安倍総理が日朝首脳会談を行う事に
条件を付けないと発表してから
数日が経ちました。
日朝首脳会談が行われる日程は
2019年のいつになるのでしょうか?
また、安倍総理には何らかの
策略があるのでしょうか?
詳しく見て行きましょう。
日朝首脳会談はいつ行われるのか?
安倍総理の条件無しの
日朝首脳会談開催への意向は、
世間を騒然とさせました。
野党側はこの意向に対し、
詳しい説明を求めています。
しかし、
北朝鮮との会談がいつ行われるかは、
未だに決定していません。
そもそも
実現が可能なのでしょうか?
会談が行われる可能性について
迫って行きましょう。
また、
米朝首脳会談が行われた際に、
安倍総理に何かしらの策略は
あるのでしょうか。
実は、安倍総理が条件を
変えてきた理由には、
アメリカの後ろ盾があるからと
言われています。
そして、
策略があるのは北朝鮮も同様です。
両国の思惑についても
詳しく見て行きましょう。
2019年、日朝首脳会談はいつになるのか?
日朝首脳会談がいつになるかは
未だに不透明であると言えます。
安倍総理が無条件での会談要請を
した後の9日も、北朝鮮は、
飛翔体を2発発射しました。
一見すると、
「会談に応じるつもりは無い」
という意思表示にも見えます。
そもそも、
2019年の日朝首脳会談は
実現可能なのでしょうか?
2019年、日朝首脳会談は実現できるのか?
韓国大統領府の、
文正仁(ムン・ジョンイン)
統一外交安保特別補佐官は、
安倍総理が条件変更を行う前の時点で、
首脳会談に北朝鮮が応じるかについて、
可能性はかなり低いと述べています。
9日の飛翔体の件も加味すると、
会談の実現は厳しいかと
思えます。
しかし、
実現がもしかしたら可能かもしれない
要素が日本にはあります。
それは、
安倍総理がトランプ大統領と
良好な関係を築いている事です。
北朝鮮は、ハノイで行われた
米朝首脳会談でアメリカとの
制裁解除の交渉を決裂させています。
その為、再度、アメリカと交渉する為に
日本との会談を行うのではないかと
見られています。
実際に、北朝鮮はアメリカとの
関係に困窮すると、日本に接触を
図ってくる事がありました。
2002年の小泉純一郎総理の
北朝鮮訪問は、ブッシュ大統領の
アメリカと激しく対立していた為に
日本に間に入ってもらう目的で
行われました。
今回も2002年と同様に、
アメリカとの交渉を
取り持ってもらう目的で、
日本と会談を行う可能性は
十分にあります。
もし、この見解が事実ならば、
もうちょと物の頼み方があるだろうと
思ってしまいますね。
日朝首脳会談での安倍総理の策略と北朝鮮の目論見!
無条件での会談要請をした
安倍総理ですが、
流石に全く策略が無いとは思えません。
その策略には、
どんな事が考えられるのでしょう。
また、
北朝鮮が会談に応じた場合、
どんな思惑が考えられるのか。
次は、日朝首脳会談が行われた場合の
両国の策略について見て行きたいと
思います。
日朝首脳会談での安倍総理の策略!
安倍総理は無条件の会談要請を
していますが、その理由には
トランプ大統領の後ろ盾が
あると言われています。
安倍総理が方針を変える前に
トランプ大統領と電話で
協議を行っていた事から、
その様に推察されているのです。
では、安倍総理の日朝首脳会談での
策略にはどんな事があるのでしょう。
それは以下の様な事が考えられます。
・アメリカとの仲を取りなす事と
引き換えに拉致家族に関しての
問題進展を求める
・北朝鮮とアメリカとの仲を
取りなす事で、比較的北朝鮮に
融和的なアメリカからの評価を
上げる
この2つを安倍総理はトランプ大統領の
助けを借りて、行おうとしている
のではないかと予想されています。
確かに、この策略が実現可能なら、
無条件での会談を提案する事に
ある程度の納得は出来ますね。
一方で、北朝鮮にも日本に対して
会談を行う事で果たしたい目論見が
あると考えられます。
日朝首脳会談での北朝鮮の策略!
北朝鮮は、日朝首脳会談で、
以下の様な事を日本に
求めると考えられます。
・アメリカに再び制裁解除を求める
交渉の手伝い
・日本が行っている北朝鮮籍の
入国禁止制限の撤廃
2020年には東京オリンピックが
行われます。
国の威光を示す事で自身の世界的な
立場を主張したい北朝鮮にとって、
オリンピック開催国に入れない事は、
避けたい事態です。
それ故に日朝首脳会談に北朝鮮は
応じる可能性が高いと見られています。
プライドが高い北朝鮮なら、
確かにオリンピックの為に
会談に応じそうだと、
思ってしまいますね。
まとめ
日朝首脳会談は未だに開催が
決まるかどうかは不確定です。
しかし、
全くその芽が無いとは言えない
様々な要因は存在するのです。
RuRuhase
<参考サイト>
日本経済新聞
時事ドットコムニュース
毎日新聞