ストレッチと柔軟とヨガ!効果などの違いはナニ!?

近年、筋トレと共にブームが続いている
「ヨガ」。

最近ではスポーツジムでも教室が開かれ
若い女性に限らず、挑戦する人も
多くなっていると言ういます。

昔から身近に存在する「ストレッチ」や
「柔軟」とは何が違うのでしょううか?

そもそもの定義の違いや、それぞれの効果
も気になるところですね。

 

 

 混同しやすいストレッチと柔軟とヨガの違いとは?

 


「最近体が硬いなぁ…」と悩む人たちが
まず思い浮かべる対策は何でしょうか。

人それぞれ違いますが、大体は
ストレッチか柔軟かヨガ
ではないでしょうか。

それでは、何に手をつければ良いのか?

それを判断する為には、言葉の定義や効果
の違いについて理解するのが一番です。

ここでは、混同されがちな
ストレッチ、柔軟、ヨガの
そもそもの定義の違いについて
説明していきます。

文章後半では、効果の違いについて
詳しく紹介します。

自分にとって何が一番合っているのかを
判断しましょう!

関連記事:
ウォーキングとジョギングの効果を比較

 それぞれの定義を紹介!


自分に合った選択をするには、まず
それぞれの違いを知る必要があります。

それでは早速、ストレッチ、柔軟、ヨガの
それぞれの定義の違いについて
確認していきましょう。

 【ストレッチの定義】

ストレッチとは、筋肉繊維を引っ張って
伸ばす体操の事です。

ストレッチの中には、代表的な
「静的ストレッチ」と、
あまり知られていない
「動的ストレッチ」が存在します。

「静的ストレッチ」とは筋肉を一方向に
伸ばしキープするストレッチの事で、
「動的ストレッチ」とは動きが伴う
ストレッチの事になります。

 【柔軟の定義】

文字通り身体を柔軟にする目的で行う
体操の事です。

弾みをつけて筋肉を伸ばす方法をとり、
「動的ストレッチ」の一種でもあります。

ラジオ体操やマエケン体操などもこの部類
に入ると言われています。

 【ヨガの定義】

柔軟だけでなく体幹を鍛える事も目的
とした体操の事です。

元々はヒンズー教や仏教に根ざした修行法
で、本来の目的は
「快適で安定した心をつくること」。

その為、独自の呼吸法を取り入れながら
ポーズをとるという特徴を持ちます。

それぞれの定義の違いは以上です。

つまり、ストレッチと柔軟は
多少の違いはあるもののほぼ同じ意味で、
広義のストレッチの中に柔軟も含まれ
ているという事になります。

一方でヨガは全く性質が違い、ただ身体を
柔らかくする事が目的ではありません。

その為、発汗作用が期待できるホットヨガ
や、筋肉により負荷をかけるパワーヨガ
など様々な種類のヨガがあり、目的別に
選択できるようになっています。

関連記事:
筋トレの呼吸方法!その効果と理由

 

 

 ストレッチと柔軟とヨガは得られる効果も違う?

 


前章ではストレッチ、柔軟、ヨガの定義の
違いについてまとめました。

ストレッチと柔軟は似たような意味を
持ちながら、微妙に定義が違う事が
お分かり頂けたと思います。

次に、それぞれの体操で得られる効果の
違いについて紹介します。

効果別で比べて、自分にはどの体操が
合ってるのかを見極めましょう!

 効果の違いに注目!


 【ストレッチの効果】

ストレッチの中でも代表的な
「静的ストレッチ」は、筋肉の緊張緩和や
血液循環促進に効き、リラックス効果が
得られます。

その為、運動後やリハビリテーションで
よく使われています。

 【柔軟の効果】

短時間、且つ、過度な押さえつけで痛みを
伴う事もある「動的ストレッチ」のため、
リラックス効果はほぼ得られません。

但し、目的の筋肉を温める効果があるため
筋トレ前や激しいスポーツの準備運動
として取り入れると効果的です。

 【ヨガの効果】

前述したように、ヨガは体幹を鍛える事を
目的としている為、基本的にゆったりと
した動きで柔軟と共にリラックス効果が
得られます。

又、継続して行う事で、関節・骨・内臓を
正しい位置に戻して体の調子を整える
効果も期待できます。

更に、常に呼吸法を意識した体操の為、
自然と寝つきが良くなったり、
自律神経が整うといった効果も
発表されています。

以上がそれぞれの効果の違いです。

単純に運動前や運動後に体を伸ばしたいと
思っている人はストレッチや柔軟で十分。

根本的に体を見直したい人にとっては
ヨガはあらゆる効果を得られる体操と
言えるかも知れません。

関連記事:
筋トレ前後のストレッチの正しい順番

 自分に合った方法で体を柔らかくしよう!


最後に、体を柔らかくする事のメリット
について。

「柔軟は大切」とはよく言われますが、
何故そう言われるのでしょうか?

体を柔らかくしておくと、年齢と共に
悩まされる腰痛や肩こりが改善されたり
運動時の怪我の防止に繋がるというのは
有名な話ですね。

しかし、それだけではなく、体に柔軟性が
あると、基礎代謝が上がり血行が良くなる
為、普段から疲れにくい体質になります。

更に、筋トレやダイエットなどで筋肉に
刺激を与えた際も、体が硬い人より
柔らかい人の方がより効果が得られやすい
とも言われているのです。

しかも、こんなにメリットが多いにも
関わらず、ストレッチ、柔軟、ヨガは
全て今日からでも自宅で簡単に始める
事が出来る、お手軽な体操です。

それぞれの特徴や効果を見比べて、
現在の自分に合った体操を、是非、
始めてみては、いかがでしょうか。

関連記事:
腹筋の仕組みと筋トレ自宅メニュー

 

 

 まとめ

 


今回は、ストレッチ、柔軟、ヨガの
意外に知られていない違いについて
まとめました。

筆者は柔軟中心のリラックスヨガを数年
続けていますが、確かに体が軽くなって
日常生活が快適なり、柔軟の大切さを
身体で知りました。

ヨガを始める前には、
どんな風に生活していたのか
思い出せない程です。

興味がある方は、
手のつけやすい体操から
始めてみる事をオススメします。

miya

<参考サイト>
NAVERまとめ

おすすめの記事