塚原光男と嫁・千恵子のパワハラ!?体操でムーンサルトを編み出した男の経歴や評判は!?

今、18歳若手ホープの勇気ある告発に
世の中が大注目している。

体操女子世界選手権の代表候補である
宮川紗江選手が、日本体操協会・女子強化
本部長であり、あの塚原光男氏の嫁である
塚原千恵子氏のパワハラを訴えたのだ。

なぜこのような展開になったのだろうか?
一連の流れをチェック!

又、伝説のムーンサルトを生み出し、
体操界の権威とも言える塚原光男氏とは
どんな人物なのだろうか?

その経歴や評判にも迫る。

(以下、敬称略)

 

 

 塚原光男と嫁・千恵子が仕切る体操界にパワハラ問題勃発!?

 


現在の体操界は、塚原光男とその嫁である
千恵子が仕切っていると言っても
過言ではない。

何故なら、日本の体操競技を統括する
「日本体操協会」の副会長と
女子強化本部長を夫婦で務めている
からだ。

そんな体操界の権威である塚原光男と
パワハラ騒動当事者の嫁・千恵子は、
なぜ非難されているのか?

今回は一連のパワハラ騒動について
まとめてみよう。

一方で、塚原光男はあの有名な
「ムーンサルト」を生み出した人物
としても有名な元体操選手だ。

現在は渦中の人物となっているが、
そもそもの経歴や評判、ムーンサルトが
生まれた経緯も気になる。

文章後半で調査しよう!

 パワハラ騒動の一連の流れは?


今回のパワハラ騒動は、宮川選手を指導
する速水コーチが、宮川選手への暴力行為
で無期限登録抹消という処分を受けた事
がきっかけだった。

そして、その処分に抗議したのが、何と
暴力被害者である宮川選手だったのだ。

宮川選手は「コーチへの処分が重すぎる」
とした上で、逆に協会側の塚原千恵子から
パワハラを受けていたと告発。

宮川選手がパワハラを感じたのは2年前。

その頃に「2020東京五輪特別強化選手制度」
がスタートしたが、強化方針が不明確
だった為に宮川選手は申し込まなかった。

すると塚原千恵子から
「申し込まないと五輪に出られない」
と脅迫めいた電話がかかってきた。

また、同制度に申し込まなかった事で
トレーニングセンターの使用も制限された。

更に、今回の速水コーチの暴力問題に
関しても、宮川選手を速水コーチから
引き離し、塚原夫婦が立ち上げたクラブ
に入れるのが目的であり、これも
パワハラだと考えているようだ。

関連記事:
塚原千恵子は夫婦でパワハラ体操!辞表と朝日生命?

 宮川選手の言うことは「全部嘘」!?


今朝、この一連のパワハラ騒動に対して
報道陣が副会長の塚原光男を直撃。

すると塚原光男は、穏やかな表情では
あったものの「全部嘘」と漏らした。

詳細については話さず、プレスリリースで
発表するとしたが、宮川選手の話を嘘だと
考えているという事は、全面的に
嫁・千恵子を擁護する方針だろう。

しかし、当事者の嫁・千恵子は現在も
無言を貫いている状況だ。

これに対して、今朝放送の「とくダネ!」
にコメンテーターで出演した古市憲寿氏は

「全部嘘っていう発言はひどい」

「嘘って言い切ってしまったところに
協会側の傲慢さみたいなものが透けて
見えた」

と批判した。

何が「全部嘘」なのかは、今後の
プレスリリースや会見で明らかになると
思うが、嫁である千恵子が告発された事で
塚原光男は内心気が気ではないだろう。

 

 

 ムーンサルトを編み出した塚原光男ってどんな人?

 


体操界の一連の問題で注目を浴びている
塚原夫妻。

確かな情報が無い中では、日本体操協会の
派閥の闇がクローズアップされがち。

しかし、元はといえば二人とも元体操
日本代表であり、素晴らしい成績を
残した人物だ。

特に塚原光男はあの月面宙返り
「ムーンサルト」の生みの親でもある。

実際に塚原光男がどんな経歴や評判の
持ち主で、どのようにしてムーンサルトを
生んだのか等、意外に知らない情報を
調査してみた。

 塚原光男はムーンサルトの開発者!


現在70歳の塚原光男。

日本体育大学体育学部在学中から体操の
才能が開花し、
1968年メキシコオリンピックに出場。

その後は一度「河合楽器」に入社し社会人
となるも、1972年ミュンヘンオリンピック、
1976年モントリオールオリンピックと
続けて出場し、オリンピック3大会連続出場
を果たした。

更にミュンヘン以降の鉄棒では、
2大会連続で金メダルを獲得するなど
輝かしい成績を残した人物だ。

更に塚原光男が凄いのは、自ら新技を
開発してしまうところ。

跳馬では「ツカハラ跳び」を生み出し、
鉄棒では「ムーンサルト(月面宙返り)」
を開発。

ムーンサルトに関しては、トランポリンの
「ハーフ・イン・ハーフ」という技を見て
これを鉄棒に応用できないか?と考えつき
夜な夜な練習を重ねて開発したそうだ。

初めてムーンサルトを披露した
オリンピック会場ではアンコールが
鳴り止まず、

「神技」「宇宙遊泳」

と表現されたという伝説もある。

関連記事:
塚原千恵子の評判と経歴!若い頃と息子と病気?

 塚原光男の評判は?


新技を複数開発するなど体操界では
伝説の男だった塚原光男だが、
プライベートではメキシコオリンピックの
女子体操代表選手だった千恵子と結婚。

息子の塚原直也も体操で金メダルを獲得し
日本初の「父子金メダリスト」という
栄光を掴んだ。

現役引退後は指導者としても活躍し、
2009年にはスポーツ選手の勲章とも言える
紫綬褒章を受章。

2012年のロンドンオリンピックでは
日本選手団の総監督も務めるなど、
多方面から信頼を勝ち取っている。

自己主張が強く周りと衝突する事も多いと
言われている妻・千恵子と比べると、
穏やかで信頼できるというイメージが
あるようだ。

今回の「全部嘘」発言で、そのイメージに
傷がつく事となってしまうのだろうか…。

 

 

 まとめ

 


今回は、日本体操界のパワハラ騒動と
塚原光男の経歴を中心にまとめた。

どの会社にも絶対的権力を持った上層部は
存在するもので、どこからがパワハラかを
判断するのは難しい問題だろう。

実際、プロスポーツ界にいない筆者から
見ると、これが酷いパワハラなのかは
正直なところわからない。

ただ、宮川選手のように将来有望な
若手ホープが潰れていく事だけは
避けて欲しいと願っている。

miya

<参考サイト>
livedoor news
Wikipedia
スポニチ

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