福島第一原発事故のわかりやすい説明!原因と現状や住人への影響を簡潔にマトメます!

東日本大震災から6年です。

震災の揺れに伴う被害だけでなく、
津波、福島第一原発事故の被害が
とても大きかったこともあり、
多くの人が考えさせられた震災でした。

今回は、事故のわかりやすい説明、
原因と現状や住んでいる人たちへの
影響についてです。

 

 

福島第一原発事故のわかりやすい説明と原因について

 


東日本大震災のあった年度に
生まれた子どもたちは、
この春に小学校に入学ですね。

色々な話を理解できる年齢です。

あらためて、わかりやすい説明で
振り返るのにはいい時期ですよね。

福島第一原発事故の
原因や現状や影響について、
科学的専門のお話よりも、
地方在住の一般市民の視点から
お話しますね。

福島第一原発事故の原因


この福島第一原発の事故の原因は、
わかりやすい説明として簡潔に言うと、
想定外の大地震と巨大津波に襲われて、
原子炉を冷却する非常用発電機が
動かなくなった事が原因である
とされています。

更には地震によってタンクに亀裂が
入った事が原因で放射能漏れが起きたと
されています。

改めて言うのもおかしいですが、
そもそも、あの日起こったのは、
東日本での大地震でした。

福島第一原発の事故は、大地震と
大津波による2次災害でした。

ですが、事が深刻であった為に、
地震そのものの被害はあまり
取り上げられず(私感です)
福島第一原発の事故関連の事案
ばかりが目立ったように感じました。

そして、粗悪な東電の対応をみて
これは人災であるとまで言われ。

人災という視点から見れば
原因は東電にあったと
言ってしまえば簡単ですが、
なにも元通りには戻りません。

普段は、
誰もが平穏に生きているわけで
想定外の不測の事態に合い
加害者になってしまう可能性は
誰にでも有るのでしょうね。

因みに、
福島第一原発の事故のレベルは
「レベル7」(※)と言われて、
チェルノブイリと同じ深刻さ
なのだそうです。
(※国際原子力事象評価尺度)

そして、
文章よりもデータの羅列の方が
よりわかりやすいでしょうから
簡単に挙げておきます。

・死者1万5893人
・行方不明者2553人
・震災関連死3523人
 (非難中の体調悪化等の原因死)
・避難者数12万3168人
 (ピーク時34万7000人)

 

 

福島第一原発事故後の人への影響と現状

 


続いて、避難区域について、
わかりやすい説明をと思います。

福島第一原発の周辺に
お住まいだった人たちにとって、
生活への影響は大きなものでした。

現在も12万3千人もの方々が、
日本全国へ非難したままです。

被災した3県(岩手・宮城・福島)の
仮設住宅で生活している方々は
3万4千人もいらっしゃるそうです。

避難区域などに指定されたりした方々は
奪われた生活の基盤をどうするのかなど、
大いに悩まれたことと思います。

現状を受け入れるだけでも
大変なことです。

チェルノブイリの事故では、
避難のために移住した人の負担が
明らかになってきていました。

それでも、人への影響や安全を考え、
福島第一原発事故後の対応では、
その時よりもさらに厳しい基準で
避難する場所が決められていました。

2012年4月1日には避難区域を
決め直しました。

この中で、放射線量がわりと多いよ、
とされた地域は「帰宅困難区域」と
呼ぶことになります。

年間積算放射線量が50mSvを超えると
された場所です。

この帰宅困難区域を除いた
多くの自治体における避難指示は、
今度の年度の変わり目で
解除予定なのだそうです。

現状は確実に変わってきています。

風評被害と現状


事故の直後は、水道水や食べ物に
放射性物質が含まれていることが
明らかになり、
多くの人が心配になったりしました。

安全だと分かって来ていても、
その心配を引きずってしまう人も
中には出てきたり。

このように、風評被害という言葉が
福島第一原発事故の後にまた出ました。

福島の生活と復興にとって、
この風評被害は大きな足かせです。

しかも、風評被害の期間、
なんだか結構長くないですか?

これは放射能汚染というイメージが
安全確認の情報よりもインパクトが
強い為でしょうね。

そして更に、この福島第一原発事故は
隠蔽事件も同時に大問題となり、
国の機関からの発表に対して
国民が疑心暗鬼になってしまった
事も影響していると私は感じます。

「福島の食べ物は安全ですよ」
っていう、お知らせを信用できずに
いる人は、まだ大勢いると思います。

被害に合いながら残された方たちは、
家族や友人、財産や思い出、故郷など
全てを失くし、人生をゼロから
作り直すという、苦しい現状が
続いておられる事でしょう。

直接関係のない私のような者も、
このことを忘れずに、
理解しようとする努力を続ける事が
大切なのでしょうね。


www.rdpc.or.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/070242
www.rdpc.or.jp/kyoudoryouri100/ryouri/07.html
matome.naver.jp/odai/2137838659485710201
www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/130314_01a.pdf

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