したのだろう。
参考サイト
//eiga.com/movie/83796/review/
//light-shade.net/post-2724
