福田純一事務次官の経歴と家族!週刊新潮女性記者の音声データは本物??

先日、森友問題の不祥事が判明した
財務省にまた不祥事が発覚した。

週刊新潮のweb版、デイリー新潮に
財務省の福田純一事務次官による
女性記者へのセクハラ発言が
あった音声データが公表されたのだ。

財務省の福田純一事務次官はその疑いを
真向から否定したが、
「また財務省か」との思いを抱いた人は
少なくなかった筈であり、もし真実なら
彼自身の経歴と家族に暗い大きな影を
落としかねないが、その真実は?

 

一流の経歴の福田純一事務次官による問題の音声データの内容は?そして彼の家族構成は?

 


2018年4月13日、週刊新潮ホームページ
「デイリー新潮」に於いて、
財務省の福田純一事務次官による
女性記者へのセクハラ音源となる
音声データが発表された。

福田事務次官もまた、一流の経歴と
家族もある立場にいる故に、
今回の週刊新潮による報道があった
事自体、脇が甘いと言われても
致し方ないとの声は大きいだろう。

しかしその週刊新潮による
「女性記者へのセクハラ疑惑」が
あったとされる音声データの内容は、
女性記者の音声がテロップのみという
信憑性に欠ける物であり、なぜこの様な
物で福田純一事務次官の経歴と家族に
傷を付けようとしたか、疑問が残る。

福田純一事務次官は、森友問題における
文書改ざん問題で、財務省に対する
信頼が揺らぐ中での
自身の疑惑の報道に対し、
「不徳の致すところ」としながらも
職務を継続する気構えと、与野党で
高まる更迭論に屈さない気概を見せた。

ここで、今その渦中にある
福田純一事務次官の経歴と家族に
ついて述べる事にする。

福田純一事務次官の経歴とセクハラ疑惑の波紋!


福田純一事務次官は岡山県出身で、
その経歴は神奈川県の湘南高校卒業後、
東京大学法学部を経て、旧司法試験に
合格の上、現在の財務省である大蔵省に
入省するという、
エリートそのものの経歴である。

入省後もキャリアを積み重ね、下記の
役職を歴任する事となる。


2009年 財務省大臣官房参事官
2011年 財務省主計局次長
2014年 財務省大臣官房長
2015年 財務省主計局長
2017年 財務事務次官

正に順調に経歴を積み重ねて来たと
言ってよく、
同期には自民党の衆議院議員、
片山さつき氏のほか、
森友問題で辞任に追い込まれた
佐川宣寿氏もいる。

また福田純一事務次官は、
予算編成のトップとして、他の省庁の
肩書が上位の人とも交渉出来る立場で、
どの省も彼が納得する予算編成で無いと
こじれると言う程の権力があった。

それだけに週刊新潮が女性記者に対する
セクハラ発言の音声データの発表で
明らかになった事実を受けて、
自民党幹部は自発的に辞任をしなければ
後に尾を引きかねないという、
事実上引導を渡す発言をしている。

だが福田純一事務次官は、週刊新潮が
発表した音声データの内容のやり取りを
女性記者と行った記憶は無いとして、
事実と異なる報道をされた名誉棄損で
週刊新潮を訴えるとの所感を明らかに
しており、他人事というスタンスでは
無い。

もしも女性記者へのセクハラ発言が事実
ならば、当然ながら事務次官の席を
追われる事になるので、当然本人も
あってはならないとしている。

福田純一事務次官の家族構成は?


福田純一事務次官の家族は
配偶者がある事は知られており、
彼の嫁が高石邦男元文部事務次官の娘で
お見合いによる結婚であった。

嫁は、元全日空の事務局で働いていたが
彼との結婚後は専業主婦となる。

ちなみに、福田純一事務次官と嫁が
結婚した直後、リクルート事件で
嫁の父、高石文部事務次官も関係した
リクルート事件が発覚した。

なお、家族構成上の子供については
確かな情報がどこにも無く、
その存在も判っていない状況である。

普通ならば結婚も想定される30歳前後の
子供がいても不思議では無いが、
もし福田純一事務次官の家庭がその様な
物だとしたら、この疑惑が本当ならば
彼自身だけでなく、彼の家族の
妻や子供の将来にまで暗雲が立ち込める
ことは間違い無かった筈だ。

そこで財務省は週刊新潮が明らかにした
女性記者へのセクハラ発言の音声データ
の内容の調査を、どの様に進めていく
方向にしたのか?

 

福田純一事務次官の音声データの真相解明!週刊新潮他女性記者への協力とは?

