ボリゾフ彗星が最接近2019/12/29!日本からの観測と衝突の可能性は!?

2019年、ボリゾフ彗星という天体が
太陽系に接近します!

太陽系外からやってきたという
この彗星ですが、日本からの観測は
可能か不可能どっち?

また、万が一衝突する可能性は
果たしてあるのでしょうか!?

そんな疑問にお答えしていきます!

 

 

 2019年!ボリゾフ彗星急接近!どういった天体?日本からの観測は!?

 

2019年に急接近するボリゾフ彗星は、
太陽系外からやってくる天体です。

残念ながら、高速で過ぎ去り、
4億キロしか近づかない為に、
日本からの観測は普通の望遠鏡では
無理だと言えます。

距離が離れている為に万が一の
衝突の可能性もかなり低いでしょう。

しかし、このボリゾフ彗星は、
少し面白いウワサがあったりします。

そんな、
ボリゾフ彗星の急接近に関して
更に詳しく見て行きましょう!

 ボリゾフ彗星2019年急接近に関する情報!

2019年、ボリゾフ彗星が地球に最も
接近するのは、12月29日です。

最接近した際の距離は、
2億9千万km以下だと
されています。

このボリゾフ彗星ですが、なんと、
2年前に発見された
オウムアムア」同様に
太陽系の外からやってきた
天体なのです。

それ故に今回の発見は、
天文学上で大きな意味を
持っています。

もしかしたら、太陽系外の事が
わかる可能性があるとなると、
かなり重要だという事がわかりますね。

そして、ボリゾフ彗星という名前は
ウクライナのゲナディー・ボリゾフ氏
によって発見された事から、
名付けられています。

実は、
このボリゾフ氏はアマチュアの
天文学者であり、偶然に
ボリゾフ彗星を発見したのです。

ボリゾフ氏はかなりの運がある
人物だと言えますね。

そんな、アマチュアの天文学者が
発見したボリゾフ彗星の2019年
接近ですが、日本からの観測は
可能なのでしょうか?

 日本から普通の観測は無理!2019年ボリゾフ彗星の急接近!

残念ながら、普通の望遠鏡を使って、
ボリゾフ彗星を日本から観測する事は
出来ません

理由としては、
ボリゾフ彗星の距離が約3億kmも
離れている事と、時速150万キロ
速さで過ぎ去る為に、普通の
天体望遠鏡での観測が困難な為です。

しかし、
以前に飛来したオウムアムアとは
違い、ボリゾフ彗星は組成が多い事と、
大きさがあり、光を強く発している為に
天文学者達からは多くの太陽系外の
情報を得られる天体だと考えられて
います。

観測期間が一年もあるという事なので、
天文学者達は今から観測を楽しみに
しているのではないでしょうか。

是非、面白い観測結果が出たら、
日本から観測できない私達に
知らせて欲しいですね。

 

 

 ボリゾフ彗星は衝突の可能性があるのか!?UFO説も浮上!

 

2019年に接近するボリゾフ彗星、
やはり気になってくるのは、
地球に衝突する可能性だと
思われます。

しかし、
現時点では、その可能性は低いと
言えます。

また、
このボリゾフ彗星は実はUFOでは
ないかというウワサが立っている
のです。

なぜそのような噂が立ったのでしょう?

ボリゾフ彗星の更なる情報に
迫って行きます。

 接近するボリゾフ彗星が地球に衝突する可能性はかなり低い!

接近するボリゾフ彗星が地球に、
衝突する可能性はかなり低い
言えます。

そもそも、ボリゾフ彗星は地球の
引力に引かれない程に速度が速く、
近づく距離も肉眼での観測が困難な
程に離れている為です。

急接近となると、
どうしても衝突するのかなと
心配になってしまいますが、
現状、その心配は杞憂だと
言えます。

では、
仮にボリゾフ彗星が地球に衝突する
事になると、かなりの大被害を
もたらすと言えるでしょう。

直径1kmの天体の衝突でも、
衝突で巻き上げられた様々なゴミが
地球を覆いつくし、太陽の光が
遮られてしまうのです。

ボリゾフ彗星の直径は16kmで、
この大きさの天体が地球に衝突すると、
地球上の人類は、ほぼ絶滅すると
考えられます。

恐竜の絶滅に関連していると
推察されている天体衝突の大きさが
直径10kmなので、ボリゾフ彗星の
大きさはそれ以上の被害を地球に
もたらすと仮定できるのです。

現状、ボリゾフ彗星衝突の可能性が
低くて本当に良かったなと思えますね。

 ボリゾフ彗星接近はエイリアン襲来の前兆!?

地球に接近しつつあるボリゾフ彗星
ですが、実はエイリアンの襲来
関連しているのではないかという声が
挙がっています。

理由は、2年前に接近した
オウムアムアにあります。

オウムアムアは、長さが400mで
鉛筆の様な細長い奇形と言っても
良い程の形をしており、
太陽から離脱する際に重力だけでは
説明の出来ない加速をした為です。

この事を受けた一部の天文学者は、
オウムアムアは太陽をエネルギーで
動く宇宙の帆船の様な物なのでは
ないかという仮説を立てました。

そして、
オウムアムアが過ぎ去ってから
2年という短い期間で太陽系外からの
ボリゾフ彗星が接近した事で、
ネット上を中心にオウムアムアが
呼び寄せたエイリアンのUFOなのでは
ないかという声が上り始めたのです。

しかし、
欧米の天文学者のチームはこの仮説を
否定しています。

オウムアムアが太陽から離れる際に
加速したのは、ガスの効果であり、
宇宙船という訳では無く、
オウムアムアは完全な自然天体だと
したのです。

他にもオウムアムアは、
太陽光の圧力のみで加速できる推力を
得られる細かい穴が開いた氷塊だった
のではないかという説もあります。

しかし、
あまりにもオウムアムア観測時は
その細さと暗さが災いし、
詳細がわからないまま、
太陽系を通過してしまったのです。

オウムアムアという、
貴重な太陽系外からの天体観測を
逃してしまった故に、
今回のボリゾフ彗星接近は、
またとないチャンスだと言えます。

エイリアンのUFOという、
可能性は低いと言えますが、
何か驚愕の事実がわかる事に
期待をしてしまいますね。

 

 

 まとめ

 

2019年に接近するボリゾフ彗星の
日本からの観測は衝突の可能性が
低いだけではなく、地球から離れた
位置にあるのとあまりにも速過ぎる為に
困難だと言えます。

しかし、同じく太陽系外から来た
2年前のオウムアムアとは違い、
ボリゾフ彗星はより多くの新発見が
見つかる可能性が高いのです。

エイリアンじゃないにしても、
もしかしたら太陽系以外にも
生物がいる可能性があるという
新発見があったりするかも
という期待膨らみますね。

RuRuhase

<参考サイト>
NATIONAL GEOGRAPHIC
朝日新聞

おすすめの記事