センター試験バンザイシステムとは?【河合塾】【駿台】信憑性を調査!

こんにちは。

毎年1月といえば
大学入試センター試験が
開催されますよね。

駿台や河合塾のような予備校で模試を
受けると志望校の合否判定や
合格率を測定できますが、
センター試験版として
バンザイシステムというものがあります。

バンザイシステムとはどのようなもので
信憑性はあるのか調べてみました。

 

 

【駿台】センター試験におけるバンザイシステムとは?【河合塾】

 


大学受験で志望校のレベルに対して
自分が今どのレベルに達しているのかを
測る指標として駿台や河合塾などの
予備校が主催している模擬試験がある
のは多くの方がご存知だと思います。

バンザイシステムとは河合塾予備校に
よる、センター試験の自己採点から
合格可能性を判定するシステムの
ことです。

ちなみに駿台では、
インターネット選太君という名称で
センター試験に関する同様の
システムを公開しています。

バンザイシステムの由来とは合否判定が
A判定(合格可能性80%以上)の時の
画像がバンザイしていることだそうです。

本来の模擬試験の結果は紙ベースで
結果が返ってきましたが、
バンザイシステムではネット上で手軽に
調べることができる点でとても便利な
ツールです。

ネットで検索できるため、
大量の受験者のデータを元に、地域、
志望系統、入試科目といった条件を選択
することで、受験生全体における自分の
レベルや合格可能性の高い大学等を
調べることも簡単にできます。

河合塾の業務改革システム部長の
土井氏は、2015年にバンザイシステムを
支えるクラウド基盤について講演会を
開いており、教育界におけるITの
在り方について語りました。

2018年以降は高卒者数が本格的に
減少する見込みだということで、
ITによってそういった
学力のサポートやリードを
進めていくようです。

合格率判定だけでなく災害対策など
サービスを増やしていくようです。

 

 

バンザイシステムの信憑性について

 


バンザイシステムの信憑性については
ネット上で高評価のようです。

データの精度や信憑性を決める上で
大きな要因の一つとして母集団が
あります。

合否判定システムも万能ではなく、
あくまでも合否判定の推測システムです。

大学受験は全国の学生と学力を競争する
わけですから、比較する学生の
サンプルが多いほど、判定結果の精度は
高くなります。

河合塾や駿台は昔からある老舗の予備校
ですから、過去の学生の学力のデータが
大量に蓄積されています。

例年の傾向や本年の傾向など、
複数のファクターから判定結果を導いて
くれるでしょう。

駿台と河合塾でシステムの名称が
異なりますが、基本的な内容は同じだと
思ってよさそうです。

あとは、受ける大学のレベルによっても
使い分けが異なると思います。

勝手な偏見ですが駿台の方が河合塾
よりもレベルの高い学生が集まる印象が
あります。

偏差値とは母集団の分布から、どれだけ
離れた位置にいるかを知るための
相対評価的指標なので、全体のレベルが
高ければ普通のレベルの人が
低い偏差値で出ることも当然ありえます。

たとえば理系と文系の大学の偏差値を
比較すると理系の偏差値の方が低めに
出ます。

理系は数学、物理、化学など
受験科目数が少なく、かつ皆それが得意
なので、高得点を取る人がたくさん
いれば、偏差値のばらつきは極端に
出にくくなります。

得点の分布にもよりますが、
おそらく偏差値50付近の学生が
増えます。

文系の場合は勉強する人と
そうでない人が幅広く存在するので
偏差値の高い人と低い人も極端に
出てきます。

東大や京大のようなレベルの高い大学を
受験する集団の中で自分はどの位置に
いるのかを知りたければ、駿台が扱って
いるインターネット選太君を利用し、
そうでなければ河合塾の
バンザイシステムを利用すればいい
のではないかと思います。

どちらにせよ信憑性は高いと思っていい
と思います。

まとめ


いかがでしょうか。

筆者もよく偏差値で一喜一憂して
いましたが、数字で見る相対評価は
そこそこにしておいて、どの問題で皆が
つまずいたのかといった分析をする上で、
とても役立ちそうなツールだと思います。

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