 


財務省の意向を明らかにする前に
福田純一事務次官の意見をもう一度
確認すれば、上記の通り彼は事実無根と
主張しており、それなりの経歴を持ち
家族もいる一人の大人として当然という
内容である。

週刊新潮は音声データを公開しているが
その音声データからは、その相手が
本当に女性記者かどうかも不明であり、
福田純一事務次官本人もまた、
女性記者に対しセクハラ発言をした
認識は無いとの事である。

彼の立場上、積み上げた経歴と
家族の為にも威厳を保ち、必要とあらば
週刊新潮に対しても一歩も引く訳には
いかないであろう事は想像出来る。

しかしそれでも、しつこく真相究明を
せざるを得なかった財務省であったが
その女性記者へのセクハラ発言の
音声データもある事実を確かめる為、
とった方法は以下の様な物である。

福田純一事務次官セクハラ疑惑の財務省の解明方法とは?


麻生太郎財務相は、福田純一事務次官が
無実を主張しても、
彼の経歴と家族がどうなるかに関わらず
本当に被害者がいないかどうかを調べる
必要があるとし、週刊新潮以外の
女性記者にも協力を呼び掛ける他、
財務省で顧問弁護士による調査を
続行させる方針であり、
当然ながら費用も省が負担する。

しかし、財務省の調査方法には
批判もあり、社民党の福島瑞穂氏は
この女性に対する要請は
恫喝とも受け取られかねないと述べた。

その他に、協力を依頼された
週刊新潮以外も含む女性記者が、
財務省が依頼した弁護士に連絡をする
取り決めに対し、捜査の中立性と
配慮に疑問の声もあった。

科学的に解明された福田純一事務次官セクハラ疑惑!


2018年4月16日には、音声データの声が
福田純一事務次官である事が
「95%以上同一人物の可能性がある」
という報道がなされた。

だが、TBSテレビの番組「ビビット」で
その音声データが日本音響研究所に
よる声紋鑑定で、その声が彼の物で
あった事は間違い無いのだが、別々の
場所で録音された事が会話以外に
聞こえる音声の解析で判明し、


「異なるシチュエーションでとられた
録音をつなぎ合わせている可能性が
あります」

引用:事実を整える

という鈴木創所長のコメントで
事実が明らかになった。

つまりこの音声データは、上述の
女性記者のコメントと合わせて
つぎはぎで作られた偽物と確信出来る。

しかし官邸は、福田純一事務次官が
週刊新潮との係争に入るのは
確実な事から、財務省の指揮を執る事は
不適切と考えた為か、彼を更迭する
方向を示した。

一流の経歴を積み上げた彼に対し、
恐らく家族もまた無念を味わっているで
あろう事は間違い無い。

本人の弁の様に「反省の上で緊張感を
持って職務に取り組んでまいりたい」と
思って職務を遂行しても、週刊新潮と
女性記者だけでなく女性議員の信用をも
取り戻す事は難しいだろう。

家族への負担と経歴に対する傷の深さは
計り知れない。

 

まとめ

 


週刊新潮による、福田純一事務次官の
女性記者に対するセクハラ疑惑の
音声データの信憑性が明らかになった
事で、財務省は彼の処分に
慎重になっている。

セクハラ問題に詳しい雪田樹理弁護士は
財務省の号令で被害者とされる女性記者
の協力が得られるかは疑問であり、
協力の申し出が得られなくとも
福田純一事務次官の容疑は晴れた事には
ならないと指摘している。

他の議員も相応の経歴と家族がある故、
この手の報道には戦々恐々と思われる。

編集後記

 


麻生太郎氏も、音声データの声の主は
福田純一氏だろうと認め、被害者と
されている女性記者に是非名乗り出て
頂き、第三者の弁護士等を立てて、
解決したいと述べている。

一方、福田純一氏は、恥ずかしながら
夜にお酒を嗜むお店に行く事もあり、
そういった場所で、女性スタッフ達と
その様な「言葉遊び」をした事もある
と、コメントしている。

確かに、清廉潔白な男性などは存在せず
TPOをわきまえて、適切な場所で料金を
支払い、ストレスを解消するのは当然の
事である。

そして現代は、スマホアプリ等を使用し
素人でも簡単に隠し録音が出来る時代に
なっている。

もしも、その様な音声を編集して、
福田純一氏を陥れようとしたのならば、
これは立派な犯罪である。

今後の真相究明が待たれるところだ。

その後すぐの辞任に関しても
お時間があればチェックして下さい。

福田純一事務次官の辞任とマスコミの情報操作!

福田純一事務次官と女性記者とテレビ朝日と週刊新潮!報道なしの理由!

<参考サイト>
毎日新聞
Wikipedia

おすすめの記事