はやぶさ2号機の速度と現在位置リュウグウとの距離がスゴイ!任務の内容は?

小惑星探索機「はやぶさ2号機」が
目的地の小惑星「リュウグウ」についに
到達した。

現在、リュウグウに最も近づいた位置で
停止していると言う。

はやぶさ2号機の速度や距離など紹介
して行こう。

 

はやぶさ2号機がリュウグウに最も近い距離に到達!現在の速度や位置とは?

 


2014年に日本から打ち上げられた小惑星
探索機はやぶさ2号機が目的地の
小惑星リュウグウに到着した事で注目を
集めている。

はやぶさ2号機は往路3年半、復路1年
の速度で探索が終了する予定だ。

総飛行距離は約52億キロになる。

現在はリュウグウに最も近い位置で停止
している。

ここでは、はやぶさ2号機の速度や現在
位置、リュウグウとの距離について説明
しよう。

はやぶさ2号機の速度や現在位置、距離とは?


はやぶさ2号機は小惑星イトカワの探索
を行ったはやぶさの後継機だ。

はやぶさの問題点を改善する為に多くの
改良が施されており、その任務は小惑星
リュウグウから物質を採取する事
である。

現在、3年半にも及ぶ往路の航行を終え
た状態で、その総飛行距離は約32億
キロだ。

2014年に種子島宇宙センターから打ち
上げられ、1年間地球の周りを飛行した
後、30億キロの距離を旅して来た。

地球スイングバイを行った時点での速度
は秒速31.9キロであったが、地球を
離れるにつれてその速度は遅くなって
いる。

現在はリュウグウから約20キロの距離
の位置で停止しており、次の作業へ向け
待機中である。

今後リュウグウとの位置関係を保ちつつ
、周囲を回って地形や重力等のデータを
取るとの事。

今秋にもはやぶさ2号機をリュウグウに
着陸させ、岩石や砂等を採取する予定と
なっている。

探査を終えたはやぶさ2号機は2020年
に地球へと戻ってくる。

はやぶさ2号機の任務が成功すれば、
持ち帰った物質に含まれる有機物から
生命の起源の謎が解き明かされるかも
知れない。

はやぶさ2号機は生命の謎を解き明かす
重要な鍵となっているのだ。

 

はやぶさ2号機の総飛行距離が長いのはなぜ?リュウグウは地球と近い位置関係にある?

 


はやぶさ2号機がリュウグウに到達した
事が各メディアで伝えられている。

現在のはやぶさ2号機とリュウグウの
位置は20キロしか離れておらず、最も
近い距離にある。

地球を出発して目的地到達までに約32
億キロの距離を飛行して来た。

現在、リュウグウから約20キロの位置で
待機中のはやぶさ2号機は往路と復路で
飛行距離と速度に大きな違いがある様だ。

ここでは速度と距離の違いについて説明
する。

はやぶさ2号機が往路に3年半、復路に1年をかける理由


はやぶさ2号機が打ち上げられた地球と
小惑星リュウグウとの距離は約2億8000
万キロだ。

だが、はやぶさ2号機はリュウグウ到達
までに約32億キロもの距離をかけて
いる。

これはなぜなのだろうか?

打ち上げられてからの最初の1年間は
はやぶさ2号機のイオンエンジンや搭載
機器の試運転期間だったからだ。

太陽の周りを1年かけて1周し、
リュウグウ到達へ向けての準備を行って
いたのである。

はやぶさ2号機はリュウグウに近づいて
ランデブー飛行する必要がある。

この為、2年半の期間をかけて速度や
軌道の調整が行われた。

また、はやぶさ2号機の打ち上げ時点
では小惑星リュウグウの正確な位置は
掴めていなかった様だ。

位置の把握や計算にも時間を要したの
だろう。

復路に関しては往路の様に探索機の
試運転や調整をする必要が無く、
すぐに地球へと向かえる。

また今回は地球とリュウグウの位置が
近いタイミングにある為、それほど時間
がかからない様である。

 

まとめ

 


はやぶさ2号機の現在の状況について
紹介した。

はやぶさ2号機の任務が無事に完了
すれば、生命の起源を解き明かす研究に
大きく貢献する。

リュウグウへの着陸には世界中から注目
が集まっている。

2020年にはやぶさ2号機帰還の知らせ
を聞くのが楽しみである。

サカモトマユ

<参考サイト>
YOMIURI ONLINE
産経ニュース
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