政府が今回の西日本に大きなダメージを
与えた豪雨に激甚災害の指定を
決定した様だ。
指定された事によって補助金などの
メリットが出てくるのである。
では、どんな基準で指定が
決められるのだろうか。
今まで指定された一覧なども
調査してみよう。
激甚災害指定の基準は?補助金などのメリットや今までの一覧が気になる!
今回、
政府の迅速な動きによって、
激甚災害指定となった西日本豪雨だが、
どんな基準によって
指定されたのだろうか。
またメリットとなる補助金だが、
どれほど支給されるのだろう。
更に、
以前にも激甚災害に指定された
一覧があれば、
今後の被害の時の参考に
なるのではないだろうか。
色々、調べていこう。
激甚災害指定の基準って?
まず、
激甚災害に指定される為の基準が
気になる所ではないだろうか。
激甚災害の種類には2パターンあり、
本激と局激に分かれるのだ。
本激の基準として、
一部の例をあげるのならば、
公共施設災害復旧事業費の査定見込み額
の方が
全国標準税収入×0.5%
より多い場合などが当てはまるのだ。
また、
本激の指定基準に満たない場合であっても、
局激の指定基準に当てはまっていれば
特例措置が適用される事になっている。
激甚災害で出た補助金などのメリットは?
今回の西日本豪雨は激甚災害に
指定されたという事なので、
気になるのは補助金などの
メリットだろう。
国からの補助金で被災地の復旧支援
というメリットがあるのだ。
中小企業などにも、支援措置があり、
個人の場合の補助金として、
災害者生活再建支援法に基づき
〇家が全壊した場合
〇解体をせざるを得ない場合、
〇長期間の避難をしなければならない時
には100万円の補償がされるなど、
災害時には有難い
メリットではないだろうか。
今までの激甚災害一覧
激甚災害指定の今までの一覧があれば、
どれほどの規模の災害であれば
指定されるのかという事が
何となくわかってくるのでは
ないだろうか。
今までの一覧は、
過去5年間の物が
内閣府のホームページで
閲覧できるようになっているのである。
この一覧を見る限り、やはり、
大きな災害であったと
納得するものが多いのであった。
激甚災害指定の基準と一覧について
今回の西日本豪雨は多くの被害を
残していったのである。
その為、
政府が激甚災害指定を決定し、
補助金などのメリットで被害地域の
早期復旧しようという狙いだ。
確かに、激甚災害の基準をクリアし、
指定された事で
メリットがあるだろう。
ちなみに激甚災害指定の一覧はこちら、https://t.co/IdV4m8zttV
発災から一ヶ月以上たってからの指定もある。自治体財政で賄えない場合に国庫支援をするために、適切な時点で指定されるもの。— kenji (@honeywave3) 2016年4月16日
昨年の津久見市の豪雨で被災を受けた幼稚園の復旧に補助金が支給されることになりました。激甚災害の本激指定(2/3)ではなく、局激指定であったため補助制度がなかったのですが、文部科学省に汗をかいていただき、10分の4の補助が行われることになりました。今後全国にも適用されます。
— 礒崎陽輔 (@isozaki_yousuke) 2018年3月8日
激甚災害指定に関しては「基本的には災害復旧事業に関して被災自治体の財政負担を軽減するための制度」「政治的な恣意性を排除するため被害調査に基づき数値基準で指定される」「一刻を争って指定することにそれほどメリットはない」「早く指定しようとするほど自治体職員が大変」と覚えてください。
— 後藤 隆昭 (@ryu_) 2016年9月15日
今回の西日本豪雨が指定された激甚災害
だが、簡単に言うのであれば
災害後の後片付けの様なものである。
今、
被災地が必要な物は災害救助法による
避難所や仮設住宅の設置や食糧や飲料水
医療などの日常に必要な物であった。
その為、
これほど早く激甚災害指定する必要が
あったのかどうか
疑問の声も多かったようだ。
まとめ
今回の西日本豪雨に限らず、
正義感に溢れる人であるならば、
被災地に行ってボランティア活動を
したいと思う人も
いるのではないだろうか。
だが、少し待っていただきたい。
知り合いもおらず、
何も持たずに被災地に行ったところで
自分に何が出来るのか
冷静になって考えてほしい。
その後、
被災地支援・災害ボランティア情報を
検索し、無理のない範囲で
お願いしたいのである。
HARU
<参考サイト>
朝日新聞デジタル
産經新聞
内閣府、他