ハイパーポピュリズムとは何か?簡単にわかりやすく説明します! 

こんにちは。

ハイパーポピュリズムとは云々といった
話題を筆者は普段あまり耳にしませんが、
意味を知れば誰もが、納得すると思い
ます。

ハイパーポピュリズムとは何か簡単に
ご紹介しつつ、別の記事でご紹介して
いる近代ナショナリズムについて関心を
持って頂けると幸いです。

 

 

簡単に言うとハイパーポピュリズムとは何か?

 


簡単に言うと、ハイパーポピュリズム
とは行き過ぎたポピュリズムという意味
です。

ハイパーとは何かというと「物凄い」と
いう意味で、スーパー、ウルトラと
いった序列の上にあります。

誰かが誇張するために名付けた造語
なので、なぜスーパーポピュリズムでは
ないのかという起源については
触れません。

ポピュリズムとは何かといえば、
簡単に言うと、大衆に迎合して人気を
煽る政治姿勢のことで、割と普通に
行われていますね。

選挙活動では国民の支持率を高める
ために聞こえの良い政策を宣言して後で
達成できなかったということは、
よくあります。

もちろん詐欺をするつもりがあったので
はなく、達成できるに越したことは
ありません。

ですが、政治活動を実際に行うためには
政治家として当選しなければならない
ため、段階的に誰もがポピュリズムを
意識または無意識的に選挙戦略に
取り入れています。

そうすることで他の立候補者の中で
目立った典型的な例が米大統領選挙時の
ドナルド・トランプ氏です。

国民が不満に思っていることをネタに
することで関心を集めるため、ある意味
民主的かもしれませんが、行き過ぎた
ポピュリズムはリードする立場である
指導者がリードされる結果を招きます。

 

 

ハイパーポピュリズムを作り出した利害関係者達

 


ハイパーポピュリズムは行き過ぎた
ポピュリズムのことだと述べました。

ハイパーポピュリズムとは一部の無知な
国民(テロリスト)を利用する考え方
だと感じます。

簡単に言えば本来の政治は、
国益と国民の利益を天秤にかけて、
両方を発展させていくことが大切です。

そこには何か思想があって長期的な
施策が必要ですが、それを実行するに
あたっては数々の障害があります。

政治とは、何か意思決定が必要になる
集合体の中にある力の相対関係(権力)
を治める働きがあります。

力に相対関係があるのは利害関係がある
ためです。

そして一旦、相対的な関係が
出来上がれば、強い者は強いままで
いたいため、保守的になりますし、
お金をたくさん持っているため、自分の
立場が脅かされる要素は徹底的に排除
する心理が働きます。

政治を行うためには選挙で当選する必要
がありますが、政治そのものの本質が
権力の強さ関係から出来ているため、
不祥事でも起こさない限りは強い者は
ずっと強いままでいることになります。

強い者は強い者と結びつき団結し、
自らを保守するからです。

選挙活動では国民に嫌われると支持率が
低下し政治家になれません。

すると多くの人が一旦ポピュリズムに
なります。

最初に述べたように国益と国民の利益の
天秤のうち、後者が強く出過ぎている
のでハイパーポピュリズムと呼ばれて
いるのでしょう。

日本には色々な主義を持った党が存在
して、それぞれに思想があります。

政治活動には思想と利害関係があります。

権力争いで負けたら政治家は仕事を
失ってしまうのと同じですから、
政治家や国民から嫌われることは
避けなければなりません。

政治家が政治家を職業と捉えている
限りは、このハイパーポピュリズムは
これからもずっと残り続ける主義だと
思います。

そして国民の中でも政治に興味や関心、
知識が浅い人達は、短期的なメディアの
煽りに対して敏感に炎上します。

それは知識が浅く分からないことに
不安を覚えるためです。

一番の問題点はハイパーポピュリズムに
発展してしまったことよりも、その根源
にある世事に対しての関心が意欲的
でなくなってしまった一部の国民の状況
でしょう。

政治に参加しなくても、なんとなく生活
できてしまっている人達は、これからも
なんとなく政治家を批判し、
知らないうちに色々なことが変化
していくことに適応するしかありません。

まとめ


いかがでしょうか。

何事にも相対的な関係はありますが、
利害関係があるからこそ成長してきた
という側面もあります。

炎上する民意が、本当に自らが
導き出した答えなのか政治家と協力した
報道メディアからの教育の成果なのか、
そもそも困惑している政治家当事者が
作り出した結果がハイパーポピュリズム
なのかもしれません。

SAT

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