桜を見る会こそ税金泥棒!金額はいくら使った!?

来年度の開催が中止になった「桜を見る会」。

ここ数日、毎日のようにニュース番組で取り上げられています。

税金泥棒と言われていますが、なぜなのでしょうか?

また、使った金額は年々増えているようです。調べてみました。

 

 「桜を見る会」が税金泥棒と言われる理由は?

 

なぜ「桜を見る会」は税金泥棒と言われるのでしょうか?

その理由をまとめました。

 

 「桜を見る会」は税金を使った公的行事!

 

「桜を見る会」は税金を使った公的行事であり、「各界で功績・功労のあった方々を招き、慰労する」名目で毎年開かれています。

しかし、安倍総理が「桜を見る会」を私物化していると野党から追及を受けました。

理由としては、

・招待者を選出する基準が明確でない

・安倍総理や自民党議員の後援会関係者が多数参加している

ということが挙げられます。

後援会関係者が参加する前夜祭や、「桜を見る会」を含む都内観光ツアーもあったそうです。

実際に、去年の「桜を見る会」では安倍総理の地元・山口県からたくさんの人々が来ていたとか…。

 

 「桜を見る会」こそ税金泥棒!

 

野党は、「桜を見る会」を後援会活動に使っていた疑いが非常に強いとして、今後の追及を強める構えです。

「桜を見る会」の運営費はもちろん、会場で出される飲食物も、税金でまかなわれています。

税金を使った行事が、「何の功労者か分からない」自分たちの支持者と懇談するために使われたとなると、税金泥棒ではないか!?と言われて当然ですよね。

Twitter上では、「税金で桜を見る会」というハッシュタグで、痛烈に批判されています。

では、税金泥棒と言われる「桜を見る会」に使われた金額はいくらなのでしょうか?

 「桜を見る会」に金額はいくら使った!?

 

「桜を見る会」に使われた金額を調べてみました。

また、参加者数についてもまとめています。

 

 「桜を見る会」に使った金額は?年々増えている!?

 

データが残っている2014年~2019年の金額は以下の通りです。

2014年:3005万円

2015年:3841万円

2016年:4639万円

2017年:4725万円

2018年:5229万円

2019年:5518万円

金額は右肩上がりで、2019年は予算1766万円に対して、実際の支出は3倍の5518万円に上っています。

5年前と比べると、2500万円以上も高くなっています

また、「桜を見る会」中止宣言の前、来年度予算の概算要求がされていました。

その金額は、今年の支出を超える約5700万円。

なぜこんなにも金額が増えたのでしょうか?

 

 「桜を見る会」の金額が増えている理由は、多すぎる参加者!

 

「桜を見る会」の金額が増えた一番の理由は、招待者数の増加と言って間違いないでしょう。

「桜を見る会」の参加者数は長い間、1万人以下でした。

吉田茂首相時代の1952年に始まった、「桜を見る会」。

1952年から第一次安倍総理主催の2007年までは、参加者が1万人を超えたのは

・宮沢政権時代の1992年(約1万人)

・橋本政権時代の1996年(約1万人)

・小渕政権時代の1999年(約1万1000人)

・小泉政権時代の2006年(約1万人)

の4回のみだったそうです。

その後、第一次安倍政権が終わった後、毎年参加者は1万人~1万1000人程度を維持していました。

しかし、2012年の第2次安倍政権発足後、招待者数がさらに増加

今年の参加者は、2014年と比較すると約4500人増えて約1万8000人でした。

参加者が増えると、当然飲食物代なども増えるので、全体の支出の莫大な増加につながります。

2014年時と比べて2019年の「桜を見る会」では、参加者数が33%、支出額に至っては84%も増えている。支出の内訳を見ると、会場設営等が929万円から2167万円と233%、飲食物提供費用は1432万円から2262万円と58%も増加している。

引用元:Yahoo!ニュース

内閣府は、支出増の理由として「テロ対策の強化や混雑緩和」を挙げているそうですが、ならばより詳しい内訳を公表してほしいですね。

 まとめ

「桜を見る会」が税金泥棒と言われる理由や、金額をまとめました。

・税金を使われる行事に、安倍総理に近しい後援会関係者が多数参加している

・参加者数の増加に伴い、金額は年々増えている

安倍総理は、「桜を見る会」の疑惑について、「国会から求められれば、説明するのは当然だ」と述べています。

中止にしたから終わりではなく、しっかりと説明責任を果たしてほしいですね。

参考サイト

NHK NEWS WEB

Yahoo!ニュース

毎日新聞

時事ドットコムニュース

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