マダニに噛まれたら症状は?取り方や応急処置!病院の選び方などを紹介!

マダニに噛まれて重い症状が出たり、
ひどいとお亡くなりになる人も
出ているようだ。

マダニに噛まれたらどうしたらいいのか
今回は見ていくことにする。

マダニの取り方を調べて自分で処置して
いいのか、
病院で受けられる治療について調べた。

また、犬もマダニに噛まれるようなので
犬が受ける治療についても見ていこう。

 

 

マダニに噛まれたらまず病院へ。
適切な処置と治療を受けよう。
症状が出るまでには潜伏期間アリ。

 


まずは、もしもマダニに噛まれたら、
どうすれば良いのか?

噛んだマダニの取り方や応急処置、
症状などを見ておこう。

これまでにも、マダニに噛まれたら
ツツガムシ病、ライム病、日本紅斑熱、
などの症状が出ると言われてきた。

最近では、マダニに噛まれたら
前述のものより重篤な症状の出る
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と
呼ばれる感染症が出るとのことで、
死亡例も出ているとのこと。

発熱、食欲不振や嘔吐(おうと)、
頭痛、筋肉痛、リンパ節の腫れなどの
(引用:朝日新聞)

症状が出るとのことなので注意したい。
潜伏期間が5~14日間と長いので、
忘れないようにしよう。

かまれているのを見つけたら無理にはがさず、医療機関を受診するよう呼びかけている。
(引用:朝日新聞)

とのことなので、マダニに噛まれたら
まずは病院へ行き、
適切な処置や治療を受けよう。

残念ながら、
「有効な薬剤やワクチンがない」が、
それでもマダニに噛まれたら
医療で必要とされる
処置と治療を受けるのは大切だ。

しかし、
同じ哺乳類のアライグマやネズミが
感染しても悪い症状が出ず、
元気に生きていることが
ニュースから知ることができる。

小さいけれども野生の動物は丈夫だ。

今のところ人以外の哺乳動物で症状は確認されていない。
(引用:朝日新聞)

とのことなので、人に生まれた以上、
マダニに噛まれたら、
病院にて必要な処置や治療を
受けることだけでなく、
もしもマダニに噛まれたら?
への備えも覚えよう。

ポイントは「なるべく肌を出さない」。

首にタオルをまく、
ソックスの中にズボンを入れる、
などの対応を。

マダニにも効く虫よけ材もあるので、
利用しよう。

ちなみにイノシシは、なんと、
マダニをお腹にびっしりつけても
生きているようだ。

そのため、イノシシが生息域の付近では
以下のような注意が必要らしい。

同県農業技術防除センターによると、田畑を囲むように獣害防止柵を立てるとイノシシが柵の外側を歩き、通り道にマダニが落ちている恐れもあるという。
(引用:yahoo 日本農業新聞)

最近のイノシシは
「柵の外側を歩く」らしく、
知らぬ間に紳士的になっていた。

本気で食べ物が欲しいなら、
突進してでも柵を壊して行きそうだ。

イメージ変わった。

イノシシ賢い。

そして、紳士的になったイノシシは、
どこで栄養を得ているのかは謎だ。

食べ物がなくて里に来たはずが、
紳士的に振る舞っている。

少なくとも福島県では、
マダニをお腹にびっしりと付けても
生きていられる程の栄養を得て
元気に暮らしているようだ。

マダニのニュースで
イノシシの消息を知ることとなった。

また、国立感染症研究所ホームページの
「一般の方向けのマダニ対策に関する
パンフレット」の説明では、
マダニは散歩中の犬なども
吸血するそうだ。

大切なペットが重い症状になったり
命を落とすことがないように、
犬や猫を飼う方も、
もしもマダニに噛まれたら?
への注意や備えが必要かと思う。

ただし、ペットの犬には
マダニ駆除の飲み薬があるそうだ。

 

 

マダニに噛まれたら我慢の連続。
なぜかマダニの取り方を覚える?
病院や犬に腹を立てない。

 


日本皮膚科学会ホームページ内の
一般の方向けの「皮膚科Q&A」にも
マダニについての記載が見られた。

「Q8 マダニ類に刺されないための
予防法は?」という項目で

咬着をみつけたら、虫体を破損させずに、ピンセットなどで引き抜いてみます。
引用:皮膚科Q&A

なんとマダニの取り方が書いてある。

咬着(こうちゃく)とは、
皮膚にかみついた状態のことだそうだ。
(コトバンクより)

ここに取り方が書いてある理由は、
おそらく、

咬着後24時間以内に虫体を除去すると感染率が低いといわれますので、
引用:皮膚科Q&A

のようだ。
病院を受診するのは、

虫体が一部でも
残存している可能性がある場合は、
後に症状をきたすことがありますので、
直ちに医療機関を受診して下さい。
引用:皮膚科Q&A

と記載があり、「必ず受診」でなく
何故か柔らかい表現になっている。

自分に嚙みついたマダニを
取り方を守って自分で取り、
残らなければ症状が出ないのだろうか?

