千葉時代とは?チバニアンが地球史に決定濃厚!地層の場所はどこだ!?

〇〇時代と言えば貴方は
何を思い浮かべるだろうか。

実は6月からの争いにそろそろ決着が
つきそうなのである。

今、話題の千葉時代とは?

チバニアンが地球史に決定が濃厚という
おめでたいニュースや
千葉時代を指す地層の場所などについて
調べてみよう。

 

千葉時代とは?チバニアンが地球史に決定?

 


千葉時代とは?

察しのいい皆さんなら
薄々、感づいている方もみえるだろう。

どうやら、6月からの争いに
そろそろ決着が着きそうなのである。

このまま順当にいけばチバニアンが
地球史に名を遺すことになるのだが
まずは
千葉時代について詳しく紹介しよう。

千葉時代とは?


知っている方もいるかもしれないのだが
2016年の6月から
日本とイタリアの2チームで
地質学でいう
およそ77万~12万6000年前の
時代の命名権を争っていたのである。

イタリアチームでは「イオニアン」
日本チームは「チバニアン」
を推していたのだ。

千葉時代とは「チバニアン」の
日本名であり、このまま国際学会の
発表が覆らなければ2018年には
千葉時代(イタリア名:チバニアン)
の誕生となるのである。

更に、この「千葉時代」とは
日本で初めて地球史に名が残る偉業を
成し遂げた言葉となるのだ。

チバニアンが地球史に決定って?


では、どの様にチバニアンが地球史に
決定するのかを説明させて頂こう。

地球史の名前を決定するに為には、
該当する年代の境目のある地層を
それぞれの国の研究チームが
国際地質科学連盟に申請するところ
から始まるのである。

各チームから申請された地層から、
その年代の見本となる基準が
決定することで地名に由来する地球史の
名前が決定となるのだ。

そこで、日本チームからは
「チバニアン」
イタリアチームからは
「イオニアン」
が申請となったのである。

それに伴い、各国の専門家が集った
作業部会が
「チバニアン」、「イオニアン」
について、どちらがその時代の基準地に
ふさわしいか審査した結果、
2017年11月10日を期限とした
投票の結果「チバニアン」が
作業部会全体の6割以上の支持を得た為
候補地として選ばれたのであった。

正式に承認されるまでに3回に分けて
審査があるのだが、今までに作業部会の
決定が変わってしまった事は、ほぼなく
今回の投票によって事実上
「チバニアン」が地球史の名前の決定に
なったのである。

 

千葉時代の地層の場所はどこにあるの?

 


さて、ここまでくると千葉時代の地層の
場所についておおよその検討が
ついている方も
多いのではないだろうか。

前述したが、地球史の名前の由来は
地名に由来しているのである。

「チバニアン」の日本名は「千葉時代」
そう、
千葉時代の地層場所は千葉にあるのだ。

詳細な場所を言うならば
千葉時代の地層は千葉県市原市となる。

千葉時代の地層の特徴としては
前述したが地質学でいう
およそ77万~12万6000万年前の
地球史を指すのである。

「第四紀中期更新世」と呼ばれ、ネアンデルタール人や北京原人が生きていた年代。約77万年前は地球の磁気が南北で逆転する現象が最後に起きた。
引用:産経ニュース

この磁気が逆転している現象を
見つけたのが茨木大学などの
日本の研究グループになるのだった。

また、千葉県の市原市に住む住民などは
小さな頃から魚釣りや川遊びをしていた
場所が千葉時代と呼ばれる地層の
あるところだとは思わなかったなど
驚きを隠せない様子であった。

このイタリアと日本に存在している
千葉時代の地層だが
イタリアと千葉は9800km以上
距離が離れているのである。

更に時差は8時間もあるのだ。

 

そんな遠く離れた距離に同じ地球史の
歴史である地層が目視できる場所に
存在していると思うと何だか不思議な
気分になってこないだろうか。

同じ地球に住んでいるのだから当たり前
なのかもしれないが、少しだけロマンを
感じてしまうのだ。

HARU

参考
//sankei.com/life/news/170607/lif1706070019-n1.html
//iza.ne.jp/kiji/life/news/171113/lif17111314170017-n1.html

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