南北首脳会談2018年開催!北朝鮮の狙いと韓国アメリカ日本の事情!

韓国と北朝鮮の南北首脳会談が
2018年4月末に行われる事が明らかに
なった。

北朝鮮側が会談の際に非核に向けた
協議の意向がある事は、トランプ大統領
も評価をしているが、会談に臨む韓国側
は北朝鮮の過去の所業のイメージから
制裁による回心と捉える事は
危険と考える声も大きい。

それは過去にも南北首脳会談があったが
会談に臨む北朝鮮に、ある狙いがある事
に対する疑いの声である。

 

2018年の南北首脳会談に期待する韓国!北朝鮮の狙いの危惧も!?

 


2018年3月6日、韓国の特使として
北朝鮮を訪問した鄭義溶国家安保室長が
4月末に南北首脳会談を北朝鮮と行う事
に合意した。

今回の北朝鮮の意志表示は、
自国に対する軍事的な脅威が
取り除かれる事を前提という条件が
付いた物ではあるが、
「朝鮮半島非核化の意思を明確にした」
という内容で、5日夜の会談の結果は
韓国側にとって希望が見えるものと
捉えられた。

アメリカ側は、北朝鮮が非核化について
意思表明しない限り、直接協議に
応じないという制裁の狙いと一致した
姿勢を崩さなかった事もあり、北朝鮮の
姿勢が軟化した事について
トランプ大統領は前向きに捉えている。

アメリカのホワイトハウスの高官は、
南北首脳会談が行われる事が発表された
同日に、近日中に訪米予定の韓国代表団
から報告を聞き、日本と協議の上で
対応策を練る方針である。

トランプ大統領は、この進展は制裁の
成果と喜んでおり、ベンス副大統領も
北朝鮮に対して具体的な行動を
期待しているが、その行動次第では
以前から表明している様に、軍事力の
行使のカードもある事を改めて表明
している。

北朝鮮側は、2018年の南北首脳会談の
期間中は韓国他の近隣諸国に対して
核活動の凍結をすると発表しており、
それだけでなく在来型の兵器も韓国側に
狙いを定めない事を明らかにした。

南北首脳会談に先立って2018年3月5日に
行われた晩餐会では、訪朝した韓国の
特使団が金正恩の夕食会に招かれ、
その和やかな様子を北朝鮮のメディア
である朝鮮中央通信が発表した。

金正恩夫人である李雪主がこの様な
公式の夕食会に出席する事は極めて
異例であり、意図的に和やかさを
演出する狙いが感じられなくも無いが、
鄭室長は南北首脳会談が韓国にとって
前向きな物になると確信を得たのか、
アメリカ側に対話を促している。

だが、韓国国内では2018年の
南北首脳会談が素晴らしい成果を上げる
かどうかは、これまでの会談後の
北朝鮮の動向から見て疑いの目が
投げかけられている。

北朝鮮が「非核化」というカードを
切った事で韓国メディアは盛り上がって
いるが、今回も何らかの「狙い」がある
との声も大きい。

2018年の南北首脳会談で、北朝鮮の狙い
について懐疑的な目を向けている人物は
日本国内にもいるのだ。

 

南北首脳会談後の北朝鮮の2018年会談後の韓国に狙いを定めた行動?

 


トランプ大統領は韓国と北朝鮮との
2018年南北首脳会談の際に、
北朝鮮側が韓国側に対して核兵器ばかり
でなく在来型兵器の狙いを定めない事を
評価しているが、
小野寺防衛相は危機感を緩めていない。

北朝鮮は過去に何度か南北首脳会談の
席に付いたが、支援を受け取って
合意を破った上で
挑発行為を繰り返しているのだ。

従って2018年の南北首脳会談もまた
北朝鮮がどの様な狙いでテーブルに着く
かを疑いの目で見ている。

2018年以前にも南北首脳会談で非核化に
ついての合意は1991年にもあったが、
2年後の1993年に核拡散防止条約から
離脱し、その翌年にアメリカと核問題の
解決の合意をし、毎年50万トンの重油を
受け取ったたにも関わらず2003年には
合意は破綻した事で、援助狙いで
合意したとの見方がある。

また韓国に対しては別の「前科」も
多数あり、2000年の南北首脳会談では
「南北共同宣言」の発表にも関わらず、
北朝鮮での金剛山の観光事業や、
開城(ケソン)工業団地の稼働が韓国側
の支援で始まったが、2006年には
核実験を強行し、2009年にも同様に
強行している。

核以外の兵器も韓国に狙いが定められ、
2010年には、韓国の哨戒船が撃沈された
他に、韓国領土の
延坪島(ヨンピョンド)が北朝鮮の攻撃
を受けた。

これらの過去の出来事を見ると、
2018年の南北首脳会談も北朝鮮側は
何らかの狙いを持って臨む事は
間違い無く、最悪の場合日本もまた標的
となる可能性もある。

2018年の南北首脳会談で、北朝鮮は
「非核化」のカードを切ったが、果して
会談後に明らかになる狙いは何なのか?

 

まとめ

 


2018年の4月末に行われるという日程が
決まった南北首脳会談ではあるが、
北朝鮮が「非核化」を表明した事で
韓国とアメリカは制裁の効果と
喜んでいる様にも見える。

過去において会談後に何度も合意を
破って来た北朝鮮ではあるが、果たして
大きな譲歩をしたといえるかは
疑問符が付く。

「非核化」のカードで韓国側が
「ロイヤルストレートフラッシュ」に
狙いを付ける事は出来るのだろうか?

参考サイト
BBC NEWS JAPAN
産経ニュース
毎日新聞

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