まとめサイトの無断転載が
問題になっています。
この問題は以前からあったものです。
これを機に、注意点を再確認
しておきましょう。
無断転載禁止とは。
引用は大丈夫なの？
詳しくご紹介します。
無断転載禁止とは？
引用も転載も著作物の複製であることは
同じです。
無断転載は違法とされ、禁止行為と
なっています。
まとめサイトなどでは、
他のブログやSNSなどからの
引用が常習化していますが、
違法行為と、そうでないものの
ボーダーラインはあるのでしょうか。
まとめサイトの違法性とは。
無断転載禁止の理由とは。
無断転載は違法
そもそも、無断転載とは
なんでしょうか？
無断に転載する。
著作物の所有者に許可なく、
著作物の全部、あるいは一部を
私用目的以外で使用することです。
もちろん、許可があれば問題ありません
裏を返せば、無断であるから違法と
なるのですね。
無断転載した場合、
それは著作権侵害という
違法行為となり、10年以下の懲役、
または1000万円以下の
罰金が科せられる可能性があります。
著作物の転載を認めている
所有者や、使用料を支払うことで
認めてもらえる場合もあります。
無断であることが違法であると
書きましたが、
許可を得ようと問い合わせをしても、
必ず許可をもらえるものでは
ありませんし、
逆に、誰でも使用できるように、
最初から転載を許可している所有者
の方もいます。
著作権侵害は、無断転載することに
よって利益を出した場合に
違法とみなされますが、
SNSなどへの無断転載でも、
著作者人格権の侵害にあたり、
これも違法となります。
著作権を侵害された所有者による
まとめサイト記事の削除要請や、
使用料の請求など、
現在ではいろいろな方法がとられて
います。
また、許可を得た転載の場合でも、
所有者や、転載元を明記しなくては
なりません。
まとめサイトが増えることで、
無断転載問題も同じように増えています
対処の方法、法律の改正など、
時代に追いつく仕組みが必要だと
感じられます。
無断転載と引用の違いとは？
無断転載が禁止される理由、
違法行為であることは分かりました。
では、引用は違法ではないの
でしょうか？
まとめサイトでは、転載だけではなく
たくさんの引用がなされます。
引用を禁止するまとめサイトやブログも
あるようです。
無断転載と引用の違いをご紹介します。
無断転載はダメだけど、引用はOK？
転載と引用の違いとは？
引用は、目的が正当であれば、
無条件に誰でもして良い、と
されています。
ただし、引用をするにも注意点が
あります。
引用する時には、著作者の名前と、
著作物の名前（作品名など）の明示が
必要です。
引用部分に付随させて明示しましょう。
また、引用部分はカギカッコなどで
引用文だと分かるように記載しなければ
なりません。
転載と引用の差は、
主従の関係にあります。
まとめサイトなどで
書いている文章の大部分が
引用の場合、それは転載です。
文章の比率の問題ですね。
引用部分が他の文章よりも少なく、
自身の文章が「主」で、
引用が「従」となる比率であれば
引用と判断されます。
引用の注意点は、上記のほかにも
あります。
それは、引用部分を変更しないこと、
です。
引用するときは、引用元をそのまま
使いましょう。
著作物が無断転載されたら
自分の著作物が無断転載されてしまった
場合は、転載先に転載文などの削除を
要求しましょう。
著作権侵害を犯していることに、
気づいてもらうことから始めることが
良いようです。
その要求が通らなかった場合、
警察や弁護士のような専門家に
相談しましょう。
これまでに自分の著作物を無断転載
され、その対処を行った方の
体験談などもインターネットで
見つけられます。
これらを参考に、
慎重に急いで行動してください。
著作権侵害は、それを知ってから
3年で時効になります。
黙認するのではなく、3年以内に行動を
起こしましょう。
＜参考＞
https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.html
https://www.biz-shikaku.com/mincho/qa/227
https://ddnavi.com/anime-bu/192184/a/
https://www.wildhawkfield.com/2012/08/blog-post_11.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161212-00000022-zdn_n-sci
https://togetter.com/li/961349
sakura
