尖閣諸島問題の現状をわかりやすく説明!中国主張の根拠と歴史の事実とは?

杉山外務相事務次官が2018年1月11日の
午後、中国の程永華駐日大使を外務省に
呼び、抗議した問題は尖閣諸島の周辺の
接続水域内を中国の軍艦と潜水艦が航行
した事であった。

この現状からは信じられない事であるが
国際的に認められる占有の方法で領土に
したのは日本の方であり、歴史上の
確かな根拠がある。

中国側の主張と日本が尖閣諸島を自国の
領土にした経緯はどういう物なのか?

 

尖閣諸島の問題における中国側の主張をわかりやすくまとめる!

 


外務省の杉山晋輔事務次官は、中国の
程永華駐日大使を外務省に呼び、2018年
1月11日午前に中国海軍の軍艦と潜水艦
が尖閣諸島の接続水域内を航行した問題
について抗議を行った。

この問題は、わかりやすく言えば中国が
尖閣諸島はわが国の領土であるとの認識
の上での行動である。

尖閣諸島の問題に関する中国側の主張は
「歴史的に中国の領土であったが、
日本が日清戦争中に日本が一方的に
領土に編入した」との内容である。

しかし中国が「明」の時代には尖閣諸島
はおろか台湾でさえ自国の領土では
無かった事実があり、しかも位置関係で
考えれば、尖閣諸島は中国本土から見て
台湾より170km東にある絶海の孤島群
なのである。

しかし中国は福建省の飛地であった、
また中央政府の直轄領であったという、
わかりやすく言えば
荒唐無稽な主張を行うという
問題行動を起こしている。

しかし中国の歴史で「明」代の後の
「清」代の時代の資料内にも尖閣諸島は
中国の領土である確固たる証拠が
発見されておらず、これをわかりやすく
言えば中国側の主張は信憑性を
伴っていない。

ちなみに西洋の資料内で尖閣諸島を
わかりやすく位置付けをするならば
琉球諸島の一部である。

そして尖閣諸島に関する中国の主張で
一番不自然な問題は1968年に東シナ海の
大陸棚で、イラクの石油埋蔵量に
匹敵する1086億バレル相当の埋蔵量が
ある事が判明し、その2年後の1970年に
中国と台湾が領土権を主張し始めた
事である。

しかし日本には尖閣諸島が日本の領土で
ある事を証明する、わかりやすく言えば
中国の主張の信憑性を覆すインパクトの
資料がある。

 

歴史の上で尖閣諸島が日本の領土である事を示す根拠!しかし現状は?

 


1895年1月14日、日本国内の閣議決定で
尖閣諸島は沖縄県の所轄である事が決定
しており、それによって民間人が現地で
開拓を行い、国旗を掲揚する等の統治を
して来たと言う歴史上の記録があり、
これは取りも直さず「先占」の上で
領有の意思を行った確かな根拠となる
物で、現状では日本固有の領土と
みなされる。

「先占」とは、国際法上で
どこの国家にも属していない土地を他の
国家に先立って支配し、自国の領土と
する行為を意味し、これは尖閣諸島を
先占で日本が領土にした歴史上の経緯と
同じと言っていい。

この件に関して中国側は70年以上も黙認
してきたという根拠があるにも関わらず
上記の通り石油という資源がある事が
判明するとしきりに尖閣諸島は自国の
領土と主張を続けているというのが
現状である。

これに対して経団連の米倉弘昌会長は
日本固有の領土である歴史上の根拠が
存在しているにも関わらず、尖閣諸島に
関しての「領土紛争」が存在している
現状を政府が認めるべきと発言し、
2012年9月の総選挙に向けた
日本維新の会と太陽の党との政策合意の
内容に、中国の尖閣諸島に関する主張に
ついて、ICJ(国際司法裁判所)への
提訴を促す事が盛り込まれている。

米倉会長の発言は、尖閣諸島を日本が
合法的に先占したという歴史上の根拠が
ある上での物であり、豊富な資源がある
と見るや領土である事を
中国が事ある毎に主張している現状を
憂えての物である事に他ならない。

この他にも日本は尖閣諸島に対する
実効的な支配を強化する意見もあると
いうのが現状であるが、
これらも米倉会長の発言と同様の理由で
ある事は間違い無い。

国益と歴史に関する、根拠のある認識が
あれば、日本の領土である筈の尖閣諸島
周辺の接続水域に中国の戦艦と潜水艦が
航行する現状に無頓着ではいられない筈
であるからだ。

 

まとめ

 


尖閣諸島の問題は、わかりやすく言えば
石油という資源が埋蔵されている事で、
中国がいち早く領土権を主張して
我が物にしようという行動が根源に
なっている。

しかし中国が主張する歴史上の根拠は
信憑性が無く、国際的に認められる占有
を行ったのは日本であり、現状に於いて
尖閣諸島はまぎれもなく
日本の領土である。

この問題に関する中国の主張は、
「利にさとい」と言うにはあまりにも
幼稚と言わざるを得ない。

参考サイト
//news.yahoo.co.jp/pickup/6268020
//know01.com/senkaku-2600
//wedge.ismedia.jp/articles/-/2472

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