北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、
上空通過の可能性がある
広島、愛媛、高知、島根に
PAC3、すなわち
航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイルが
新配備場所として追加された。
2017年最新のPAC3配備状況、
地元住民の声も合わせて
記載したいと思う。
PAC3とは？2017年最新配備状況＆配備場所！
2017年、北朝鮮弾道ミサイル発射に
備え、配備状況＆配備場所を
まとめたいと思う。
2017年のPAC3、
配備状況＆配備場所の前に
まず、PAC3を解説したい。
PAC3（パックスリー）とは、
米国製の地対空ミサイルである
「パトリオット」に改良を行い、
北朝鮮の弾道ミサイル迎撃に特化させた
地対空誘導弾の通称である。
弾道ミサイルを海上の
イージス艦が撃ちもらした場合、
高度10数kmの地上近くで迎撃する。
ミサイルの発射機には最大16発の
迎撃ミサイルが搭載可能で、
複数の目標を同時に
迎撃できるとされている。
ただし、地上近くで迎撃する為、
大気圏外で迎撃するイージス艦に比べ、
防護できる範囲が書き枯れる。
日本の弾道ミサイル防衛は、
海上のイージス艦、
陸上の迎撃ミサイルであるPAC3が
配置場所から迎撃するという、
2段階で備える姿勢となっている。
最初に発射をキャッチするのは、
アメリカの早期警戒衛星であり、
この情報をもとに、
おおまかな発射方向や発射場所などが
割り出され、日本海に展開している
海上自衛隊のイージス艦が
追尾を開始する。
イージス艦には高性能レーダーがあり、
大気圏外を飛行するミサイルを
捉えることができる。
万が一、日本に落下する場合
SM3という迎撃ミサイルで
撃ち落とすことができる。
イージス艦が撃ち落としに失敗した場合
PAC3が配備場所から地上近くで
迎撃する態勢となっている。
2017年8月12日の配備状況は、
PAC3の部隊は全国に17あるが、
2017年最新配備場所である
中国・四国地方の
陸上自衛隊の駐屯所には未明から
PAC3部隊が到着し、配備場所である
広島、愛媛、高知、島根へ配備された。
気になるのは詳しい配備状況、
配備場所ではないだろうか？
2017年配備状況＆配備場所を
より詳しく解説したい。
PAC3の配備場所として
広島愛媛高知島根！住民の声は？
PAC3の配置場所は
広島県の海田市（かいたいち）、
愛媛県の松山市、高知県の高知市、
島根県の出雲市、計4ヶ所である。
広島、愛媛、高知、島根に在住の方は
弾道ミサイルが通過するだけでも
恐怖を覚えるだろうし、
万が一破片などが落ちて惨事が
起きたらと思うと気が気でないだろう。
広島、愛媛、高知、島根、
各地域の住民の声はPAC3配備への
安堵の声もあるが、
やはり弾道ミサイルへの
不安を伺えるものが多い。
高知県の男性は、
「高知に配備してくれたことは、
ある意味ありがたい。感謝せにゃ
いかんという気がする」と。
だが、こうした声よりも
不安や恐怖の声のものが多かった。
広島県海田市の女性は、
「原発の日の式典で核兵器廃滅や
平和のメッセージを発信したばかり
なのに、お盆も心安からに過ごせない」
そう語っていた。
島根県出雲市の男性は、
「北朝鮮は本当に撃ってくるだろう。
島根にミサイルが落ちてくることは
ないと思うが、もしPAC3を撃てば
破片が落ちてくるのではないか」と
心配そうに語っていた。
愛媛県松山市の女性は、
「小中学校に通う2人の子供がいるが、
子供しかいない時にミサイルが
落ちたらと思うとこわい。」
「地震に対する知識や訓練の経験は
あるがミサイルには
どう対応すればいいのか」と
不安そうな様子だった。
何事もないのが一番だが、
広島、愛媛、高知、島根の住人の方々を
PAC3には守ってもらいたい。
まとめ
ここ最近北朝鮮が悪い意味で
過去より増して活動的である。
日本だけでなく世界中の人々が
脅威と感じている、また残念だが、
脅威と感じていなくても
これから感じるようになるだろう。
日本政府だけではなく、
各国の早急な対処が望まれる。
Hina
//headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170813-00000040-san-soci
//mainichi.jp/articles/20170813/k00/00m/040/125000c
//mainichi.jp/articles/20170812/k00/00m/010/068000c
//kotobank.jp/word/PAC3-190425
//www3.nhk.or.jp/news/html/20170812/k10011097571000.html
