北朝鮮で金正男の息子団体が臨時政府【自由朝鮮】発足!?脱北者に決起呼びかけ!!

金正男(キム・ジョンナム)氏
(以下、敬称略)の息子を保護していた
団体が自由朝鮮という名の臨時政府
立ち上げました!

臨時政府は現北朝鮮政権に、
対抗する意思を見せています!

そして、各地の脱北者や
北朝鮮国民に対して、
決起を促しています。

そして、北朝鮮や韓国への影響は?

 

 

 金正男の息子保護団体が臨時政府の自由朝鮮発足宣言!

 

驚くべきニュースが
舞い込んできました。

暗殺された金正男の息子を保護していた
団体が、現北朝鮮政権に対抗する
臨時政府を樹立したのです。

団体は臨時政府の名を「自由朝鮮」と
しています。

金正男が亡くなった時には、
金正恩(キム・ジョンウン)
朝鮮労働党委員長(以下、敬称略)
政権による粛清の嵐が
巻き起こっていました。

息子を保護した団体は、
そんな現北朝鮮政権に対抗し、
各地の脱北者や北朝鮮国民に
協力を要請しています。

保護団体と臨時政府「自由朝鮮」とは
どんな組織なのか?

そして、
北朝鮮や韓国にどういった影響を
もたらすのか?

具体的に迫って行きたいと思います。

 北朝鮮に対抗する金正男の息子保護団体と臨時政府「自由朝鮮」とは?

金正男の息子を保護していた団体は、
チョルリマ・シビル・ディフェンス
(漢字名は千里馬民防衛。以下、CCD
と今まで名乗ってきました。

CCDは三・一運動独立記念日に、
現北朝鮮政府に対抗する
臨時政府として「自由朝鮮」の
樹立を宣言しました。

CCDは名称以外は詳細が判明せず、
トップが誰なのかもわかっていません。

臨時政府「自由朝鮮」は、
自分達を北朝鮮に住む人員を代表する
唯一の正しい組織とし、
北朝鮮国民と脱北者に協力を
呼びかけています。

 北朝鮮に宣戦布告?臨時政府「自由朝鮮」の宣言内容!

臨時政府「自由朝鮮」は、

 

巨悪を廃絶する。」
「平壌に真の光を。」
「朝鮮は自由である。」
「決起しなければ奴隷となるのみ。」

 

と現北朝鮮政府に対抗する宣言を
しました。

そして、北朝鮮政府による暗殺や、
拷問、思想の統制や強制的な労働を
批判しました。

この中には、金正男の暗殺も
含まれていると考えられます。

金正男の息子を保護していたのも、
こういった北朝鮮からの暗殺から
逃す為だったと言えます。

 

 

 臨時政府「自由朝鮮」は北朝鮮や韓国にどういった影響をもたらす?

 

臨時政府「自由朝鮮」の樹立には、
背後に韓国情報機関が関わっている
いう疑惑があります。

現在、北朝鮮寄りとされている、
文在寅(ムン・ジェイン)大統領
(以下、敬称略)が、
この組織に関わっているかは不明です。

しかし、疑惑が事実ならば、
文在寅が進める北朝鮮融和政策
大きな影響があると考えられます。

臨時政府「自由朝鮮」の樹立は
北朝鮮と韓国に、どの様な影響を
もたらすのでしょうか?

 臨時政府「自由朝鮮」が北朝鮮にもたらす影響!

自由朝鮮は、北朝鮮に反抗の意思を
見せています。

そして現在、北朝鮮は国際的に
再び窮地に立たされています。

理由は2月28日に開かれた
米朝首脳会談にあります。

金正恩とトランプ大統領の
会談は、特になんの成果もなく
決裂しました。

もし、何らかの成果、
例えば北朝鮮への制裁緩和等があれば、
自由朝鮮よりも北朝鮮側にアメリカが
肩を持つ可能性はありました。

しかし、交渉が決裂した今、
北朝鮮側に肩を持つ理由は
アメリカには無いのです。

むしろ、
金正恩に対して対抗しようとする
自由朝鮮にアメリカが協力する可能性は
高いと言えます。

 自由朝鮮が韓国にもたらす影響!北朝鮮融和はどうする?

韓国の文在寅が、
この自由朝鮮に対して、どういった
対応を取るかが注目されます。

これまでも北朝鮮寄りの発言を
してきた文在寅。

米朝首脳会談決裂後に韓国大統領府は、

 

「過去のどの時点よりも意味のある
進展を成し遂げたのは確実なようだ」
引用:朝鮮日報

 

という楽観的過ぎる発言を
していました。

しかし、そんな中で起こった、
臨時政府である自由朝鮮樹立…。

もし、
文在寅がこの政府を支持するならば、
現北朝鮮政権との関係は、
かなり危うくなります

そして、もし、
現北朝鮮政権を支持し続ければ、
韓国国内や世界各国から、
批判される事は避けられないでしょう。

文在寅がどちらを選択するか、
注目せざる得ません。

 

 

 まとめ

 

臨時政府「自由朝鮮」の樹立は、
衝撃的な出来事だったと言えます。

事前に何らかの成果はあるだろうと
思われていた米朝首脳会談が、
何の成果も無しに終わった事もあり、
この出来事は世界各国に少なくない
影響を与えそうです。

RuRuhase

<参考サイト>
AFP BB NEWS
産経新聞
朝鮮日報

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