ニュースで知った話と少し違う。

取り方を知っても上手く取る自信が無く
マダニが自分を噛んだままの状態で
慌てて皮膚科の病院で受診すると、
皮膚科の医師によっては、
呆れ顔で対応をされる事もありそうだ。

そこで、集めた情報を基にして、
マダニに噛まれたら
適切な処置と治療をしてもらうために、
病院を受診する際の
心構えをまとめることにした。

これを読んだ方の体調に
万が一があってはならないので、
「なるべく病院の力を借りる」という
方針で書いている。

〇マダニに噛まれて重い症状が
出る可能性を心配する。

〇同じ哺乳類のイノシシ、
アライグマやネズミは
マダニに噛まれても元気だが、
自分は人間だから
命が危ないかもしれないと
深刻な気持ちを持つ。

〇犬には飲み薬のマダニ駆除薬が
あるというのに、
人間用の薬などないという悔しさを、
見かけた犬に向けないよう注意。

〇「何を深刻になっているの?」との
態度をされても、
病院で腹を立てない心構えは必須。

〇皮膚科病院の受付で
「マダニに噛まれた」と申し出ても、
深刻に受け止めてもらえないならば、
厚労省の説明を見せる。
また、折を見て

厚生労働省 03-5253-1111(代表)

へ連絡を。
(携帯での連絡は場所にご注意を。)

マダニの季節に、
病院で腹を立てる人を見かけても、
「今の時期の日本の皮膚科の病院は
しょうがないのだ。」と
優しい心で見守ろう。

命の危険を感じている人だからだ。

もしも、そういった方を悪者扱いする
病院を見かけた場合にも、
病院に、厚労省の説明を見せよう。

可能なら上記へ連絡しよう。

マダニの危険性への考え方が
厚労省と著しく異なるだけだから、
細かい事ではないが気にしない。

予期しないアクシデントに対して、
命の心配をしながら
これだけの心構えを持つのは
至難の業だ。

しかし、近年の日本の夏の外出には
マダニがつきものなので、
多くの人に求められている我慢なのだ。

マダニの知識は
大いに役に立つことであろう。

皮膚科の病院、頑張れ。


厚生労働省と皮膚科病院のマダニに対する
温度差に腹を立てる方も
いらっしゃるだろう。

日本医師会のホームページでは、
一般の人向けに
マダニによる感染症について
「健康の森」というコーナーで説明し、
マダニについての
市民公開講座まで開いている。

私たちにはマダニの注意を
呼び掛けている。

ただし、医師会ホームページ内で
マダニについて検索すると、
医師向けのページには
記載がないと分かる。

日本皮膚科学会ホームページ内で
「マダニ」と検索すると
「キーワードは5文字以上で
指定してください。」と出た。

そこで、
「重症熱性血小板減少症候群」と
入れたが、結果は同じであった。

5文字以上だが、
5文字以上と認識しないようだ。

とにかく皮膚科病院の医師は、
私達が話題にしているマダニの被害を
知る可能性は低い。

日々忙しく頑張っている
皮膚科病院の医師ほど、
マダニ情報を知らないかもしれない。

だから、マダニについて
ここで知った方は、皮膚科の病院で
腹を立てないで欲しいのである。

静かに、一般の方向けのサイトを
お見せする準備をしておこう。

さらに、7月6日に開かれた
茨木健保険医協会の
茨城県南皮膚疾患カンファレンス2017
では、

虫による皮膚疾患
~トコジラミ刺症、マダニ刺症を中心に~
(引用:茨城県南皮膚疾患カンファレンス2017のpdf)

というのが行われているのを見つけた。

「マダニ刺症」で調べてみると、
製薬会社の説明などが見つかるが、
ニュースや厚労省が説明している
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
には触れていない。

さらに、「マダニ刺症」より前に記載の
「トコジラミ刺症」は、
命の危険はない。

この表記では、「マダニ刺症」に
命の危険があるとは、
勉強熱心で知識のある
皮膚科病院の医師でも思わないのだ。

冷静に処置と治療を受けに行こう。


<参考>(一部)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の説明(厚労省)
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html
国立感染症研究所の説明
www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
皮膚科Q&A
www.dermatol.or.jp/qa/qa19/q08.html
犬の飲み薬
n-d-f.com/nexgard/
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00010001-agrinews-soci&pos=1
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170712-00000000-mai-soci
www.asahi.com/articles/ASJDH63J4JDHUBQU00Z.html?iref=pc_extlink
www.monotaro.com/s/q-%83%7D%83_%83j%8B%EC%8F%9C/?utm_medium=cpc&utm_source=Overture&utm_campaign=B&utm_term=31035325&utm_content=sq&ef_id=WWMgKwAAAGfUawfG:20170712180447:s

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