イギリスのEU離脱はいつ?日本への影響や離脱理由をわかりやすく再確認!!

イギリスEU離脱が更に延期される
事となりました。

いつ離脱するのかというと、
10月末という事で現状は
予定されています。

その理由は移民問題やEU分担金が
挙げられます。

そして、イギリスのEU離脱は、
日本にも影響が大きくあると言えます。

少々わかりづらい、遠い国である
イギリスでの一大事ですが、
日本とイギリスは親密な友好国ですので
知らないままだと恥ずかしい思いを
するかも知れませんね。

このタイミングで、わかりやすく
一つ一つ再確認しておきましょう。

 

 

 イギリスのEU離脱はいつ?日本への影響は?

 

イギリスのEU離脱は日本から見ると、
一見すると何故、離脱するのか理由が
見えない問題です。

いつEUが離脱するのか?

日本への影響は、
どういった事があるのか?

何故離脱する事を決めたのか、
その理由は?

詳しく迫って行きましょう。

 イギリスのEU離脱はいつ!?

欧州理事会、
ドナルド・トゥスク常任議長
(役職は大統領相当)
はイギリスのEU離脱を
10月31日までに伸ばす事に
合意した事を発表しました。

しかし、
イギリス国内では離脱に関する
合意案を与野党協議で
承認出来ていない状況が続いています。

今回の延期はイギリス、メイ首相
EUとイギリスが様々な条件に関して、
合意を得ないまま離脱する
合意なき離脱」を避ける為に
EUに延期を要請した結果だと
言えます。

 イギリスのEU離脱による日本への影響!

イギリスの離脱は日本にも影響が
及びます。

 日本企業のイギリスからの撤退

現在、イギリスから日本だけではなく、
多くの企業が撤退を表明しています。

企業はイギリスの金融市場が今まで、
中心的な存在でいた為に残って
いました。

イギリスの免許を取得すれば、
EUのどこでもビジネスが
出来たのです。

それがEU離脱によって揺らぐ
可能性があると見て、現地企業を
続々撤退させているのです。

日本も例に漏れません。

既にホンダ2022年にイギリスの
生産工場を閉鎖する事を
決定しています。

 日本の金融業界の不安

先述した様に、
イギリスは金融のセンター的立ち位置。

EU離脱でそれが揺らぐと決まった
時に、日本だけでなく世界の銀行、
証券会社は拠点をイギリスから
変更しました

しかし、以下の様な問題が日本企業を
悩ませています。

・「合意なき離脱」が行われると、
新拠点に人員を急遽集めなければ
ならない
→イギリスとEUの交渉を考慮して
揃えている為

・口座がイギリスとなっている
複雑な法人の移行手続きを
行わないとならない

日本だけでは無く、多くの国が
イギリスのEU離脱に現時点でも
多くの影響を受けている事が
窺えます。

 

 

 イギリスにEU離脱の決断をさせた理由とは何だったのか?

 

そもそも、
イギリスは何故、EU離脱という道を
選んだのでしょうか?

その理由について見て行きましょう。

 イギリスにEU離脱の決断をさせた理由!

イギリスがEU離脱に踏み切った
理由は以下の様な事がありました。

移民の急増

シリア内戦で生じた難民対策

EUの分担金の配分への不満

右翼政党の扇動

この理由について少し詳しく
見てみましょう。

 ①移民の急増

イギリスは2000年代に、
EUに加盟したばかりの東欧から
移民大量に受け入れました

そんな中、2008年にイギリスで、
リーマンショック
影響で職を失った国民の中から
移民が職を奪っている
という不満が噴出しました。

 ②シリア内戦で生じた難民対策

EUはシリア内戦で生じた多くの
難民を保護する様に加盟国に
呼びかけました。

イギリスは多くの難民を受け入れ、
手厚い保護政策を行いました。

しかし、それは、
難民による治安悪化の不安、
保護政策の予算に対する不満が
国内での高まりをもたらしたのです。

 ③EUの分担金の配分への不満

EUでは、加盟国に予算に使用する
為の分担金を課していました。

その分担金は加盟国内の
発展途上国等に補助金として
割り当てられていました。

イギリスはその負担額が大きく
イギリス国民は自国の金が
他国に流れている事に不満を
覚えていました。

 ④右翼政党の扇動

イギリス国民の不満を高めていた
上記の問題を理由にイギリスの
右翼政党「イギリス独立党」は
EUからの離脱を扇動しました。

しかし、その扇動は、
EUから受けている様々なメリットや
離脱による海外企業の撤退の可能性等の
デメリットを伏せた内容でした。

この扇動の効果もあり、
イギリスの国民投票で離脱派が
多数を占める事になったのです。

この様に、
様々な離脱への理由が存在し、
それを右翼政党が後押しした結果、
イギリスは離脱への道を歩んだ
と言えます。

 

 

 まとめ

 

イギリスでは離脱が決定した直後、
国民投票のやり直しを求める声が
上がりました。

しかし、
以前の様な優位な位置に戻れないと
わかった今では、ダメージの少ない
離脱を模索しています。

RuRuhase

<参考サイト>
pwc Japan
BBC NEWS JAPAN
NHK NEWS WEB

おすすめの記事