芸人としてだけでなく俳優や脚本家としても才能を発揮しているバカリズムさん。
そんなバカリズムさんですが、もともとはコンビだったのをご存知でしょうか?
バカリズムさんはコンビとしての名前を、ピン芸人となった現在でもそのまま使っているそうです。
では、相方は今どうなっているのでしょうか。
どのような理由で解散をしているのかも気になりますよね。
詳しく調べてみましたのでご覧下さい。
バカリズムの相方は今!
ピン芸人として活躍を続けるバカリズムさん。
元々は相方がいたとの事ですが、今は解散をしています。
まだコンビとしてブレイクする前の事なので、知らない人が多いかもしれないですが、どのようなコンビだったのか気になりますよね。
当時の相方とはどのような方なのでしょうか。
また、今はどのような生活を送っているのでしょうか。
詳しく見ていく事にしましょう。
コンビとしてのバカリズムとは?
「バカリズム」はもともとコンビ名でした。
コンビとしてのバカリズムは1995年に結成されました。
現在は、升野英知(ますの ひでとも)さんお一人で活動されていますが、当時の相方の名前は、松下敏宏(まつした としひろ)さん。
バカリズムさんとのコンビ結成のきっかけは、当時通っていた専門学校日本映画学校の授業でコンビを組んだ事だったそうです。
当初は「きくらげ」のコンビ名で、命名やネタ作りは松下敏宏さんが主導権を握っていたそうですが、その後は「バカリズム」のコンビ名で、現バカリズムの升野敏宏さんが主導権を握って活動していたといいます。
どちらかが主導権を握った方が、コンビとしてはやりやすいのかもしれないですね。
現バカリズムの升野敏宏さんは現在44歳。
松下敏宏さんは一つ年上の45歳との事で、当時はツッコミを担当していたようです。
バカリズムの相方は今!
バカリズムの相方松下敏宏さんは、引退後芸能界とは全く関係のない一般の社会人として働いていたようです。
過去の映像や写真がメディアに取り上げられる事がありますが、芸能界を引退しているので、松下敏宏さんの部分はモザイク等で編集がされているそうです。
松下敏宏さんはその後復帰もしていませんし、現在も一般人として生活していると思われます。
しかしながら、今でも後輩のお笑いライブを観に行く事があるのだとか。
お笑い自体を嫌いになったり、周囲との仲が険悪になったわけではなさそうですね。
2019年8月には、エレキコミックのやついいちろうさんが稲川淳二さんの怪談ライブを見に行った時に、終演後の会場ロビーで松下敏宏さんとバッタリ再開したといいます。
お二人は約15年ぶりの再会だったとの事ですが、どんな会話を交わされたのでしょうね。
バカリズムの解散した理由の真相は?
コンビとして奮闘していたバカリズムですが、やがて解散の時を迎えます。
コンビ結成から約10年後の2005年の事でした。
どのような理由で解散となったのでしょうか。
解散後も、「バカリズム」というコンビ名を残し、升野英知さんがピン芸人として活躍されていますが、敢てそのままの名前を残したといいます。
それにはどのような背景があったのでしょうか。
ここではその真相に迫ってみたいと思います。
バカリズムの解散した理由の真相は?
