2018年は台風の当たり年!
先日、観測史上初の5日連続
台風発生を記録したばかりだが、
現在日本付近には台風19号と台風20号
の二つの台風が発生している。
今後の進路予想はどう見られている
のだろうか?
気象庁が出す予想図を見て
被害に備えよう。
2018年は当たり年!台風20号発生!その進路予想は?
18日、2018年20個目となる台風20号
が発生した!
名前は「シマロン」だ。
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今後どのような進路が予想されている
のだろうか?
子供の学校や、会社の仕事も
台風の度に心配になってくる。
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進路予想図や勢力をチェックしよう。
また、2018年は台風当たり年と言われており
その発生スピードと個数に注目が集まって
いる。
過去の観測記録と比べてどのような状況
なのだろうか?
文章後半では、気になる台風19号と
台風20号との進路予想の重なりに注目。
予想図上ではダブル上陸の可能性は
あるのか!?
2018年台風発生数について
異常なほど多くの台風が一気に発生して
いる印象の2018年。
過去と比べるとどうだろうか?
今までの年間台風発生数NO.1は
1967年で39個だ。
しかし、年中発生していたわけではなく
7月~9月の間に発生が集中していた。
来月も今月と同じペースで台風が発生
すれば、2018年に観測史上最高記録を
塗り替える可能性もある。
また、8月の台風発生数で見ると
2018年は8個目。
現在の最高記録は1960年と1966年の10個
だが、発生スピードから見て、2018年はその
記録を上回るのでは?という予想が
立てられている。
2018年の台風事情がこれからどうなるかも
注目だ。
次は、気になる台風20号の最新情報を
確認しよう。
台風20号の進路予想と勢力
まず、台風20号の勢力から説明しよう。
20日3時時点では、
中心気圧992hPa、最大風速25m/s、
最大瞬間風速35m/sとなっており、
マリアナ諸島近海を北西に進んでいる。
今後もこのまま西寄りに北上しながら、
今週後半23日(木)24日(金)辺り
西日本への接近や上陸が予想されている。
まだ予報円がかなり大きいため、
今後進路が変わる可能性はあるそうだ。
しかし、今回の台風20号の場合、
日本の気象庁・米軍・ヨーロッパの
気象機関全てが西日本に接近上陸する
進路を予想している。
しかも、主に四国、中国地方中心である。
西日本豪雨災害のダメージを受けている
地域なだけに、この情報は見逃せない。
十分な台風20号対策が必要だと言える。
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台風19号と台風20号は重なる?予想図は?
台風20号が日本に接近・上陸しそうだ
ということは前章で説明した。
ここから先は、現在日本に接近中の
台風19号と台風20号との重なりを
進路予想図で見ていこう。
台風19号も日本列島へ接近する予想図が
発表されていたが、今回はダブル上陸で
被害が拡大する可能性もあるのだろうか?
現在の台風19号の状況は?
まずは、現在の台風19号の位置や勢力に
ついて触れたい。
台風19号は、現在父島付近にあり、
中心気圧は955hPa、最大風速40m/s、
最大瞬間風速60m/sと勢力を強めて
西北西に進んでいる。
当初の予想進路は東西に幅があったが、
今は完全に西寄りに変わっている。
明日21日(火)には奄美地方に接近すると
見られているため、奄美、九州南部の方は
注意が必要だ。
一方で、中国地方や四国地方への
上陸可能性は少なく、西日本豪雨の
二次被害は避けられそうである。
台風20号への懸念が残るものの、
ひとまずは安心した方も多いだろう。
台風19号と台風20号の進路を比べると…
そんな台風19号と台風20号の予想図を
比べてみると、台風19号は奄美地方、
台風20号は中国・四国地方と若干ルートが
ずれている予想図が出ている為、
一箇所に壊滅的なダメージを与えることは
ないと見られている。
しかし、発生タイミングも非常に近く、
日本列島を通っていく事は間違いないと
見られている為、今週は二つの台風の
影響で広範囲に渡って天気が崩れること
が予想される。
急な進路変更に備え、こまめに予想図を
チェックして注意して頂きたい。
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まとめ
今回は、新しく発生した台風20号の現状と
台風19号とのダブル発生についてまとめた。
似たような進路を辿る台風が一気に二つ
発生するのも中々見ない光景だ。
台風に関して様々な記録が更新されそうな
2018年。
被災地で不安な日々を過ごす方々の為にも
早く台風の季節が過ぎ去る事を
祈るばかりだ。
miya
<参考サイト>
気象庁
ウェザーニュース