先日、受託収賄容疑で逮捕された
元文部科学省局長の佐野太容疑者。
官僚が裏口入学の賄賂を受け取るなど
まるでドラマの中の話のようだ、と
驚いた国民は多いのではないだろうか。
佐野太氏の経歴や学歴、評判は
どうだったのだろう？
また、親族の情報は出ているのか？
気になる情報をまとめて調査する。
文部科学省のエリートだった佐野太氏
学歴や経歴、周囲の評判について調査！
教育の振興を担う文部科学省。
その文部科学省のエリートが、
親族を裏口入学させたという衝撃的な
ニュースはあっという間に話題となり、
輝かしい学歴・経歴から一転、佐野太氏
の評判は地の果てまで落ちた。
官僚になるまでの学歴、官僚時代の
経歴はどのようなものだったのか。
また、佐野太氏の周囲からの評判も
気になる点だ。
更に、事件の裏主役とも言える
佐野太氏の息子をはじめ、親族について
も調べてみよう。
佐野太氏の学歴と経歴
佐野太氏は、1959年生まれの58歳。
地元山梨県の県立日川高校出身。
日川高校の偏差値は53と高くないが、
進学実績は悪くない高校のようだ。
佐野太氏もその後、早稲田大学理工学部
に進学し、大学院まで修了している。
1985年、科学技術庁（現文部科学省）に
入庁し、課長補佐を経験。
1993年には米国スタンフォード大に留学。
科学技術庁が文部科学省となった後も、
官房総務課長や会計課長等の要職に就き、
順調に出世の階段を上った。
本来ならば、これらは旧文部省出身者が
務めるはずの中枢ポストで、元科学技術庁
出身の佐野太氏が任命されるという事は、
「エリート中のエリート」の証だと言う。
事件当時も、科学技術・学術政策局長
という、局のトップに立つ役職だった。
次官候補の呼び声も高く、出世街道
まっしぐらだった佐野太氏。
職場での評判はどうだったのだろうか？
佐野太氏の評判は良かった？
実際の職場での佐野太氏の評判について
職員の証言を集めてみたところ、
「淡々と実務をこなす有能な役人」
「普段から言葉は少なく寡黙な面もある
が、仕事はスマートにこなしていた」
等の声が聞こえてきた。
一言で言うと、冷静沈着・清廉潔白。
こんな事件を起こすような人には
とても見えなかったそうだ。
しかし一方では、
「冷淡な時もあった。常に出世は意識
していて、野心的な性格も目立っていた」
という意見もある。
もしかすると、絶対に達成したい目的の為
には手段を選ばないタイプだったのかも
しれない。
そして、実子の将来は佐野太氏にとって
最重要項目だったのだろう。
佐野太氏の息子はどうなる？親族の情報は？
今回、受託収賄容疑で逮捕された佐野太
氏だが、問題となっている裏口入学の
当事者は佐野太氏の実の息子である。
佐野太氏の息子を含め親族の情報は出ているか？
今後、親族の将来はどうなってしまうのか？
事件発覚後の現役東京医科大生の反応
も併せて見てみよう。
佐野太氏の息子が裏口入学！現役生からも批判
念のために今回の受託収賄の詳細について
説明すると、
文部科学省が大学の研究を支援する事業
において、東京医科大学を対象校にする
事を条件に、佐野太氏の息子が受験した
東京医大の入試点数を加点、合格させた
というものだ。
公私混同も甚だしく、佐野太氏に関して
は完全な確信犯だが、親族や息子本人が
裏口入学の事実を知っていたのかは
明らかにされていない。
しかし、東京医科大学の入試倍率は
16.5倍と非常に高い事もあり、苦労して
入学した現役生の怒りは爆発している。
逮捕を受け、同大４年の男子学生（２１）は「あり得ないことだ。３浪や４浪して入る人もいて、頑張っている人がほとんどなのに、腹立たしい。事実関係を明らかにしてほしい」と話した。
引用：朝日新聞ｄｉｇｉｔａｌ
佐野太氏の親族情報はわかっている？
息子の将来はどうなってしまうのか
佐野太氏の親族の情報に関して調べたが、
一般人という事もあり一切出てこない。
他の事件でも、官僚の親族情報は滅多に
出てこないような気がする。
ただし、当事者である息子に関しては、
事件発覚時からネット上で様々な憶測が
飛び交っており、名前や顔などの個人情報
こそ出ていないが、大学名・学年・名字
から推測すれば、容易に特定されそうだ。
もしも裏口入学の事実を本人が知らず、
退学処分にならなかったとしても、
今後大学で勉強を続ける事は難しい
と言わざるを得ない。
まとめ
全国で大きな話題を呼んだ
裏口入学の受託収賄容疑。
子を持つ親であれば、子供の為に
手を加えたくなる気持ちはわからなくも
無いかもしれない。
しかし、自身の権力を使って子供の将来
を決めるなど、子供を信頼していない
と言っているようなものだ。
官僚の汚職がまた一つ増えたと共に、
歪んだ親子関係を見てハッとさせられた
人もいるのではないだろうか。
miya
＜参考サイト＞
Wikipedia
産経新聞
朝日新聞digital
