ジタハラ相談!訴えるには?告訴事例はあるの!?

時短ハラスメントこと、
ジタハラの問題が深刻化しています。

相談先は複数ありますが、
実際に訴えるという事になれば、
どの様な手順を取ればいいのか?

過去に実際にあった告訴事例から
色々と確認して行きましょう。

 

 ジタハラにあったら何処に相談すればいい?

 

かつては残業し過ぎが問題に
なっていましたが、今では、
残業が消えた事でジタハラが
問題となっています。

自分がジタハラに遭ったら、
何処に相談すればいいのか?
迷ってしまいますよね。

そんな相談先をご紹介します!

また、
実際に訴えるという事になったら、
どういった手続きを踏めばいいのか?

過去の告訴事例を元に、説明します!

 ジタハラに遭ったら、どこに相談?

時短ハラスメントことジタハラに
遭ったら、相談できる場所には
以下の様な場所があります。

 働き方改革推進支援センター

厚生労働省が、働き方改革
伴って各都道府県に設置した
相談窓口です。

働き方改革の変化で悩む社員以外にも、
働き方改革の変化で困る企業の相談も
行っています。

電話、メール、窓口等の
各種相談を行っているので、
まずは連絡して相談してみると
良いでしょう。

 総合労働相談コーナー

厚生労働省が各都道府県に設置する
労働に関するあらゆる問題の
相談を受け付けています。

秘密厳守で予約も不要なので、
実際に訪れるか、電話等で
連絡をいれてみましょう。

 ハラスメント社外相談窓口サービス

公益財団法人「21世紀職業財団」が
設置している相談場所です。

正社員だけでなく、
パートや派遣社員の相談も
受け付けています。

窓口相談はありませんが、
電話やWEBでの受付を行っています。

 なんでも労働相談ダイヤル

日本労働組合総連合会の労働相談です。

労働全般に関する問題について、
電話での労働相談を行っています。

 会社の人事部や労働組合

ジタハラを命令してきた
上司の更に上司や人事部
労働組合に相談してみます。

会社自体がジタハラ気質で
無ければ、改善が期待できます

以上の様に、
相談できる場所は複数あります。

ジタハラで悩んだら、
抱え込まないで、一度相談する事を
お勧めします。

 

 

 ジタハラを実際に訴えるには?過去の告訴事例!

 

ジタハラで告訴された事例は
実は既に存在しています。

その事例を踏まえて、
実際に訴える際の手続き等を
見て行きましょう。

 ジタハラの過去の告訴事例!

2016年に、
千葉の自動車販売店店長の男性が
ジタハラが原因で鬱になり、
自ら命を絶った事例がありました。

2018年に男性に労災が認められ、
自動車販売店に遺族が損害賠償請求の
請求をしていた告訴で和解が
成立しました。

男性は日々の長時間労働と、
従業員の残業時間減らす為に、
仕事を家に持ち帰っていました。

管理職という立場上、
働き方改革の影響を大きく受け、
その為に悲惨な結果となった
事例だと言えます。

この事例から言える事は、
ジタハラが労災認定を受ける
可能性があるという事です。

 ジタハラを実際に訴える為には?手順の紹介!

自分がまずジタハラで、
大きなストレスを受けたら、
出来るならば、ジタハラを
してきた相手に直接訴えます。

証拠を揃えて、
ジタハラを止める様に訴えましょう。
その場合、証拠として会話の内容の
録音は重要です。

ジタハラが会社ぐるみで
無い場合は会社に相談してみます。

または、先述した各所相談窓口に
相談しましょう。

そして、
もし、鬱等を発病したら、
労災認定の手続きを進めましょう。

ストレスからくる病気だけで
労災認定を受けられるのか?
と思いの方もいると思われますが、
受けられます

厚生労働省は2011年に、
精神病等の発病6ヶ月前に業務に
よって負った強いストレス
立証すれば労災認定を下すと
決定しました。

診療内科の受診や、
職場でのジタハラの証拠等を
事前に集めておけば、立証は
しやすくなります。

また、ジタハラの証拠は実際に
訴える際にも有利な材料となります。

実際の労働時間以外で、
ジタハラで自宅で働く事になった
時間なども記録すると良いでしょう。

そして、
それでも解決しない場合は、
弁護士民事訴訟の相談を
してみましょう。

紹介してきた訴える手順の流れは、
以下の様になっています。

ジタハラの証拠集め
②ジタハラの張本人に直訴
③会社に相談する
④各種労働相談所に相談する
⑤(発病した場合)労災認定を受ける
⑥弁護士に相談

自分が壊れる前に、恐れずにジタハラを
訴えてみましょう。

 

 

 まとめ

 

ジタハラは最近出来たと言える
ハラスメントです。

しかし、ハラスメントはハラスメント。

屈しないで自分の身と心を
守って行きましょう。

RuRuhase

<参考サイト>
千葉日報
厚生労働省
公益財団法人21世紀職業財団

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