梅雨入り2018年の予想と平年データ!中国四国地方と九州北部の今年の予想と梅雨の重要性について

6月に屋外での仕事や、通勤通学のある
人達ならば、2018年の梅雨入りは
いつになるかを気にしているだろう。

平年データ通りに梅雨が来るならば
割り切れる気もするので、
注意事項として中国地方と四国地方、
そして九州北部の梅雨入り予想を
してみたい。

 

2018年の中国地方と四国地方はいつ梅雨入りかを予想!

 


もしも「平年並み」ならば、5月末から
6月初めにかけては梅雨入りとなるが、
ここで2018年の中国地方と四国地方、
そして九州北部の梅雨入りが
どうなるかを予想してみたい。

日本の他の地方と比べてもタイミング的
に大きな差は無いが、中国地方と
四国地方、そして九州北部では数日の
差があるので、2018年もこの時期に
外での行楽の予定がある人は
細かいチェックが必要になる。

中国地方の2018年梅雨入り予想


中国地方の梅雨入りを過去67年分の
記録から予想をしようとすると、
一番早い梅雨入りが1963年の5月8日で、
一番遅い梅雨入りが1968年の6月24日と
いう、平年並みから見ればかなりの差が
ある事がわかる。

しかしそこから平年並みの梅雨入りの
タイミングを予想すると6月7日となり、
今年の中国地方の梅雨入りは平年並みの
時期となるので、これは四国地方や九州
北部と比べても、2018年もそれ程
変わらないと考えられる。

四国地方の2018年梅雨入り予想


そして四国地方の梅雨入りの予想は、
昨年は平年よりも長めであった事で
2018年はどうなるかが気になる人も
多いと考えられるが、過去67年分の
記録を見てみると、梅雨入りの時期は
5月20日から6月20日の間までの幅があり
平年の例では6月5日前後となっている。

しかし過去2年の記録では2016年では
6月4日頃、2017年では6月20日頃に
梅雨入りとなっており、これを基にして
2018年度の予想をすると、5月30日から
6月12日という後述の九州北部ともあまり
変わらないタイミングとなる。

しかし、ここで取り上げる地方とは別に
なるが、九州の北部以外では約1年間で
最も早い梅雨入りと最も遅い梅雨入りを
記録しており、1956年の梅雨入りが
5月1日だったのに対して、1957年の
梅雨入りが6月21日であり、何と50日も
差がある。

それ故に予測は必ずしも100%的中すると
いう性質ではない事も覚えておく必要が
ある。

中国地方と四国地方、そして九州北部で
2018年の6月に屋外での行楽の予定がある
人は梅雨入りの時期が大変気になると
予想されるが、そもそも梅雨の雨は、
夏場に水不足に陥らない為にも、生活の
為には無くてはならないまとまった雨で
ある。

だが、過去には九州北部では平年並みの
梅雨が訪れなかった事と夏に晴天が
続いたことで福岡市では深刻な水不足に
陥った事例がある。

福岡県内の筑後川からも水の応援が
あったものの、その様相は正に
「焼け石に水」であった。

 

2018年の九州北部の梅雨入りは何時!?平年の降水量を割った年の福岡の状況!

 


2018年の九州北部の梅雨入りが平年並み
かどうかを予想するに当たっては
参考になる資料もあり、気象庁では
九州地方と別に九州北部の記録がある。

九州北部の2018年梅雨入り予想


気象庁の過去67年の梅雨入りの記録では
九州北部は中国地方や四国地方と比べて
梅雨入りのタイミングに大きな開きは
無く、最も早い日は1954年の5月13日、
最も遅い日は1967年の6月21日という
物で、最も早い日と遅い日が中国地方と
四国地方に挟まれている。

上記の中国地方と四国地方の様に
2016年と2017年の過去の記録から
2018年の予想をすると、九州北部の
梅雨入りは2016年も2017年も6月4日頃で
あった事を考えると、平年並みならば
2018年も四国地方と同じと見ていい。

しかし1978年には、九州北部では
6月10日の梅雨入りから7月3日までの
梅雨明けまで1ヶ月という、平年並みの
数字を大きく割る時間であった事から
降水量は平年並みの65%に留まり、
加えて夏場には雨が降らなかったという
ダブル・パンチに見舞われ、もはや予想
するまでも無く水不足に陥った。

中国地方と四国地方にもある様な
大きな河川は福岡県内に筑後川があるが
その水を積んだ給水車が福岡市内に
来ると長い行列ができた。

福岡市の水がめである江川ダムの水位も
予想通りぐんぐん下がり、市内の水道は
深夜にごく少量が出るのみとなった。

そして当時プロ野球のクラウンライター
(現埼玉西武)が平和台球場で試合を
しようとしても水を撒けないので土埃が
舞った。

また福岡の野球ファンは、前年指名した
「怪物」江川卓投手がクラウンライター
に来ないという予想が大勢を占めていた
事で、「江川は当てにならない」という
「江川ダム」にかけた
哀愁漂うジョークを口にしていた。

2018年もこの様にならないで欲しい事を
祈るのみであるが、今年の6月前後に
中国地方と四国地方、そして九州北部に
屋外の行楽に出かける方は、平年並み
ならば梅雨入りの時期となるので、
しっかりと情報を確認する必要がある。

行楽の予定を狂わす雨とはいえ、2018年
の今でも生活に欠かせない
恵みの雨なのだから。

 

まとめ

 


梅雨入りとなると、毎日の通勤通学が
憂鬱な気分になってしまう
厄介な気象現象ではあるが、
夏場に水不足に陥らない為にも、
梅雨は必要な気象である。

気象よりも人間の生活が優先される事は
当然の事なのだ。

2018年の中国地方、四国地方、九州北部
の梅雨入りは、近年の記録を見れば
平年並みと予想されるが、細心の注意を
払って情報に気を付ける必要はある。

参考サイト
梅雨入り・梅雨明け予想Navi【2018】

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