ネットカフェ難民の現在の生活費や食事の実態と女性難民の存在!その生き方の理由は何なのか!?

ネットカフェ難民の問題が、
現在でも解決の意図が掴めないままだ。

住居も見つからず、毎日の生活費や
食事代を稼ぐだけでも精一杯な人達が
最後の砦とばかりネットカフェに縋り、
常駐したまま、ネットカフェ難民化する
人が、増えている。

ネットカフェ難民は意外な事に、
若い女性に増えているとの事である。

何処にその理由があるのか?

 

ネットカフェ難民の現在の暮らしぶりとは?生活費や食事の内訳は?また、女性が増えて来たその理由とは?

 


ネットカフェ難民の現在の暮らしぶりの
実態は、どの様な物だろうか?

毎日の生活費の現状と
食事代の稼ぎ方は?

生活費の概要と、毎日の食事ぶりとは?

一見、ネットカフェ難民とは
無縁に思える女性にも、
ネットカフェ難民化している
理由がある。

現在、女性のネットカフェ難民が
増えて来た、その理由とは?

ウィキペディアによると、
ネットカフェ難民と言う造語が本格的に
登場したのは2007年1月28日放送
『NNNドキュメント』
「ネットカフェ難民漂流する貧困者たち」
と言う番組からで、新語・流行語大賞に
選ばれている。

その後、現在まで11年もネットカフェ
難民がいる事になり、ネットカフェ難民
は、現在も増え続けている。

東京都が発表した調査によると、
2018年1月現在、都内のネットカフェ
難民は、1日当たり4000人に上る。

その7割近い約3000人の多くが現在、
非正規雇用者等、不安定な生き方を
強いられている。

既に知られている様に、ネットカフェは
「カフェ」とは言え、パーテーションで
仕切られた、極めて狭小ながらも
プライベートな空間を確保出来る様に
なっており、シャワーやドリンク、食事
等々のサービスも充実している。

ネットカフェ側は難民と呼ばれる人達を
あえてターゲットにしていると言える。

会社のリストラや派遣切りに遭った事で
充分な生活費が稼げなくなり、
食事代も含め、ビジネスホテルやサウナ
より安いネットカフェに駆け込む人が、
男性に限らず、女性にも増えた。

安く済む方に進むのは自然な流れだが、
ネットカフェ難民の1ヶ月の生活費は、
普通に自宅で暮らしている人達とさほど
変わらない事に気づかされる。

食事代は普通に三食かかり、衣類の洗濯
代の他、滞在費も他の施設より安いとは
言え1ヶ月換算すると、男性と女性間で
生活差がある事を考慮しても、普通の
アパートの家賃と同程度に並ぶ。

生活費を切り詰めたくても難しい理由が
そこにある。

アパートを借りる為に必要な敷金や礼金
も貯められず、仕方なくネットカフェ
生活をするしかないと、
悪循環に陥る人も、現在では多い。

更に、ネットカフェ難民の最大の問題は
「住所が無い事」である。

住所が無い為に行政からの生活保護申請
を受けられず、運転免許の取得も難しく
銀行口座も開設出来ないと、身分証明が
無い為、生活に関わる大半の事が出来ず、
もぎ取られてしまう現実が立ちはだかる。

ネットカフェ難民生活から抜け出せない
現実が、何の理由も無く罰ゲームの様に
襲って来るのが、現在の実情だ。

食事も安く済ませようとする為、
食事の栄養バランスも偏ってしまう。

その為ネットカフェ難民の特徴として、
「ジャージ姿で小太りな格好の人」と、
挙げられる事もある。

容姿や美容に拘りたい女性にとっては
天敵の様な特徴だ。

ところが現在、ネットカフェ難民に陥る
女性が多く、若い女性に増えている。

それには、幾つもの理由があった。

 

ネットカフェ難民に陥った女性達。その陥った現在の理由は?

 


ネットカフェ難民に陥ってしまう女性が
多いのが、現在の特徴である。

しかも、理由の有る無しに関わらず、
ネットカフェ難民に陥る女性は現在、
若い女性に多い。

本来なら、働いて稼いだ給料から生活費
等を引いて、洒落たファッションや食事
にお金を費やし、全うな理由を持って
暮らしたいと、誰もが夢見るだろう。

しかし現実は、生活費を切り詰め、
質素な食事を強いられてしまっている。

J・SPAによると、
女性がネットカフェ難民になった理由と
して挙げられるのが

「遠距離恋愛でお金が無いから」
「給料だけでは暮らして行けない」
「恋人に家を追い出された」

と、男性よりも切実だ。

非正規社員の割合が女性に多い為、
就職氷河期時代に当たってしまった
女性がネットカフェ難民として
暮らしざるを得ないのが、
現在の状況でもある。

全く異なる理由として
「出会いを求めたい」と言う理由も
存在する。

「彼氏と別れて寂しいから」
との理由で、いきなり個室に飛び込んで
添い寝を強要し、追い出された
と言う女性も、報告されている。

いかなるネットカフェ難民にも共通する
のが「孤独」と言うキーワードになる。

ネットの出来る下でSNSを駆使すれば、
人と繋がれる時代に孤独を強要され、
また、孤独な人を求めている現状が、
ネットカフェの中で現在、起きている。

無常で理不尽なリストラや派遣切りは、
いかなる情も感じさせずに、
粗末に人を切り捨てる行為である。

また、大切な人と別れた事で、独りで
いる事の不安や寂しさを痛感する人も
多く存在する。

「孤独になる」と言うキーワードで両方
が結ばれるが、更に両方に共通するのが
「他人へ対する無関心」でもある。

 

まとめ

 


ネットカフェ難民から脱出する方法は
これと言った物が現在も見つけられず、
自分の力で上がるしかないのが現状と
言うのは、只でさえ普段の生活に
疲れている人達に、更に加重を加える
罰ゲームの様なものである。

抜け出せない現実を、所詮他人事だと
眼を瞑って知らないふりをして行くと、
やがて自分にも降りかかると言う危惧は
感じていた方が良いだろう。

Nabesama

<参考サイト>
ウィキペディア
日本経済新聞
J・SPA

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