コンビとしてのバカリズムが解散した理由は、松下敏宏さんから引退の申し出があった事だったといいます。
芸人を引退して普通に働きたかったそう。
思うように売れず、迷走していた時期だったといいます。
売れていないと生活は苦しいですし、30歳を目前にしてそのような考えが出てくるのは自然の事なのかも知れませんね。
また、売れない事をお互い相方のせいにしていたという事もあるそうです。
コンビ仲があまり良くなかったという可能性も高いですね。
バカリズムさんは、その引退申し出を止めることなく2005年に引退を受け入れ、解散することになりました。
バカリズムさんの人生のターニングポイントは2006年 の「R-1ぐらんぷり」の決勝進出の時だったといいます。
当時30歳。
それまで10年間コンビでやってきて、30歳になる1日前くらいにコンビの最後の仕事を終えてたのだそう。
30歳になった直後は、ピン芸人となり仕事ゼロの状態だったといいます。
その翌年の2月にR-1ぐらんぷりの決勝に行く事ができ、その時がターニングポイントになったという事です。
解散後のキャラクターの確立に悩んでいたのかもしれないですね。
バカリズムさんは、コンビ解散の予兆に気付いていたといいます。
「相方、そろそろ見切りつけようとしてるな」
と感じ、早い段階で自分1人のネタを作り始めていたそうなんです。
コンビの最後の仕事がライブだったのですが、何と、そのライブの折り込みチラシにはバカリズムさん1人の単独ライブのチラシを入れてたそうなんです!
本当に用意周到ですよね。
解散後のR-1ぐらんぷりにはプレッシャーもあったようです。
結果的には決勝まで進む事が出来ましたが、コンビ解散というと悲壮感が出てしまう。
それが嫌だったので、払拭するためには早めにコンビ以上の結果をピンで残す事が大事たと思ったとの事。
その大きなプレッシャーに打ち勝って結果を残したという事なので、ピン芸人としてやっていく事についての本気さが伺えますよね。
バカリズムの名前を残した理由は?
バカリズムさんは、松下敏宏さんから辞めたいという話をされた時に、
「解散という形にしちゃうと僕もゼロからやらないといけない。
コンビで積み上げてきたものもあるし、僕自身は何も変わらないから、脱退という形にして『バカリズム』という母体は残すから」
と話したそうです。
バカリズムの「コンビでバカリズムやってて、相方が辞めるとき解散すると芸歴リセットされて後輩に頭下げるのが嫌だからバカリズムって名前を残している」とか「宣材写真は何年も使うものだから当時のオシャレをしても年を追うとダサくなるからスーツで撮影した」みたいな理由がしっかりしてるとこ好き
— パウルマン先生 (@bounoo) October 9, 2017
この事はSNSでも話題になっておりますが、いかにも論理的なバカリズムさんらしい発想ですよね。
ピン芸人になった事でキャラクターとして「これがバカリズムです」と打ち出しやすくなったといいます。
コンビだと2人いることでイメージが分散してしまう事もあるのだとか。
ピン芸人になってからは、1年目からテレビでネタを披露する機会が与えられ、トントン拍子でブレイクしました。
バカリズムさんといえば「トツギーノ」の紙芝居ネタ。
それで一気に名前が知れ渡ったといっても過言ではありませんよね。
お笑い界では、『バカリズム方式』という言葉があります。
それは、コンビ解散ではなく、脱退という形を取る事を意味するそうです。
実際にコンビ・バッドナイスの内田英輔さんが今年に入って芸人を引退しました。
バッドナイスから内田英輔さんが脱退する形で、相方の常田功さんはバットナイス常田という名前のピン芸人として活動を続けており、正に『バカリズム方式』だと言われているのだそうです。
このようなところでコンビ名が使われるのも、珍しいケースですよね。
今後のお笑い界での一つの形として定着するかも知れないですね。
まとめ
バカリズムさんは過去に「バカリズム」という名前のコンビで、1995年から約10年間活動されていました。
しかしながら2005年に相方の松下敏宏さんから、解散の申し出がありました。
理由は、一般人としての生活を送りたいという事だったといいます。
コンビ仲が良くなかったのでは?といった噂もありますが、その真相は分かりませんでした。
バカリズムさんはその解散の申し出を受けますが、コンビとして積み上げてきたものを無くしたくないとの強い意向から「脱退」という形にして、ピン芸人バカリズムとして活動を続けました。
コンビとしては難しかった、キャラクターの確立にも成功し、現在は芸人としてだけでなく俳優や脚本家としてマルチに活躍されています。
今後も注目していきたいですね。
参考サイト
excite.ニュース
Wikipedia
楽天WOMAN